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2005年4月29日 (金)

美輪さんの友情に感謝

bungakumiwa

4月21日、全国の書店の店頭に『薔薇族』の復刊第1号が並んだ。下北沢北口駅前の博文堂書店にも10冊ほど置いてある。
一度、廃刊になった雑誌が復刊になるという例は出版界では皆無に等しいそうだから、ぼくという人間は、これまた“運”がいいとしかいいようがない。
復刊第1号の目玉は、なんといっても編集長であるぼくと美輪明宏さんとの対談だろう。
3月からの「黒蜥蜴」(くろとかげ・三島由紀夫原作)の稽古に入る前のたった1日だけの休日を使って、ぼくとの対談を実現させてくれたのだ。
(株)メディアソフトの社長さんも気を使ってくれて、目黒の雅叙園のロイヤル・スイートルーム(1泊30万円)を借りてくれた。
人間落ち目になるとしょぼくれてしまう人が多い。こんなときこそ、パリっとしなければいけないと、本当は印刷屋に少しでも借金を払わなければいけないのだけれど、なけなしのお金をはたいてスーツを新調して、対談にのぞんだのだ。
できれば二人っきりで本音で話をしたいと思っていたのだが、なんと『薔薇族』の発行元の社長さんから、経理部長の女性、社員の面々5、6人が美輪さんを一目見たいとずらりと並んでいるではないか。
ぼくが質問するまでもなく、美輪さんはとぎれもなく、2時間たっぷりおしゃべりしてくれた。
復刊第1号には、美輪さんとの対談の頁はカラーで20頁もついやして掲載されている。そして5月21日の7月号にも後編が載ることになっている。
美輪さんとの対談が掲載されるというので取次店の印象もよく、部数も多く書店に流してくれたし、普通だとこの手の雑誌は置いてくれないような、お堅い本屋さんまで店頭に置いてくれたようだ。
美輪さんの友情には感謝の言葉もないが、美輪さんに助けられての船出と言っていいだろう。
廃刊になったとき、ひとりの読者から「自分の帰るべき家がなくなってしまったようだ」とメールをもらった。ぐさっとくるような言葉だったけれど、多くの人たちのご支援で復刊できたことは、これ以上の喜びはない。
いつまでも雑誌を出し続けていかれるように、ぜひ、書店でお求め下さい。ぼくのホームページからも購入できますのでよろしく。


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