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2005年6月20日 (月)

全部の『薔薇族』を並べてみたい!

bunryu

この写真は、『薔薇族』を創刊号から100号までをずらりと並べて、創刊100号の記念号を出したときの写真では。

サングラスをかけたあぐらをかいているヤクザっぽい男が藤田竜君、遊び人だ。とのとなりに正座しているのがマジメ人間のぼくだ。

まったく性格の相反する二人が一緒になって作ってきた『薔薇族』。意見がまったく対立してしまうこともあったけれど、性格の違いが雑誌を面白くしたのかもしれない。

最初の25冊までの表紙絵は藤田竜君の作品。抜群のデザインセンスで、創刊号などは34年前の作品とは思えないぐらいで、ひとつも古さを感じさせない。

そのあとは大川辰次さん、三島剛さん、長谷川サダオさん、吉田カツさん、木村べんさんなどが書いている。こうしてみると『薔薇族』は表紙絵だけを見ても、ゲイの文化を作ってきたなという思いにさせられる。

吉田カツさんの作品は1点だけだったが夜なんか部屋に置いておくと怖いぐらいの顔だと言われたこともあったっけ。

長谷川君の表紙は3冊しかない。この頃の絵と、晩年の作品とでは、ずいぶん作風が変わってしまっている。

木村べんさんが表紙絵を書くようになって『薔薇族』らしさが出てきたのではないだろうか。男の匂いがプンプンで、健康的で。

創刊号から382号までの全部を並べてみたいなという気持ちにもさせられてくる。表紙というのは雑誌の顔だから、表紙を見ただけで、雑誌の性格が分かってくるというものだ。

復刊『薔薇族』は表紙に写真を使い、内容をべたべた表紙に刷り込むというぼくのもっとも嫌いな表紙になってしまったけれど、今までのイメージを変えるためには仕方がないことかも知れない。

藤田竜君は修善寺にひっこんでしまった。次から次へと、この世を去っていく仲間たち、ぼくひとり残されてしまったけれど、500冊の『薔薇族』を出し続けて並べるまでは、なんとしても頑張りたいものだ。

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コメント

私は私が英語のあなたと伝達し合うことができるかどうか知ることを望む。私は仕事で実際に興味深いの 長谷川サダオ 私はあなたの答えを待っている leauf@yahoo.com ありがとう、 Evian Fernandez Garcia


投稿: | 2006年7月16日 (日) 23時26分

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