なぜ叙情画の画家にゲイが多いの?
かわいい少女の絵を描く叙情画家のほとんどがゲイだということ。なぜ、男の好きな人が少女を描くの?と不思議に思うかも知れない。
『薔薇族』の表紙を長いこと書いてくれた内藤ルネさん。ルネさんは中原淳一のお弟子さんで、『ジュニア・それいゆ』などで活躍されていた。もちろん先生の中原淳一さんもゲイだった。
『薔薇族』を発行していた第二書房から昭和48年(1973年)に発行した、栗浜陽三写真集『褌遊』(こんゆう)の著者、栗浜陽三さんは抒情画家として有名だった藤井千秋さんだ。
京都に住んでいた栗浜陽三さんは、ご自分でもボディビルをやっていたから、関西に住むビルダーや、大学のスポーツマンをモデルにして、京都の美しい風景をバックにして、ふんどし姿の男たちを撮っている。画家でもあったから、逞しい男たちの写真は、一枚の絵を見るようで構図もバッチリと写し出している。
高畠華宵さんは、美しい少女も描いているが、少年たちも描いている。
女性のファッションデザイナーも、フランスでも、イタリアでも有名なデザイナーはゲイだ。もちろん日本でも。
ゲイの人は女性の要素を内面に多く持っている人たちだから、自分が女になったら、こんな美しい洋服を着たい、女性になったらこんな美しい少女になりたいと考えている人たちだ。 女の好きな男が、女性の洋服のデザインなど考えられるわけがないのだから・・・。
竹久夢二さん何回も結婚しているから、女好きだと思うかもしれないが、僕は絶対ゲイだと確信している。竹久夢二さんのことは、もう少し勉強してから書こうと思っている。
男であっても繊細な女性的な神経の持ち主だからこそ芸術家になりうるのだと思う。ゲイだから、すばらしいファッションデザイナーになれるわけだし、抒情画家にもなれるというものだ。
『内藤ルネ展』は、7月1日から本郷の弥生美術館で開催され、恐らく『薔薇族』の表紙も展示されるに違いない。
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コメント
たしかに!ゲイの画家は女性から見てもありえないほど
に美しく可愛らしく女と云うものを、お描きになりますもの・・ 不思議なほどに。
投稿: momo | 2010年10月24日 (日) 11時38分
いやぁ感性がするどいだけだと思いますよ…
女になりたい男=ゲイ は偏見ですよ
投稿: nnn | 2009年9月16日 (水) 13時23分