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2005年7月 8日 (金)

共産党も「赤旗」も変わりました!

akahata

1976年の出来事ですから、もう29年も前の話です。共産党の市会議員の人が渋谷のホモ旅館「千雅」でロッカー荒らしをして逮捕され、渋谷警察の留置場にほうりこまれてしまったのです。

共産党の機関紙「赤旗」は、9月9日の日曜版に6段抜きで「党にかくれ二重生活=失踏=窃盗容疑のA」と大きく報道しました。

当事、ぼくはその記事を読んで、あっけにとられてしまいました。泥棒したことが悪いことなのに、ホモであることを糾弾する記事だったからです。

「Aは失跡した7月16日以前は表面まじめに議員活動をしていましたが、他面、私生活ではいわゆるホモの習癖がある二重人格者でした。
・・・党にかくれて赤坂、新宿などの盛り場で深夜喫茶店に出入し、そこで知り合った友人と男同士のいかがわしい関係をつづけるという、きわめて異常、異質な二重人格的な私生活をつづけていたのです。」

ホモは異常でも、変態でもないと言い続けてきたぼくにとってはつらい話で、「赤旗」を非難する一文を書きました。

29年がたち、時代も変わり、共産党も変わり、「赤旗」も変わりました。読者のひとりから「赤旗」にこんな記事が連載されているよと電話がかかってきて切抜きを送ってくれたのです。彼は「赤旗」の編集局に電話を入れてぼくの存在を知らせてくれたようで、女性のTさんという記者から電話がかかってきたのですが、すでに連載は終わっていたので、残念ながら参加できませんでした。

「ともに生きる=同性愛者の人権を考える」というタイトルで5回に渡って連載されています。

1回目はレスビアンの奥さんの話。2回目はゲイの大学生の話。3回目は宮崎県都城市が全国で初めて同性愛者の人権尊重を明記した条例が施行され、1周年を迎えたという話。4回目は、NPO法人アカーの活躍の話。5回目は「その社会の成熟度は、ハンディを背負った少数の人たちの人権をどう守っていくのかということに表れています。」という立教大学教授、浅井春男さんの話でしめくくっています。

あとから編集局のTさんから掲載された「赤旗」が送られてきました。今までじっくりと読んだことはありませんでしたが、新聞としてもよく出来ているので驚きました。

世の中、変わってしまったと実感させられた出来事でした。

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