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2005年7月28日 (木)

老いては子に従え!

barazoku2005-9

ネットなんて、まったく触ったこともないぼくが、昔のままの400字詰の原稿用紙に2枚か3枚書くと、息子の嫁さんがネットに入れて(?)くれるのです。

  だんだん読んでくれる人が増えて、何百人にもなっているなんて聞かされると、面白くなって書いています。その反面、こんなものをみんなが読んでいるから雑誌が売れない時代になってしまったんだと嘆きながらです。

  ぼく自身は画面上では、どんな風になっているのか、まったく知らないで書いているんですから、自分でも何がなんだか分かりません。それでも何百人かの人が読んでくれているということは、どこかいいところがあるのかと思って書き続けているのです。

  先日、上野のメディアソフト(『薔薇族』を復刊してくれた会社)で、復刊5号の編集会議に出席きてきました。お茶一杯出ないのは分かっているから、ビルの隣の店で「おーいお茶」なんかを買い求めて、ビルの9階にある編集室の椅子に座ります。みんな若いやつばかりで、70を過ぎたのはぼくひとりだから、休みなしで3時間も4時間も会議が続いたんでは、くたびれてしまって、たまったものではありません。それに夕方になってくると、会議に出ていなくたってねむくなってしまう。

  ぼくは本当に本を必要としている、ネットなんかできない年配者に読者のターゲットをしぼるべきだと思うけれど、若い連中は若い人にターゲットをしぼって、雑誌をつくっているようです。

  「老いては子に従え」というから、若い連中に従って、あまり口を出さないようにしてはいます。

  みんな頑張り知恵を出し合っているから号を重ねるごとに活気が出てきて、誌面が充実してきていることは事実です。これで売れ行きが伸びてくれれば言うことはありません。

  廃刊前の『薔薇族』の書き手のほとんどをはぶき、新しい書き手を集めて雑誌を作っていますから、手にとって読んでくれさえすれば、『薔薇族』は変わったな、内容がよくなってきたなということをわかってもらえると思う。

  ぼくが担当しているゲイ・バァのマスターとのインタビュー記事も、オープンする3時間前くらいからじっくり話ができると、本音を聞き出せますが、オープン1時間前からではすぐにお客さんが入ってきていい話を聞けなかったり・・・。

  ネットに負けないためにも、じっくりと本音を引き出して読んでて面白い、いい記事にしたい。そう思って書き続けています。

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