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2005年9月 4日 (日)

骨董という麻薬にとりつかれて。

soba

 中原淳一さんのお弟子さんで戦後、『ジュニアそれいゆ』などで大活躍した、内藤ルネさん。

ぼくは昭和46年(1971年)に『薔薇族』を創刊した頃、ルネさんの住む千駄ヶ谷のマンションにお邪魔したときに、お茶を出してくれたのですが、そのお茶碗がちょっと違うので「これはどういうお茶碗なのですか?」と聞いたのです。

「このお茶碗は江戸末期につくられたものでおそばのつゆを入れる、そばちょこというものなんです」と。

ぼくはすっかり、そばちょこに魅せられて教えられた骨董屋さんで、ひとつ買い求めたときから、骨董という麻薬にむしばまれてしまったのです。

それが美術館を造るまでに、はまってしまったのだから、われながら驚きというしかありません。ぼくに豊かな感性と、美意識を授けてくれたルネさん。ルネさんは「ロマンの泉美術館」の名誉館長になってくれています。

美術館のオープン当事に、「新潟日報」の夕刊のエッセイ欄「晴雨計」に、毎金曜日、連載した原稿をまとめて『扉を開けたら=ロマンの泉美術館物語』という一冊の本にしました。その本の序文にルネさんは、「大いなる温かさを持つ人と、巡りあった幸福」という一文を寄せてくれています。

復刊『薔薇族』の10月号に、この7月に修善寺に内藤ルネさんを訪ねて、文豪ゆかりの名旅館「菊屋旅館」の静かな部屋で、ルネさんを招いて、3時間以上も今まで聞けなかった話をお聞きして載せました。

「私の黄金の6年間について話しましょう」というぼくが聞き手のロングインタビューです。11月号にも佳境に入った話を連載しますが、これは女性にもぜひ読んでほしいのです。全国どこの書店でも注文すれば取り寄せてくれますが、店頭で買いにくいのであればhttp://www.barazoku.jp/buy_guide.htmlよりご注文を)

7月号と8月号は、美輪明宏さんとのロングインタビューが載っています。これもぜひ読んでください。

『扉を開けたら』は少しだけ残っていますのでサイン入りでおゆずりします。ご希望の方はメールを。

◆ご感想・ご相談はこちらへbungaku@barazoku.co.jp

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