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2005年11月24日 (木)

また、また、ゼロからの出発だ!

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一読者からこんなメールを頂きました。「伊藤文学さんの『これ
でもう本当に終わり』のくだりには涙がでそうになりました。それでなくてもこの荒れた世の中、いいものがどんどん失われていく日本という国。この先どうなっていくのでしょうか?
  もういままでの媒体がダメだというなら年会費制の『アドニス』のようなものでもいい、ぜひ伊藤先生中心の会員制の『薔薇族』をたちあげてもらいたいものです。
  僕以外にも『薔薇族』を教科書としている人はたくさんいると思います。たとえ年会費が高くなったとしても集う人はいると思います。
伊藤文学さんのブログがあるのは唯一の救いです。これからもブログは続けてください。そして、そのブログの中に薔薇族復刊の知らせがくるのを楽しみに待ちたいと思います。  N.I」

  復刊後、8冊目の『薔薇族』の最終号に「伊藤文学のひとりごと」を書く時点で、なんとなく廃刊にまたなるのではという予感があったので、「いい時代にいい仕事ができた、ぼくは幸せものだった」という文章を書きました。

  これは昨年の9月に、突然、廃刊になった『薔薇族』のことを書いたもので、復刊後の『薔薇族』は、編集企画にまったく、ノータッチだったので、復刊『薔薇族』は別のものだと思っている。相手が嫌がってももっともっと口を出すべきだったと悔やんではいますが。

  お飾りの編集長ではありましたが、責任を回避するつもりはありません。復刊『薔薇族』に対しては言いたいことは山ほどありましたが、口に出して言う雰囲気ではなかったのも事実です。

  もう廃刊になってしまったのだから、これからは『薔薇族』に期待を寄せてくれている読者のことを考えると、このまま引き下がってしまうわけにはいきません。

  73歳にしてゼロからの出発だ。ひざが最近痛み出したり、前立腺が肥大したり、物忘れしたりと、誰でも年を取ると、仕方がない状態にはなっているが、ここでへたばるわけにはいきません。

  今までに日本最初という言葉が好きで、いろんなことに挑戦してきました。人生、いろんなことが起きてくるから面白いので、自分でも楽しみながら生きて行きたい。

  もちろん、ブログは書き続けるが、これは息子の嫁さん次第ですが、嫁さんも協力してくれるだろう。(協力します!!by息子の嫁)

  君のメールをもらう前から考えていたことですが、もうお金のかかる雑誌つくりはできません。本当に手許に置いて、ぬくもりを感じる同人誌的な雑誌を作りたい。

  最近『薔薇族』が創刊される20年も前に会員制で発行していた『アドニス』を見る機会が多かったので、そうだ、また原点に戻るべきだと思っていたところです。2、3月にに1回発行されていた『アドニス』を読者がどんなに待っていたことか。精液でまみれた雑誌はぼくの宝物だ。早いうちに同士を集めて、三たび『薔薇族』をよみがえらせたい。

  年が変わったら『薔薇族』を愛してくれている読者のみなさんに、薄っぺらな雑誌かもしれませんが、お見せできるだろう。そのときはぜひ、またまた応援してください。

◆ご感想・ご相談はこちらへbungaku@barazoku.co.jp

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