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2006年1月18日 (水)

新しい年は信用金庫との戦い?

KANBAN

「ロマンの泉美術館」の廊下には感想録が置かれている。美術館を訪れたお客さんがそれぞれの思いを記している。

「新潟には女がたったひとりで、ぼぉっと考え事をしたりする所がないと、ずっと思っていました。京都とかにはひとり静かな時間を過ごす所がたくさんあるのに・・・と・
  今日、来てみてやっとそんな所を見つけました。初めてなのに、とても落ち着けるところ。今度は一日過ごしてみたいと思います。」

  新潟市の大島豊美さんが、こんなことを書いてくれていた。「扉を開けたら時計はいらない」が、ぼくが考えたキャッチフレーズで生活感をまったく感じさせない、ロマンあふれる空間を造りたいと思っていただけに、うれしい感想文だった。

  館内にあるレストランを使って、さまざまなイベントを企画してきたが、新潟では見れないような催しをしてきた。7、8割のお客さんは女性だが、新潟の女性はセンスがよくて、着飾ってイベントに参加してくれた。

  休館になってしまうとオシャレをして行くところがなくなってしまうと嘆きの声が聞こえてきた。

  新潟市からいつも友人と参加してくれているYさん。センスがよくてオシャレでその上、こよなく薔薇を愛する人だ。部屋の中の写真を見せてもらったことがあったが、部屋中が薔薇のグッズでいっぱいだった。

  美術館を休館するという最後の日、12月20日に23歳になる一人息子と一緒にきてくれた。

  この息子さん、大学を卒業して地元の信用金庫に勤務していたが、地元の中・小企業の味方であると思っていたのに、現実はそうではないということが分かってきた。

  落ち目になっていく小企業に冷たい信金に嫌気がさしてきて、あっさり退職してしまったという。そして警察官の採用試験を受けて見事合格し、4月から警察学校に入学するという。今どきの若者に珍しい正義感が強い息子さんだ。きっと弱い者の味方になってくれる警察官になってくれるだろう。

  文化的にも不毛の新潟に「ロマンの泉美術館 」を建てることによって、西洋の文化を新しい新潟に持ち込んだ貢献は大きかったと自負しているが、好調だった本業がダメになってしまっては、道楽は許されない。

  中・小企業の味方のはずの地元の信用金庫も冷酷に借入金の返済をせまってくる。73年も住んでいる、親父が苦労して手に入れた土地と家、そしてロマンの泉美術館、守り抜いてみせるぞ!!

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