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2006年1月21日 (土)

「ゲイとして日本で生きる!」はいい特集だ!

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  アメリカの『ニューズウィーク』日本版・1月25日号が「ゲイin Japan」の特集号を出した。「あなたの隣にもいる彼や彼女の本音と真実」と題して。

  表紙を飾るニコニコ笑っている二人の男女、女性はレズビアンの大阪府議の尾辻かな子さんと、ゲイの会社員の細谷勇気くんだ。

  雑誌の表紙に堂々と写真を載せてしまうなんていうことは画期的なことかも知れない。二人ともいい笑顔をしている。

  細谷勇気君、27歳は「自分がゲイだと気づいたのは中学時代。高校3年で友人数人にカミングアウトしたが、彼らが温かい言葉をかけ続けてくれたことに救われた。ゲイであることは生きるためのバネのようなもの。何ができるか、できないかを考え、それを前向きなパワーに変える源になっている。」と語っている。

  尾辻かな子さんは、大阪府議会議員で、31歳、「03年4月に初当選した尾辻は、昨年8月に著書『カミングアウト=自分らしさを見つける旅』でレズビアンであることを公表。同性愛者が「見える存在」になれば、問題も見えてくるし、社会の意識も変わると思ったからだ。「テレビの中のタレントだけでなく、あなたの隣で、地域で普通に暮らしている存在だと気づいてほしい。」

  尾辻かな子さん、どんな選挙運動をして当選したのかは大阪のことだから分からないが府議会議員なのだから、31歳の若さでよくぞ当選したものだと思う。

img255   ぼくに取材に来られたのは、大橋希さんという女性記者の方で、昨年の暮れの頃だった。確か2、3時間は質問に答えてしゃべったと思うが、うまくまとめてくれている。

  何人かで時間をかけて、いろんな人に取材をして、今の日本のゲイの状況をよくまとめた特集だ。このような特集をいろんな雑誌がやってくれれば。ゲイの世界も明るいものになっていくだろう。

  今、ブームになっている、HG、「フォ~、フォ~」と奇声をあげて、腰をふっている男のことだ。ぼくはこの男のことはあまり語りたくない。どっちにしても、まもなく消えてしまうだろうから。

  アメリカのロスで、ハードゲイの館ともいえる「トム・オブ・フィンランド」のパーティに招かれて本物のハードゲイの人たちに会っている。にせものの軽薄で下品なゲイの人とはまったく違う人たちだ。

「トム・オブ・フィンランド」が主催する、広大な倉庫を借りての「エロチック・アート・ショウ」に訪れるハードゲイの人たち。

  風格がまったく違うのだ。レイザーラモンなんてあんなものが話題になっているなんて情けない話だ。

「ニューズウィーク」は毎週水曜日発売。定価は400円。駅の売店で売っている。もちろん書店でも。すぐに買って読んでみて!

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