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2006年1月28日 (土)

日本の煙草好きよ、頑張れ!

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ぼくは七十三歳になるまで、煙草を吸ったことは一度もない。親父もおふくろも煙草を吸わなかったし、おふくろには煙草を吸うなと、いつも言われていたので、それを守ってしまったということか。

  ところがぼくの女房と、一緒に住んでいる次男はヘビースモーカーだ。わが家には四歳になる孫もいるので、煙草を吸うときは換気扇を回して煙草を吸うようにさせている。それでもたまにガラス戸や額のガラスを拭くと、黄色いヤニが雑巾にべったりとついているから、まわりのものも煙草の煙を吸っていることは間違いない。

  女房は十二指腸潰瘍の手術のために一ヶ月ほど入院したことがあり、煙草をそのときにやめて一年近くになった。やれやれとよろこんでいたら、中学の同窓会が一泊旅行であって、そのときに酒をのんだ勢いで一本吸ったのがきっかけで、元に戻ってしまって現在に至っている。

  一日、四、五十本は吸っているのではないだろうか。先日、何気なしに女房が吸っている「PeaceLIGHTS」の空箱を手にとったとき、空箱に印刷されている文字を読んでびっくりしてしまった。

「喫煙は、あなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます。疫学的な推計によると、喫煙者は心筋梗塞により死亡する危険性が、非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります。」

  自分が販売する商品に、こんなひどいことを書いて売っているなんてものは、この世の中に煙草しかあるまい。

  全人口の半分近い人が煙草を吸っているというのに、こんなことを書かれて、なぜ怒らないのか不思議な話だ。

  今や、煙草を吸うことは、ありとあらゆるところから、しめ出されている。煙草を人間が吸うようになって五百年以上も経っているそうだが、今日ほど煙草が迫害されている時代はない。それでも煙草を吸うことをやめられないのだから、お気の毒としか言いようがない。

  数年前に下北沢のカフェ「イカール館」で、煙草を大いに吸おうという会を開いたことがあった。日本たばこ産業株式会社からも二人の方が出席してくれた。シャンソン歌手の渡辺歌子さんを招いて「ベッドで煙草を吸わないで」などを歌ってもらった。

  テレビも取材にきてくれたし、なによりもあんなに集った人たちが、心おきなく煙草を吸っている姿を見て、時代に逆行するかも知れないけど、本当にうれしかったことを覚えている。

  煙草を吸わないぼくなのに、なぜかアールヌーボー時代のブロンズの灰皿を三百個ほどコレクションしている。それとキューバの葉巻の箱に貼られた美しくて豪華なラベルも。   

  煙草はみんなが嫌うけれど、立派な文化を残していることも忘れないでほしいものだ。

  韓国では煙草を気兼ねなく吸いたいという人たちのための、喫煙カフェが何軒もオープンして大繁盛しているようだ。

「一緒に吸うことで親しさが増すこと多い」というし、喫煙カフェは独特のたばこ文化に支えられているようだと、朝日新聞は報じている。韓国に先を越されてしまった。被害者意識ばかりもたないで、日本の煙草好きよ頑張れ!

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コメント

はじめまして。
名前、ぺカードと読みます。
私、愛煙家の独りですがおっしゃる通り、大分肩幅の狭い思いをするようになってきました。
公共の場、フリースペースでの喫煙が不可となったり、写真でも出されましたような、全くセンスの無いデザインを壊すような文字の記入。
なんだか、嫌になってしまいます・・・。
しかし、健康志向というより、既に医師会等で喫煙についてかなり強く言われている医療の現状があるようですので、さすがに、致し方ないところもあるのですが・・・・・。
別でメールを送らせて頂きます。
失礼致します。

投稿: pecado | 2006年2月14日 (火) 00時25分

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