« 交番から電話があって訪ねてきた少年は | トップページ | ブログが書けない言い訳を! »

2006年2月21日 (火)

元警察署長のつらい告白①

img251A

『薔薇族』を読んでくれている人、これはどんな人が読んでいるか分からない。もしかしたら総理大臣だって、密かに読んでいるかも知れない。

  警察の署長だって読んでいたとしても不思議ではない。1976年(昭和51年8月号)に、こんな投稿が載っている。

「定年退職をして目下ゆうゆう自適の生活をしている元警察署長の思い出を綴ってみよう。在職中は男色に興味があることを同僚に知られぬよう必要以上に用心したものです。

  柔道の稽古が終ってシャワーなどを浴びるとき、男同士の気易さで、つい男根も隠さずに身体を洗い、着替えも堂々と行うので、否応なしに同僚の股間が目に入ってくる。80kgを超過した素晴らしい肉体の群れを眺めるとき、私のペニスが思わず勃起しはじめ、タオルで隠すのに困ったことがしばしばでした。

  兵隊を経験した同僚が周囲に数多くいたので越中褌をしており、いわゆる徴兵検査を受けたことがあるという連帯感で、親しみがあり、そういう仲間とはよく話も合った。

  遠慮なく暑い夏には越中褌一本になって、部屋で酒をのみ、しまいには越中褌もゆるんで、立派な黒い淫焼けしたチンポが、前袋からとび出しても隠さないという状態だった。私も越中をゆるくして、くっきりと露出した茶褐色の亀頭を放り出して酔ったふりをした。

  よく注意して同僚の目を見ると、私や他の仲間の男根を燃える目で見ているではないか。しかし、私たちの職場では二人が抱き合って愛を確かめることはできない。これぐらいがせめてもの愛の表現である。

  ある夏の講習会で同僚と二人部屋で寝ることになった。一週間の講習でうんざりしていたが、三日目に他県から警察署長が一人参加して、私たちの部屋で寝ることになった。

  五十歳で童顔の肥満体の素晴らしい岡山県の男。夜、私が真ん中の寝床で、右に同僚、左に岡山の署長が寝ることになった。真夜中、私の手になにか触れるものがあるので、ふと目を覚ますと、驚いたことに男根ではないか。半勃起の熱い肉の桂が掌に押しつけられているのである。署長が私の掌に彼の巨大なチンポを握らせようとしていたのだ。

  翌日、同僚が親戚の不幸で帰宅し、岡山の署長と寝ることになった。暑い夜だったので寝床に入るとき、彼の目の前で越中褌をはずして、浴衣一枚で横たわった。寝たふりをしていると、暗闇の部屋とはいいながら、窓の外の月の光で、うすぼんやり見れる真夜中、そっと起き出した署長は、私の浴衣の前をはだけ、無防備な私のペニスをそっといじりはじめた。

  一週間余り禁欲していた私のマラは、みるみる勃起し、天に向かっていきり立った。彼と肌を合わせ、愛をかわしたかったが、それが私の職業ではできなかった。彼の巧みな吸茎と、手技の果て、私の熱い愛液は彼の口中に吸い取られてしまった。その間、私は大の字に寝たままだった。

  それから彼は満足して自分の寝床に帰り、いびきをかきはじめた。今度は私がそっと彼の浴衣をはだけ、火と燃える彼の巨根をいじり、なめ、こすってやった。彼は寝たふりをして声を押し殺している。クライマックスで私の口中に彼のおびただしい体液が噴射されるとき、ウーッとうめいた。

  翌朝、二人は顔を合わせても前夜になにもなかったような顔付きをしていた。

  退職以来、性の喜びを満喫したいと思いながら、チャンスもなく悶々としている。80kg以上の55歳~65歳ぐらいの紳士で、われと思わん方はよき友になってください。余生を楽しく過ごしたいものです。(兵庫県・T)」

  約三十年も前の話。この署長、奥さんや子供さんもいたろうに、どんなに偉くなっても自分の性癖を隠しての生活、幸せだったのだろうか。余生を楽しく過ごせたのだろうか。

◆ご感想・ご相談はこちらへbungaku@barazoku.co.jp

|

« 交番から電話があって訪ねてきた少年は | トップページ | ブログが書けない言い訳を! »

コメント

職業柄、欲望を抑えるのは大変だったと思います。退職してもまだあちらは元気でしょうから楽しく生きてもらいたいものです。

投稿: あっちゃん | 2009年9月19日 (土) 22時53分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 元警察署長のつらい告白①:

« 交番から電話があって訪ねてきた少年は | トップページ | ブログが書けない言い訳を! »