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2006年9月24日 (日)

東京医大発⑤ ひさびさの伊藤さんのワールドに浸る

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『薔薇族』がネットの会社の協力で、100頁足らずの雑誌だけど再復刊することができた。書店にも出せず、ポルノショップも新宿「ブックスローズ」「セカンド」に入れただけで、ひざの手術のために入院してしまったので、読者に知らせることができなかった。

  朝日新聞の文化欄に豆粒のような記事がでたので、電話をかけて注文してくれた人が、30人ばかりいた。恐らくこのメールを送ってくれた人は、その中のひとりに違いない。

「『薔薇族』が届きました。端から端まで早速読み、ひさびさの伊藤さんのワールドに浸ってしまいました。

  9月に手術をと書かれており、その手術が成功し早く完治されることを心からお祈りしております。

  35歳の若さでと、叱られてしまうかも知れませんが、今の世の中には嘆くことばかりで何も考えてないかのような、今さえ楽しければよい的な風潮が、世間一般だけでなく、ゲイの世界にも蔓延していて、辟易している中、大阪のオッちゃん(日本最初の男性ポルノのカメラマン)の話や、『アドニス』(日本最初のゲイ雑誌)から引用された、戦後の新宿と、そこに生きた人々の話に、ますます昔はよかったのだ、昔に生きたかったと思いました。

  便利な世の中にぜい沢なと、先輩方から叱られそうでありますが、ぼくがこの世界に入ったきっかけはもちろん、男好きということもありますが、排他的な秘密の世界(一般の人たちの知らない世界に自分がいる)に優越感があったからだと思います。

  少なくとも80年代はネットなどなく、まだまだ出会いの不便はあったものの、この世界の全てを知らない、だからこそ知りたい的に欲望が自分を突き進めたのだと思います。

  なんでもそうだと思いますが、物事は全てが見えてしまうと面白くなくなってしまうと思います。『薔薇族』には自分のまだ知らなかったゲイの世界が存在します。昔を生きた先輩方の話は興味をそそりますし、映画館などでのハッテン話は、充分、ポルノ写真がなくともエロを感じます。

  ゲイの人はみんなナルシストなので、少年愛は若さへの憧れ、自分が若かった頃をなつかしむ、至極当然の考え方だと思います。

  少年愛に理解ある伊藤さんのこと、昔の世界なども、これからとりあげてもらえるのでは?と、期待しつつ次号を待ちたいと思います。『アドニス』の時代の会員だけの映写会に、自分もその時代に生きて見に行きたかったなあと、うらやましく思いました。

  これからも『薔薇族』頑張ってください。」

  好意的な感想のメールありがとう。ひざが痛くて取材などには行けなかったけれど、歩けるようになれば、いろんな人に会って話を聞き記事にしたいものだ。

  76歳の松下芳雄さんと、74歳のぼくとで作る雑誌だから、レトロっぽくなるのは仕方がないかな。心温まる、じっくり読める雑誌にしたいと思っている。

  次号の発売は10月の10日ぐらいになるだろう。『薔薇族』9月号のお求めは、直接、伊藤文学までに雑誌代630円と送料210円、計840円分の郵便切手を買って、80円の切手を貼って、ご注文下さい。〒155-0032

東京都世田谷区代沢5-2-11

 伊藤文学宛

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