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2006年10月

2006年10月28日 (土)

あんなに女房の悪口を言っていたのに。

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  1987年の5月号に、ぼくは「ひとりごと」の欄に「こんな悲しい夫婦が」という文章を書いたことがある。

  四国に住む小学校の先生で、校長にまでなって、定年でやめられた方だ。ジャニーズのショーを見に上京されたときにお会いしたことがある。文章を書くのがお好きな方で、よく少年愛についての文章を寄せてくれた。

  奥さんもいて、二人の子供さんは成長して独立されている。この投書は定年を間近かにひかえた頃のものだ。

「今、定年退職後がしきりに気になって仕方がない。私はあと二年で定年を迎える少年愛の教師。

  今まで都合よく単身赴任ということで、家族と別居でやってきた。世間でふつうにいう単身赴任の不便さ、悲哀といったものをまったく感じないで、かえってのびのびと妻から離れて生活してきたのである。

  単身赴任といっても、妻がときどき私の借りている家へやってくるという生活。ちょうどそれでよかったのだ。

  ところが定年が近づいてくると、この都合のよい妻との別居ができなくなるのだ。もう毎日、朝、昼、晩、1365日、いつも妻と一緒。寝るときも、すぐ横の寝床に妻という女が寝ている。ときには手をのばしてきて、求めてきたり…。ああ、いやだ、いやだ。ああ、どうしよう。

  もう、かわいい少年を遊びにこさせたり、泊まらせたり、抱き合って寝たりできなくなるんだ。『薔薇族』をこっそり読んだり、若い男の子の写真を切り抜いて楽しんだりできなくなる…。

  妻はりっぱな女性だと思う。できた女である。よく尽くしてくれた。けれど本質的に女嫌いの私は、ただの一度だって妻を愛しているなんていう感情を抱いたことがない。好きだと思ったことがない。いつもいやでいやで、いつも女房気どりでいる妻がうとましかった。」

  この先生、奥さんが留守をすると、きまって電話をかけてきた。それが20年を越しただろうか。奥さんがいないときに、手紙を書いて送ってくれた。それもかなりの分量になっている。

  定年後の生活。奥さんと二人だけの生活は定年前に考えていたとおりになって、地獄のような毎日のようだった。

  それが今年になって脳こうそくで倒れ、半身不随になってしまった。こうなると奥さんの看護なしでは生きてはいけないし、少年が好きだなんて言ってはいられない。

  しばらくぶりに奥さんがいないからといって電話をかけてきたが、まだ、ろれつが回らない。あんなに悪口を言っていたのに、今では奥さんに感謝の毎日のようだ。

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2006年10月26日 (木)

奥さんがいたから、生きていける。

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  九天社刊の『薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い』の中で、同性愛者がどうしても女性と結婚しないわけにはいかなかったということを、読者の切実な訴えの手紙を引用して紹介した。

  朝日新聞の書評の中で、学習院大学教授の中条省平さんが、こう書いてくれている。

「初期の『薔薇族』の大きな主題は、同性愛者の不安、特にゲイの妻帯者の悩みだった。社会的立場のために好きでもない女と結婚するのだから、責められても当然という見方もある。だが本書のゲイの内心を綴った手紙や生々しい事例を読めば、差別の圧力との葛藤に共感を禁じえない。」

  現在も50歳以上の同性愛者は、女性と結婚しないわけにはいかなかった。そういう時代だったのだ。

  今日、しばらくぶりに電話をかけてきた方がいる。奥さんが3日間、旅行に行って家にいないので、その留守に新宿二丁目のウリ専の店に行って、若者とセックスしたいので、ぼくに連れて行ってほしいというのだ。

  なぜならこの50代後半の男性は、まったく目の見えない人なのだ。30代の頃から目が見えなくなって、マッサージの仕事を覚えて生活している方だ。もちろん奥さんもいて、二人の子供さんも大きくなって独立している。

  生まれたときから目の見えない人と違って、途中から見えなくなった人は、感覚が少しおとるようだ。杖がわりになる奥さんなしではどこにも行くことができない。奥さんなしでは生きていけないのだ。

  男が好きだという欲望は、目が見えなくなっても消えることはない。ひとりで男のことを考えながら、マスターベーションをして悶々としている毎日だ。

  なんとか新宿二丁目に連れて行ってあげたいと思ったが、ぼくもひざの手術をしたばかりで、とっても電車に乗って迎えに行くことはできない。次の機会にと、お断わりしてしまったが、つらかった。

  この人、女性と結婚していなかったら、どうなっていたのだろう。ひとりでいたら、どんなにみじめなことになっていたことか。

  今日、ぼくがスタスタ歩けて、彼を新宿二丁目のウリ専の店に連れて行けたとしたら、今までがまんしていたものが爆発して、今度は家にいられないだろう。

  連れて行けなくてよかった。二丁目通いをするようになって、そのことが奥さんにバレたら大変なことになってしまう。つらいかも知れないけれど、今の生活を無難に続けるためには、マスターベーションでがまんするしかないのでは。

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2006年10月19日 (木)

本をヒットさせるって大変なことなのだ!

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  日曜日の朝刊には必ず書評欄がある。東京新聞の書評欄に『書店繁盛記』田中久美子著(ポプラ社刊・1680円)の本がとりあげられていたので、早速買ってみた。

  著者は大規模書店のジュンク堂書店の副店長をしている方だ。池袋にあるジュンク堂書店は日本一の二千坪という総床面積をもつそうだが、ぼくはまだ足を踏み入れたことがない。

  2006年の後半になって、ラッキーなことに三冊も本を出すことができたので、本に関してというか、その売れ行きに関心を持たざるを得なかった。

  この本によると2005年度の出版点数が約78千点。一日、2百点以上も洪水のように本が作られていて、その洪水をせき止めているのが、大きな本屋なのだそうだ。小さな書店では、どんどん新刊書が送られてきても棚に並べきれるものではないからだ。

  出版社も多過ぎるし、本を出し過ぎる。どこの出版社も自転車操業になっているから、どんどん出し続けなければつぶれてしまう。こんなに次々と出版される本の半分近くが最後にはクズ紙になってしまうなんて。

  AMAZONのようなところで注文すると、1500円以上だと送料が無料になるので、定価もその辺を意識してつけられているそうだ。

  新聞に書評が載ると、圧倒的に売れ行きが増えるのだそうだ。もちろん朝日新聞の書評が他紙を抜いている。書評が載ってから出版社に注文して仕入れたのでは間に合わない。

載る前に書店に知らされるという話は聞いていたが、どんな方法でと思ったら、朝日新聞のホームページに載るんだそうだ。

  九天社刊のぼくの著書『薔薇よ永遠に=薔薇族編集長35年の闘い』(1995円)が924日(日)の朝日新聞の書評欄に「ゲイの悩みと人生の幅広さ」と題して、学習院大学の中条省平先生が理解のある書評を書いてくれた。洪水のように出版される本の中から選ばれての書評だから、これはすごいことなのだ。

  ネットでの注文がAMAZONに殺到したのか、売上げの数字は驚異的にはねあがったそうだ。(ぼくが見たわけでなく、息子の話だ。198位になったとか。)

  7月の後半に河出書房新社から『薔薇族の人びと=その素顔と舞台裏』(2100円)も出て、その売れ行きが心配で書店を回ってみたいと思ったが、左ひざの痛みで歩くことができず諦めるしかなかった。

  今までいろいろと『薔薇族』を取材してくれたマスコミの人たちに手紙をつけて本を送ったが、ありがたいことに、そのほとんどが書評を載せてくれた。

  人と人との普段からのつながりが大事だということを思い知らされた。コネというと悪いことのように思えるが、日本の社会では一番大事なことなのだ。

  829日に東京医大病院に手術のために入院する前の823日、京王プラザホテルで「伊藤文学を励ます会」を開いたが、120人もの友人、知人が出席してくれた。

  人間、落ち目になると人は寄りつかなくなると言われるが、多くの友人、知人の顔を見て、こんなにうれしいことはなかった。

その後、一ヶ月間、入院して手術をうけて退院することができた。入院中、なんにもできずやきもきしたが、朝日新聞の文化欄に「薔薇族再復刊」と小さな記事を載せてくれた。全国版で、電話番号が書いてあったので、全国から電話がかかってきた。そのほとんどの方が『薔薇族』を読んだことがないというので、これにはびっくりしてしまった。

  日本は広い。まだまだ読者は開拓できると思い知らされた。その後の朝日新聞の書評。これも大きな広がりを見せてくれるに違いない。


書店繁盛記 書店繁盛記

作者: 田口 久美子
出版社/メーカー: ポプラ社
発売日: 2006/09
メディア: 単行本

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2006年10月17日 (火)

アウトロー文庫に入って光栄!

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  幻冬舎の編集部の山田京子さんから、こんな手紙を頂いたのは、平成17年の711日のことだったから、もう1年以上の年月が経っている。

「先生の『編集長「秘話」』を拝読し、とても感動致しまして、思わず筆をとった次第です。

  読者との交流を丁寧に書いていらっしゃっていて、読んでいるこちらまで胸が熱くなってきました。自殺した17歳の少年の話など、とてもつらく、しかし、決して忘れてはならないことだと思いました。

  今年の初めに私が担当した本の中に『16歳だった』という、高校生時代に援助交際を約500人と行った女性の手記を出版しました。出版後、読者からは想像をはるかに上回る反応があり、「私も経験者でした」「今も援助交際を続けています」との声が多く、編集部や著者の中山美里さん宛に届きました。これほどまでに女の子たちと援助交際が密接に結びついているとは思いませんでしたし、1人で悩んでいる子たちが、これほどまでにいるのだなと、いてもたってもいられない気持ちになりました。

  誰か言える相手がいれば、少しでも心は楽になると思いますが、当事者は告白しづらい状況であることは当然です。

  同性愛の方々も同様だと思います。家族の問題、社会の問題、友達の問題、恋人の問題…。多くの悩みをすくいとった『薔薇族』は大変、偉大であると感じました。

  人びとの意識はそう簡単に変わることではありません。しかしながら、誰かが働きかけない限りは変わるはずのものも変わらないままでしょう。

  伊藤先生のお話をより多くの方々に読んで頂きたい。そのお手伝いを少しでも弊社でできれば、こんなに嬉しいことはございません。例えば『編集長「秘話」』を弊社で文庫化させて頂くことは可能でしょうか。

  一度、お目にかかることができれば幸いです。」

  美しい文字で、こんなに嬉しい手紙をもらったら、承知しないわけがない。それに憎いことに薔薇の花の50円切手が2枚貼ってあるではないか。

  わが家を訪ねてきたのは、かわいい女性だった。それが今年の夏を越すまで、なんの音沙汰なし。もうボツになってしまったのかと思っていたから、ゲラ刷りが送られてきたときは嬉しかった。

  今年の6月末に宝島別冊で出た『日本アウトロー列伝』の中のひとりにぼくが入っていたので、「アウトロー、伊藤文学」は登録済みだから、幻冬舎のアウトロー文庫の中に入ったとしても当然のことだろう。

  この『編集長「秘話」』は2001年の12月に文春ネスコから刊行されたもので、どんなことを書いたのか、5年も前の本なので忘れてしまっていたが、ゲラ刷りを読んで、自分で言うのも変だが、大変面白く読むことができた。600円という手頃な値段の本で、1万部以上も印刷されたそうだから、全国の書店にくまなく並ぶに違いない。

  クラシックな額ぶちの中に、ぼくの顔写真が入るはずだったが、ぼくの顔じゃ売れないと思ったのか、ずばり『薔薇族編集長』の文字だけになったが、われながら『薔薇族』というネーミングは、ぼくの傑作と言えるかも。

  幻冬舎の編集部でも、見本誌があっという間に持ち去られたというから、これは売れるかも知れないぞ!

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2006年10月14日 (土)

『男の隠れ家』がぼくの書斎を取材に!

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  昨年、廃刊になった『薔薇族』を復刊させてくれた英和出版の編集部に勤めていた女性が、月刊誌の『男の隠れ家』の編集部に移っていたのだ。ぼくが英和出版に出入りしていた頃、その女性もいたわけで、何度かは会っていたようだ。

『男の隠れ家』が10月末日に刊行される12月号(定価・680円)で、4頁も使って、ぼくの書斎というか、仕事場を取材したいというのできてくれた。

  102日のことだ。開口一番、「なんでぼくを取材にきたのですか?」と聞いたら、英和出版にいたからだということだった。

  雑誌を何冊か持ってきてくれたので、パラパラと頁をめくると、作家たちの書斎が紹介されているが、まず蔵書の多さにはびっくりしてしまう。図書館みたいな書斎もある。

  ぼくの子供の頃は小さな家で、子供も4人もいたから子供部屋なんてなかった。近所の土建会社の社長の息子の家には子供部屋があった。中学時代の同級生だったが、毎日のようにその友人の家に遊びに行っていたが、本当にうらやましかった。

  蓄音機もあって、クラシックの音楽を聞かせてもらうのが楽しいひとときだった。

  ぼくの長男は桐蔭学園から、京都大学の理学部に入学してしまったので、高校時代に長男が使っていた部屋が、ぼくの現在の書斎になっている。4畳半ぐらいの広さだろうか。

  ぼくはまったくといっていいほど本を読まない。だから本箱といったって、そこに並んでいる本の数は知れている。

  ただ33年間、出し続けた『薔薇族』は、創刊号から382冊、ずらっと並んでいる。それと昭和22年に親父が第二書房を設立してから出した出版物も大変な数だ。

  恐らく『男の隠れ家』が創刊されてから、すでに10年を越すそうだが、その間に紹介された書斎の中で、もっともみじめな書斎になるに違いない。

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  わが家のすぐそばに桜並木があって、世田谷区がお金をかけて、下水の水を再生して小川のようなせせらぎを作って水を流している。

  バブルの頃、4月のお花見どき、ちょうちんをずらりと両岸につけて、夜ともなると灯りが、桜の花を浮き立たせて、それはそれは見事で、お花見客でにぎわったものだ。

『薔薇族』と書かれたちょうちんひとつで1万円だったが、景気が良かったので10個も寄付して、銀行のちょうちんと張り合った。

  今は景気が悪いものだから、ちょうちんを付けるどころでなくて、寂しいお花見になってしまった。その頃のちょうちんのひとつが残っていて、書斎にぶら下がって、華やかな『薔薇族』の最盛期を今に伝えている。

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2006年10月12日 (木)

権力者と権力を持たないものとの違い

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「タレント少年にわいせつ行為=芸能プロ経営者逮捕」という見出しで、102日の東京新聞夕刊に小さな記事が載っていた。

「警視庁原宿署は2日、児童福祉法違反の疑いで東京都文京区関口1、芸能プロダクション「ブランコプロダクション」経営の金竹健治容疑者(62)を逮捕したと発表した。

  調べでは金竹容疑者は56日午後4時頃、マンション一室にある自宅兼事務所で所属タレント16歳に、わいせつな行為をした疑い。

  金竹容疑者は「嫌なことも我慢しなくてはならない」などと、少年にわいせつ行為を強要。この少年に何度かわいせつ行為を繰り返したことを認めているという。」

  インターネットの出会い系のサイトを使って知り合った未成年者にわいせつ行為をしたという事件が、ひんぱんに報道されているが、そのほとんどは少女が対象だ。それは圧倒的に女好きの男が多いのだから、当たり前のことだが。

  ときたま学校の教師が、教え子の少年に手を出して逮捕されたという記事も見受けるが、そのような事件が少ないのは当然のことだ。「ブランコプロダクション」というプロダクションが、どんなタレントをかかえているのだろうか。この16歳の少年も有名なタレントなのかは不明だ。

  マンションの一室にある自宅兼事務所でのわいせつ行為とあるから、小さなプロダクションに違いない。

  容疑者が「嫌なことも我慢しなくてはならない」と、少年に言ったというが、タレントは有名になるためには、このくらいのことは承知していて、言うとおりにしなければと言いたいのだろう。

  しかし、小さなプロダクションの社長だから逮捕されて、大手のプロダクションの社長が同じことをしても逮捕されないという現実。

  大いなる矛盾と言えるが、権力を持つものと、持たないものとでは、今の世の中、どうにもならないことだ。

  数年前、『週刊文春』が何週にも渡って、大手プロダクションの社長に対する、わいせつ行為を糾弾したことがあったが、いつの間にか立ち消えになってしまった。

  この社長が逮捕されたりしたら、テレビもラジオもみんなつぶれてしまうほどの大打撃をこうむってしまう。

  ぼくはこの事件を関して、どんな偉大な人物にも多少の蔭の部分もあるので、その部分だけをほじくり出すのはよくないと書いたことがあった。

  この小さなプロダクションの社長の逮捕は、見せしめではないかと思う。少年の好きな男は、少年の近くで仕事をしている人が多いのだから。

  この逮捕された社長、少年に手を出したことを認めているのだから、初犯であれば罰金刑ですんでしまうだろう。罪を認めないと、裁判になってしまって、長期間、拘置所に入れられてしまう。

  プロダクションの社長と少年との行為で、第三者の目撃者がいないのだから、検事も裁判官も少年に味方してしまうのは当然だろう。

  このようなことが起きたら、情けない話だけど、行為を認めてあやまってしまうしかないということだ。

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