« ちいさな声、社会にとどけ! | トップページ | 薔薇族城」最後の日 »

2007年3月24日 (土)

少数派を受け入れる多様性がほしい

Img269

  新潟県の有力紙「新潟日報」に画期的とも言える記事が、学芸部の梶井節子さんの手によって載った。梶井さんとは一昨年、新潟県弥彦村のぼくが館長をしている「ロマンの泉美術館」で出会った。それから何度か美術館のことを記事にしてくれたが、ぼくの本業の『薔薇族』のことにも興味を持ってくれて、昨年、九天社から発行した『薔薇よ永遠に』も記事にして紹介してくれた。

  2月21日(水)の「新潟日報」の朝刊の生活欄に「アイノカタチ」(2)「これでいいのか!」という7段抜きの記事を梶井さんが書いた。

  週に1回、いろんな「アイノカタチ」を書いているのか知らないが、新聞を毎日読んでいないので、1回目にどんな記事が書かれたのかは分からない。

  見出しに「同性が好き=根強く残る無理解や偏見=生きにくさ感じ続け」とある。ぼくが話したことから記事は始まっている。気になったことは梶井記者がご自分のことをその次に書いていることだ。

「この時期、私は結婚の準備を進めていた。もし結婚相手が同性愛者だったら、逆に、もし私自身、同性が好きだったら…と考えると、胸をしめつけられた。苦しみ、拒絶感、複雑な思いになった。でも、同性愛者が生きにくいと感じる世の中でいいのだろうか。」

  こんなことを女性が結婚する前に考えるだろうか。ぼくが同性愛について梶井さんにしゃべり過ぎたので、考え過ぎになってしまったのかも知れない。

  梶井さんは結婚されたそうだが、ご主人は佐渡島にいて、彼女は新潟市の新聞社で仕事をしている。仕事が面白くなってきているから、記者の仕事をやめられないのだろう。

  梶井さんは何人ものゲイの人に会って話を聞いている。佐渡市に住む54歳の男性、新潟市に住む30代のニューハーフの男性、カトリックの牧師さんからも話を聞きだしている。

「県人権・同和センターが新潟大の山崎公士教授ゼミの協力で、市長に同性カップルの公営住宅入居を認め、市長は同性カップルの「結婚」を市長の幸せとして積極的に祝福するよう求めている。」

  新潟は保守的な人が多いのではと思っていたが、こうした進歩的な人々が、さまざまの活動をしているようだ。

  梶井さんは記事の最後に「異性愛も、同性愛も、みんなが一緒にいられる仕組みがほしい。タブー視される性についても、少数を受け入れる多様性があれば、みんな楽に、幸せになれるのに。」と結んでいる。

  梶井さんの画期的な記事を紙面に載せてくれた、デスクの勇気をありがたいと思う。新潟の雪どけは意外に早いかも知れない。

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+ :。

Yamajun_1

「ウホッ!いい男たち」第1~4部
【著者名】山川純一
【発 行】ブッキング
【税込価格】各1,050円

▼販売サイト
 ・DMM
  http://www.dmm.co.jp/digital/book/-/list/=/article=series/id=10489/
 ・デジパ ネットショップ
  http://dl.digipa.com/shop/digipa/search?kwd=%83E%83z%83b
 ・電子書店パピレス
  (アダルト商品の為、購入にあたり会員登録者の必要があります。
   会員登録後、タイトル名で商品検索を行い、検索結果画面の右下の「アダルトフロア商品も表示」よりアダルトページにログインして下さい。)
    http://www.papy.co.jp/

◆山川純一原画 オークションはこちらから
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/baraqito

※著作権は本人合意の上で(株)第二書房にあります。無断複製、転売、転載等はなさらないことをお約束いただける方のご購入を希望します。

待っています。

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+ :。

◆このブログを読んでくれている人も、3冊の本についての感想をお寄せ下さい。

薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い 薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い

『薔薇族』の人びと その素顔と舞台裏 『薔薇族』の人びと その素顔と舞台裏

『薔薇族』編集長 『薔薇族』編集長

◆永遠のベストセラー「愛の潤滑液 ラブオイル」一度お試しあれ。

Nurnuru2 Nurnuru3

◆お求めはこちらから

◆ご感想・ご相談はこちらへbungaku@barazoku.co.jp

|

« ちいさな声、社会にとどけ! | トップページ | 薔薇族城」最後の日 »

コメント

それが、実際はそうでもなくて。
そういう人を認めるフリをして、自分が偉くなった気でいる感じです。
様子を見ていると、「人権」や「人格」は認められない感じです。
あくまで、ゲテモノ扱い。
新潟では、「障害者」やらを見世物にする商売が堂々とまかり通っています。

カトリックの場合、「神父」なのだそうです。

投稿: | 2007年3月25日 (日) 18時05分

この前、akaboshiさんのブログで愛媛新聞の雪解け(つまり、今回と同じ趣旨の記事。ゲイに対して興味本位ではない真摯さにあふれた記事)が載っていましたが、地方の新聞の方がいい記事書いてますねー、こと同性愛に関しては。硬い岩も少しづつ掘れば向こう側にたどり着く・・・そんな気もしました。

投稿: misae | 2007年3月25日 (日) 00時43分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/101967/14303250

この記事へのトラックバック一覧です: 少数派を受け入れる多様性がほしい:

« ちいさな声、社会にとどけ! | トップページ | 薔薇族城」最後の日 »