« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »

2007年4月

2007年4月29日 (日)

救急車を呼んでしまった!

00008072_c_syukan2007042002_1

『薔薇族』の復刊を願ってくれている読者は地方に住んでいて、高齢でひとり住まいで、ネットなんていじれない人たちだ。その人たちに復刊の報を知らせることは、不可能に近い。

朝日新聞の横浜総局の二階堂友紀さんという女性記者は、同性愛の問題に関心を持ってくれていて、取材していろいろな記事を書いているそうだ。

三度目の正直で、三度目の復刊号を自力で出すという話をしたら、取材にきてくれた。そして早速、記事を書いてくれたのだ。新聞でなくて『週刊朝日』の4月27日号の「ニュース・スピリッツ」という欄で、見出しに「血気・元祖ゲイ雑誌『薔薇族』3たび復刊のナゼ」とある。短い記事だけど、廃刊になった理由、なぜ、また復刊するのか、最後に「同性愛者を公表して、区議や国政に挑戦する人も出てきた。次の目標は同性婚の実現だね」と僕の言葉で結び、まだまだ血気盛んだと書いてくれている。電話番号も書いてくれたのだが、宣伝になるというので削られてしまった。

残念!せっかく記事を書いてくれても本屋に出ない雑誌なのだから、購入することができない。

4月22日(日)。今日は区議の投票日。中野区から自ら同性愛者であることを公表して、立候補した石坂わたる君が当選できるかどうかが気にかかる。

21日の夕方、女房の久美子が、ご趣味のパチンコ屋から、ご帰還してから負けたからか勝ったからか知らないが、お腹が痛み出してしまった。

2年ほど前にも十二指腸潰瘍の手術を関東中央病院で受けていて、穴があいている部分にアミのようなものをあてがってふさいだという。

また十二指腸が痛み出したのかと思ったが、夜になっても痛みがおさまらない。ますます痛みが激しくなってきたので、救急車を呼んだ。3人の救急隊員が4、5分できてくれて、タンカでおろしてくれた。

関東中央病院に電話してくれて、前に手術をしてくれているという話をしたのに、ことわられてしまった。三宿にある三宿病院が受け入れてくれた。前にも一度、かつぎこんだことのある病院だ。

治療を受けている間、廊下の長椅子で待たされることになった。夜の10時を廻っていた。病院は9時には消灯されてしまう。ねむれないのか、白髪の老人がギブスをはめて、両手にほうたいを巻いていて、「週刊文春」を持って、ぼくのすぐそばに座った。

「交通事故ですか?」と声をかけたら、桜新町の駅の階段を昇っていて、ふらふらとしてころがり落ちたのだという。救急車で運びこまれたのが三宿病院。看護士さんも親切だし、もう一週間、入院しているけど、いい病院だという。

ぼくは知らない人に声をかけるのが得意だ。それは新宿に「伊藤文学の談話室・祭」を開いていたときに、だまりこんで座っているお客さんに次から次へと声をかけたからだ。それが今でも役に立っている。

この老人、「週刊朝日」をたまたま買ってぼくの記事を鮮明に記憶していたのには驚いてしまった。

この記事を読んで、ひとりでも、ふたりでも復刊を知ってくれればいいのだけど。女房のお腹の痛みがおさまるまでの二時間近くを見ず知らずの老人と話しこんで、退屈しないですんでしまった。

夜、12時、タクシーを呼んで無事に帰ってくることができた。

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+

●薔薇族自力復刊号・発売中! 

・・・通販には、以下の3つの方法がございます。お好きなものをお選びください。

①切手同封
・・・80円切手を13枚を、送付先の郵便番号・住所・氏名を書いた紙と共に下記までご郵送ください。
★送り先=〒155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206 第二書房 伊藤文学 宛

②定額小為替
・・・郵便局で、1000円分の定額小為替(ていがくこがわせ)を購入し、送付先の郵便番号・住所・氏名を書いた紙と共に下記までご郵送ください。
★送り先=〒155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206 第二書房 伊藤文学 宛
※なお、為替には何も書かないでください。お名前などを書かれてしまいますと換金が不可能となり、発送ができなくなってしまいます。

③郵便局から現金振込み
・・・郵便口座(記号/10100 番号/43045401 加入者名/イトウブンガク)へ1000円を振り込んだうえ、bungaku@barazoku.co.jp まで送付先の郵便番号・住所・氏名をお知らせください。

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+

◆ご感想・ご相談はこちらへbungaku@barazoku.co.jp

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月27日 (金)

三度目の正直、『薔薇族』復刊にご支援を!

17470106_47

『薔薇『薔薇族』の創刊号の頃(昭和46年7月)って、印刷所は文選工という職人さんがいて、鉛の活字を棚から一本、一本拾ってページを組んでいた。それはそれは手間のかかる仕事だったから、組代というのが印刷代の中で一番高くついた。

  組み専門の印刷屋と、刷専門の印刷屋があった。4頁分が一つの箱に入っていて、一頁分をたこ糸で周りをばらばらにならないようにきつく結んでいる。

  刷り専門の印刷所には運送屋に頼んで運んでもらうのだが、忙しくて運んでもらえないときは、自分で車に積んで運んだものだ。

  急ブレーキでもかけて、こわしてしまったら大変なので、ゆっくり運転して運んだ。刷る機械も、一枚、一枚、紙を手でさしこむのだから、これまた時間がかかる仕事だった。

  製本もまた大変で、ご夫婦でやっている製本屋さんで、針金とじの機械にがちゃん、がちゃんと入れてとじるのだから、時間がかかって、一万部作るのに一週間近くかかってしまう。これではとっても月刊にはできなかった。

  それがオフセット印刷に変わり、印刷だって紙を積んでおけば自動で印刷できるようになってしまった。

  印刷、製本の進歩ってめざましく、30年の間にめまぐるしいばかりに変わっていった。

  3度目の復刊号は、狩都君がワープロを打ち、インターネットでレイアウトをして、データを印刷所に送れば、すぐに印刷して、製本してくれる。データと印刷代を送って一週間も経たないうちに、宅配で送られてきた。見れば印刷所は広島だったのでびっくり。

  どんな工場で印刷されたのかは分らないが、人件費が安いところで作られているのだろう。同人誌はみんなこうした方法で作られているそうだから、若い女の子でも、ワープロが打てて、レイアウトが出来れば、誰でも手軽に雑誌が作れてしまう。便利な時代になったものだ。

  次号は7月の半ば頃、夏の号ということになる。2度目の復刊の時と違って他力本願ではなくて、自力での復刊なので、なんとしても元だけは取らないと、次号を出すことが出来ない。

  本当に『薔薇族』を心の支えのように思って読みたいと思っている読者は、高齢で地方に一人で住んで、インターネットなんて縁のない人たちだ。そういう人たちに浸透させていくには時間がかかるだろうが、ひとりでも、ふたりでも探し出していくしかない。

また、創刊の頃の原点に戻って、気長に出し続けていきたいものだ。

  未発表の山川純一君の劇画「絆・きずな」は、読者諸君が待ちに待った作品だ。これは読まずにおられまい。4作を見つけ出したから、1年をかけて載せていく予定だ。乞う、ご期待だ!

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+

●薔薇族自力復刊号・発売中! 

・・・通販には、以下の3つの方法がございます。お好きなものをお選びください。

①切手同封
・・・80円切手を13枚を、送付先の郵便番号・住所・氏名を書いた紙と共に下記までご郵送ください。
★送り先=〒155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206 第二書房 伊藤文学 宛

②定額小為替
・・・郵便局で、1000円分の定額小為替(ていがくこがわせ)を購入し、送付先の郵便番号・住所・氏名を書いた紙と共に下記までご郵送ください。
★送り先=〒155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206 第二書房 伊藤文学 宛
※なお、為替には何も書かないでください。お名前などを書かれてしまいますと換金が不可能となり、発送ができなくなってしまいます。

③郵便局から現金振込み
・・・郵便口座(記号/10100 番号/43045401 加入者名/イトウブンガク)へ1000円を振り込んだうえ、bungaku@barazoku.co.jp まで送付先の郵便番号・住所・氏名をお知らせください。

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+

◆ご感想・ご相談はこちらへbungaku@barazoku.co.jp

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月19日 (木)

ぼくの青春に勇気と快楽を与えてくれた『薔薇族』

  田中クリニックは、土曜日になると、ゲイバアのようになってしまうそうだ。お仲間が集ってきてしまうからだ。

「いまでは土曜日になると、浅草や上野の方からもゲイの人(といっても、みんなぼくの昔からの飲み友だちですが、もうみんな60近いおっさんになってしまいました。)が診療にきて、待合室は一風変わった風景になります。

  さすがに診療室では大きな声で、「サウナで毛じらみが…」とか、「口の中がただれたんだけど…」と、言ったことは言えないので、事前に携帯や、メールで聞いておくのですが。

  それでもみんなが安心して、自分の病気をきちんと訴えることができるということは大切なことです。

  普通の医者に行くと、たとえばバイアグラの処方を受けるにしても、「今度、奥さんを連れてきなさい」とか、「奥さんと何回ぐらいやるの」とか聞かれるのが嫌だというゲイの人は多いのです。

  この間もぼくの知り合いが、どうも相手が尿道炎らしいんだけど、調べてくれといってカップルで相談にきました。尿検査の結果、クラミジアだと分かったときに、看護士が「今度、奥さんも一緒に検査しないとだめよ」と、言っているのをそばで聞いていて、ぼくは内心笑ってしまいました。そして「奥さん?も今、一緒にきてるけど」と、心の中でつぶやき、彼らを見て目配せをしました。早速ふたりとも同時進行で、すぐに治療を開始して今では円満解決しました。

  ぼく自身はゲイであること、ホモであることは誇りに思っています。これは、あの時代でも変わりありませんでした。ですから、今のぼくがいて、そしてぼくの周りに35年たっても、あのときの友だちがいるのです。

  今のように情報が発達している時代ではなくて、どちらかと言えば閉鎖的な中にあって、ぼくがひねくれずに人生の半分近くを終えることができたのは、多分に伊藤文学さんや、『薔薇族』のお蔭です。どれほどぼくの青春に、勇気と快楽!を與えてくれたか分かりません。

  ゲイであることは素晴らしいことです。電車で痴漢と間違えられることもないし、高い金を払って、キャバクラ通いする必要もない。何よりも女好きでないことで、経済的な出費は相当抑えられているのではないかと思います。ゲイバアは安くて健全だから。

  伊藤さんの本の中に、あのころの人が、ひとり、ふたりと亡くなっていく寂しさが書かれていました。ぼくもその文を読んだとき、無性に伊藤さんにお会いしたくて、下北沢まで訪ねて行こうと思いました。

  昼間でしか伊藤さんと会ったことがないのでお酒を飲みながら、ゆっくりと語りたいものです。」

  田中クリニックの女性の看護士さんは、先生がゲイだということをご存知ないようで、先生がお尻も触らないし、へんだと思っているのでは。

  先生のクリニックを舞台にして、ドラマにしたら「メゾンドヒミコ」以上に面白い映画にでもなるかも。

  田中先生、若いときに韓国の青年が好きになって、その人としゃべりたくて、韓国語をマスターしてしまった。それが役に立って、韓国の留学生の面倒を見ている、偉い先生なのだ。

『薔薇族』と共に青春を送った先生に栄光あれ!

(写真は、せせらぎ公園の満開の桜。)

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+ :。

Yamajun_1

「ウホッ!いい男たち」第1~4部
【著者名】山川純一
【発 行】ブッキング
【税込価格】各1,050円

▼販売サイト
 ・DMM
  http://www.dmm.co.jp/digital/book/-/list/=/article=series/id=10489/
 ・デジパ ネットショップ
  http://dl.digipa.com/shop/digipa/search?kwd=%83E%83z%83b
 ・電子書店パピレス
  (アダルト商品の為、購入にあたり会員登録者の必要があります。
   会員登録後、タイトル名で商品検索を行い、検索結果画面の右下の「アダルトフロア商品も表示」よりアダルトページにログインして下さい。)
    http://www.papy.co.jp/

◆山川純一原画 オークションはこちらから
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/baraqito

※著作権は本人合意の上で(株)第二書房にあります。無断複製、転売、転載等はなさらないことをお約束いただける方のご購入を希望します。

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+ :。

◆このブログを読んでくれている人も、3冊の本についての感想をお寄せ下さい。

薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い 薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い

『薔薇族』の人びと その素顔と舞台裏 『薔薇族』の人びと その素顔と舞台裏

『薔薇族』編集長 『薔薇族』編集長

◆永遠のベストセラー「愛の潤滑液 ラブオイル」一度お試しあれ。

Nurnuru2 Nurnuru3

◆お求めはこちらから

◆ご感想・ご相談はこちらへbungaku@barazoku.co.jp

Img278 

| | コメント (1) | トラックバック (1)

ぼくの青春と共に歩んできた『薔薇族』

Img277

  新築の第二書房の社屋で、いろんな催しを開いたが、3階の16畳の大広間は、そのために造った部屋だ。

  大学生ばかりを集めたことがあって、そのときK大医学部の学生だった、田中君もそのひとりで、現在は千葉市でクリニックを開いている。その田中君がしばらくぶりにメールでうれしい消息を送ってくれた。

「ひょんなことから『薔薇よ永遠に=薔薇族編集長35年の闘い』と、『薔薇族の人びと=その素顔と舞台裏』の2冊をインターネットで拝見して、昨日、早速amazonを通じて、通販で取り寄せて読みました。

  その中の記事のひとつ、ひとつが懐かしくて、ダンボールの中から、35年も前の『薔薇族』を取り出して、また読み返してみました。

  35年前は丁度、ぼくが20歳になったときです。『週刊朝日』の記事を見て、K大のボート部の戸田の合宿所からの帰りに、わざわざ遠回りして御茶ノ水のそういった類の本ばかりを売っている書店まで足を運んで、黄色い表紙の創刊号を買い求めたことを覚えています。

  ぼくは宝物として、『薔薇族』の創刊号から100号までは、今でも大事に保管しています。ぼくの青春と共に歩んできた『薔薇族』ですから、そう簡単には捨てられません。今、手にしている創刊号を大事にして持っている人は、そんなに多くはないのでは?

  伊藤さんの単行本を読みながら、若き時代の自分に帰ったような不思議な、楽しい空想の時間がよみがえり、こうしてペンをとりました。

  今日のような春らしい気候になると、第二書房のすぐ近くにある(小川が流れていたのでは)満開の桜並木の下で、読者のお花見をしたことを覚えています。

  確か社屋の大広間で、「大学生の集い」のようなものが催されたのではないでしょうか。春休みとあって、全国から若者が集ったことを覚えています。

  そこで知り合った「角刈りの弟分」だったかず君とは、35年間、ずっと友だちでいます。(彼はC大の体育学部を卒業して、今は山奥の小学校の分校の先生をしています。)

  また、そのときに出会った別の友だちは、今、ヘルパーの資格をとって、ぼくのクリニックの助手として働いています。やさしい性格はおばあちゃんに大人気です。

  この集まりで知り合った、もうひとりの兄貴分だった「かず」は、わが家からすぐ近くの知的障害者センターで、障害児の送迎バスの運転手として働いています。

  糖尿病になったと言うので、ひと月に一度はぼくのクリニックに通ってきては、「注射はやめてえ!」と、わざわざオネエ丸出しで騒いで帰って行きます。まさか看護士は、この浅黒い短髪のおっさんが、おおオネエとは知りませんから、ぼくとその知り合いの患者が悪ふざけしているとしか思っていないでしょう。」

  まだ、まだメールは続くのですが、続きはこの次に。「大学生の集い」に集った大学生が、30年も経っておっさんになっても友だち付き合いが続いているなんて。こんな雑誌って他には考えられない。『薔薇族』を勇気を出して創刊して本当によかった。そんな思いにさせられた、うれしいメールでした。

(写真は331日(土)わが家のすぐ近くの桜並木だ。30年前は川だったが、今ではせせらぎ公園になっている。)

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+ :。

Yamajun_1

「ウホッ!いい男たち」第1~4部
【著者名】山川純一
【発 行】ブッキング
【税込価格】各1,050円

▼販売サイト
 ・DMM
  http://www.dmm.co.jp/digital/book/-/list/=/article=series/id=10489/
 ・デジパ ネットショップ
  http://dl.digipa.com/shop/digipa/search?kwd=%83E%83z%83b
 ・電子書店パピレス
  (アダルト商品の為、購入にあたり会員登録者の必要があります。
   会員登録後、タイトル名で商品検索を行い、検索結果画面の右下の「アダルトフロア商品も表示」よりアダルトページにログインして下さい。)
    http://www.papy.co.jp/

◆山川純一原画 オークションはこちらから
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/baraqito

※著作権は本人合意の上で(株)第二書房にあります。無断複製、転売、転載等はなさらないことをお約束いただける方のご購入を希望します。

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+ :。

◆このブログを読んでくれている人も、3冊の本についての感想をお寄せ下さい。

薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い 薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い

『薔薇族』の人びと その素顔と舞台裏 『薔薇族』の人びと その素顔と舞台裏

『薔薇族』編集長 『薔薇族』編集長

◆永遠のベストセラー「愛の潤滑液 ラブオイル」一度お試しあれ。

Nurnuru2 Nurnuru3

◆お求めはこちらから

◆ご感想・ご相談はこちらへbungaku@barazoku.co.jp

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新聞記者から市長さんへ

Img276

  下北沢の北口、横浜銀行(現在はドラッグストア)の横を曲って、1軒目の2階に「イカール館」という喫茶店を経営していた。数年前に店を閉じて現在は古着屋になっている。

  最初は「薔薇の小部屋」そして「エミール」その次が「イカール館」と、店の名前を変えた。「薔薇の小部屋」は、内藤ルネさんが少女雑誌に付けた名前で、2号で廃刊になってしまい、店名として残ることになった。

  下北沢は若者の街になってしまって、大人がゆっくりとくつろげるお店はなかった。ぼく自身が入ってみたいと思うお店がないので、それならば自分で造るしかないと思うようになってきた。

  たまたま当時、取引銀行だった、富士銀行の人が紹介してくれて、店を出すことになった。照明器具も、家具も西洋アンティークを使って、落着いた内装にした。ところがぼくが発行している同性愛の専門誌『薔薇族』の知名度があがっていて、これはうれしいことなのだが、「薔薇」というだけで、あちらのお店と思われてしまった。

『薔薇族』に広告を出したこともあって、レズビアンの人もかなり来てくれた。もちろんゲイの人も。

「薔薇の小部屋」は誰もが入れるお店として開店したので、ゲイバアのように思われるのは困りものだった。

  ある日のこと、店に行くために横浜銀行の路地を曲って、店先まできたときに、学生のような二人連れが「ここはあの店だよ」と言って、右手を頬のところにあてる例のしぐさをして通り過ぎて行った。

  そんなことがあって店名を変えてしまったのだ。いい名前で残念だったし、今、考えると変えるべきでなかったと悔やんでいる。

「イカール館」には、いろんなお客さんが来てくれた。お店の近所に住んでいる毎日新聞社の大橋建一さんもそのひとりだ。勤務の帰りに立ち寄ってくれて、お酒を飲んでいかれた。

  そのうち親しくなって、何度も毎日新聞に記事を書いてくれた。その頃、お店の壁面にカルフォルニアのフルーツのラベルを並べたりしていたので、それを記事にとりあげてくれた。

  大橋さんは政治部の記者でもなく、社会部の記者でもない、整理部というどちらかと言えば裏方の地味な仕事をされていた方だ。

  背が低くて、ずんぐりむっくりの地味な感じの方だった。記事はあまり書かない方なのに、何度も記事にしてくれたのはありがたかった。

  店も閉じてしまったので、大橋さんとは年賀状だけのお付き合いになってしまっていたが、5年ぐらい前から、大橋さんは和歌山市の市長さんになっていた。これは驚きだった。新聞社の裏方でずっと働いてきた方で、政治家とはまったく縁のないような大橋さんが市長さんに。「うそっ!」と、叫びたいぐらいだった。

  そのなぞがやっと解けたのだ。大橋さんから毎日新聞社刊で『元記者市長の雑学自典』(本体\1600・税別)という本が贈られてきた。

  恐らく和歌山は大橋さんの古里ということは想像できたが、それ以上は考えつかなかった。それがこの本を読んで、すべてのなぞが解けた。

  1946年の和歌山県生まれ。都立戸山高校を経て、東大文学部国史専修課程修了、毎日新聞社に入社、02年に退社して和歌山市長に就任。062期目の当選を果たす。

  頭のいい人であることは経歴を見て分かった。お父さんが市長さんを3期目当選して、半年後に57歳で現職のまま亡くなっている。その後の和歌山がどうなっていたのかは不明だが、「混乱している和歌山市政を建てなおすために、ぜひ和歌山に帰ってきてほしい」という多くの市民の要請を受けて、新聞社を退社して市長選に立候補したということだ。お父さんの地盤を継いでの当選で、これですべて納得。

  和歌山ってどんなところなのか、想像もつかない。新聞記者とは全く異なる、政治家プラス行政のトップという仕事は「未知との遭遇」ばかりで、戸惑いや反省の連続と言いながら、2期目に入った大橋さんを訪ねてみたい。真面目な大橋さんだ。きっと市民に信頼されているに違いないのだ。

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+ :。

Yamajun_1

「ウホッ!いい男たち」第1~4部
【著者名】山川純一
【発 行】ブッキング
【税込価格】各1,050円

▼販売サイト
 ・DMM
  http://www.dmm.co.jp/digital/book/-/list/=/article=series/id=10489/
 ・デジパ ネットショップ
  http://dl.digipa.com/shop/digipa/search?kwd=%83E%83z%83b
 ・電子書店パピレス
  (アダルト商品の為、購入にあたり会員登録者の必要があります。
   会員登録後、タイトル名で商品検索を行い、検索結果画面の右下の「アダルトフロア商品も表示」よりアダルトページにログインして下さい。)
    http://www.papy.co.jp/

◆山川純一原画 オークションはこちらから
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/baraqito

※著作権は本人合意の上で(株)第二書房にあります。無断複製、転売、転載等はなさらないことをお約束いただける方のご購入を希望します。

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+ :。

◆このブログを読んでくれている人も、3冊の本についての感想をお寄せ下さい。

薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い 薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い

『薔薇族』の人びと その素顔と舞台裏 『薔薇族』の人びと その素顔と舞台裏

『薔薇族』編集長 『薔薇族』編集長

◆永遠のベストセラー「愛の潤滑液 ラブオイル」一度お試しあれ。

Nurnuru2 Nurnuru3

◆お求めはこちらから

◆ご感想・ご相談はこちらへbungaku@barazoku.co.jp

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月18日 (水)

古い手紙の中に入っていた、一枚の絵

Img275

『薔薇族』の初期の頃の読者だろう。郵便番号が155としか書かれていないから間違いあるまい。切手も20円切手が2枚貼ってあるだけだ。こんな読者からの古い手紙が出てきた。これも引っ越しのお蔭だ。

  手紙は達筆で書かれていて、横浜の綱島のKという方だが、この手紙を書かれた頃、すでにかなりの年配のように見うけられるので、もうこの世におられないだろう。

「毎号、愛読しております。No.11号、苦心して購入しました。自由が丘駅前の本屋へ、三度も足を運びました。そして電話で発行日を確かめたのでした。

  苦心の甲斐があって、5月号、気に入りました。フォトも良し、読物は三島由紀夫さんが書いたと言われている『愛の処刑』。小生はこの作品が載っている『アドニス』別冊の『APOLLO』の小冊子を持っているのです。友人からプレゼントされたものですが、23年前のことです。小冊子の題名のそばに、三島由紀夫のペンネームと印してありました。

  それで多分、三島さんの作と信じて愛読していました。ところが『週刊ポスト』413日号で、作品の記事が出ていたので、早速買って読んだところだったのです。

  三島さんが切腹する前、一度、小生のイラストを人に介して届けたことがあるのですが、三島さんの手に渡ったか、それが判然としないまま、亡くなられてしまい、何とも残念の至りです。

  イラストは『奔馬』の飯沼青年の割腹シーンを描いたものでした。小生は切腹には特別の関心を持つので、耽美主義者、三島作品は大好きな者です。

『憂国』を最も愛読しております。映画も4回も見るほどです。惜しい人を亡くしてしまいました。今でも心残りでたまりません。そこで『愛の処刑』のイラスト1枚同封しました。」

  手紙の最後に血判みたいなものが押してあり、1枚のイラストが入っていた。『薔薇族』の11号に、三島さんが書いたと噂されていた『愛の処刑』を載せたので、それを手に入れられたのだろう。

  この時代に、すでに『愛の処刑』が三島作品だということが、仲間の間でひろがっていたのかも知れない。

  今の時代、切腹に関心を持っている人は、ほとんどいないだろうが、この時代には切腹をテーマにした小説を書く人もいたし、切腹マニアの人もかなりいたようだ。

  このイラストを誌上に載せていたら、作品を次から次へと描いてくれたかも知れない。見落としてしまったのが、残念でならない。

『愛の処刑』の載った『APOLLO』を持っている人は、現在はほとんどいないのでは。この方の持っておられた本も、家族の手で処分されてしまっただろうか。30年の歳月が流れて、紙の本でなく、インターネットなんてものにイラストが載って、Kさんもびっくりされるに違いない。三島さんも天国で見てくれるだろうか。

(『愛の処刑』は、ぼくの著書、河出書房新社刊『薔薇族の人びと』と、九天社刊の『薔薇よ永遠に』に載っていますので、ぜひ、お読みください。)

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+ :。

Yamajun_1

「ウホッ!いい男たち」第1~4部
【著者名】山川純一
【発 行】ブッキング
【税込価格】各1,050円

▼販売サイト
 ・DMM
  http://www.dmm.co.jp/digital/book/-/list/=/article=series/id=10489/
 ・デジパ ネットショップ
  http://dl.digipa.com/shop/digipa/search?kwd=%83E%83z%83b
 ・電子書店パピレス
  (アダルト商品の為、購入にあたり会員登録者の必要があります。
   会員登録後、タイトル名で商品検索を行い、検索結果画面の右下の「アダルトフロア商品も表示」よりアダルトページにログインして下さい。)
    http://www.papy.co.jp/

◆山川純一原画 オークションはこちらから
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/baraqito

※著作権は本人合意の上で(株)第二書房にあります。無断複製、転売、転載等はなさらないことをお約束いただける方のご購入を希望します。

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+ :。

◆このブログを読んでくれている人も、3冊の本についての感想をお寄せ下さい。

薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い 薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い

『薔薇族』の人びと その素顔と舞台裏 『薔薇族』の人びと その素顔と舞台裏

『薔薇族』編集長 『薔薇族』編集長

◆永遠のベストセラー「愛の潤滑液 ラブオイル」一度お試しあれ。

Nurnuru2 Nurnuru3

◆お求めはこちらから

◆ご感想・ご相談はこちらへbungaku@barazoku.co.jp

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月 4日 (水)

ついに山川純一君の未発表作品を見つけ出したぞ!

Img274 

  75年、住みなれた家と土地をぼくから取り上げてしまった、芝信用金庫に感謝している。あまりにも高い代償とはいえ、ヤマジュンこと、山川純一君の未発表作品をついにそのお蔭で、見つけ出すことができたからだ。

  わが家の3階、モデル撮影のためのスタジオにすべく作られた、まったく窓がなくて、高い天井の部屋。それがいつの間にか、衣裳部屋のような倉庫になっていた。

  その部屋の奥の方に、秘密の物置きみたいな、扉がついている物入れがある。そこの一番下から茶封筒に入って、4作品が見つかったのだ。そこは何年も開いたことがなかった場所だ。引っ越しということにならなければ、見つからなかったことは間違いない。

  スタッフのヤマジュン作品を載せるなコールについに負けて、誌上からなくなってしまった。前にも書いたが、16頁の1作品の原稿料だけで生活していることをぼくは承知していたから、この決定は苦痛だった。

  山川純一というペンネームは、ぼくが名付けたものだ。彼の本名も、住所もぼくは知らない。彼が作品を持ってくると、ひきかえに稿料をあげていた。

  雑誌に載せなくても作品を持ってくれば、稿料をあげていたが、その状態が4ヵ月も続いたということだろう。ぼくの記憶では半年は続いたと思っていたが、記憶違いだったようだ。

  気の弱い彼は、雑誌に載らないのに稿料をもらうことに気がねしたのだろうか、いつの間にか、ぼくの目の前から消えてしまった。

  彼だけでなく、同じような憂き目にあった人は何人かいた。気にいらないとやめさせてしまうからだ。ぼくの考えでやめさせた人はひとりもいないのに。

  経済状態が悪化して、どうにもならなくなり、リストラせざるを得なくなったことはあったが。

  劇画の登場人物の髪型や、顔が長い、自分の趣味じゃないからといって、やめさせるなんて、ゲイ界でなければ、こんなことがあるわけがない。その作品が長い時間を経て、脚光を浴びるなんて…。

  16頁の作品が4作、64頁分の未発表作品。これを見つけ出すことができて、ぼくはホッとしている。ヤマジュンファンが見たいと思っているだろうから、これらの作品を3度目の復刊『薔薇族』に1年かけて掲載する。季刊(年4回発行)だから1年でということだ。

  復刊号は4月下旬に、35年前の創刊号よりもっと薄い頁数で刊行される。1冊の値段は送料込みで1000円だ。ちょっと高いと思われるだろうが、カンパ代も含んでということだ。1000円札を紙にくるんで送ってください。

          送り先=〒155-0032

東京都世田谷区代沢2-28-4-206

㈱第二書房・伊藤文学 宛。

この雑誌は書店では扱ってもらえず、あくまでも通信販売でということだ。今度こそ倒れるまで永続きさせたいものだ。読者諸君のご支援をよろしく。

  くわしいことは4月の末にお知らせするが、未発表作品、4作を含めて、ヤマジュン全作品を電子書籍で見ることができるようになる。もちろん有料だが、ご期待ください。

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+ :。

Yamajun_1

「ウホッ!いい男たち」第1~4部
【著者名】山川純一
【発 行】ブッキング
【税込価格】各1,050円

▼販売サイト
 ・DMM
  http://www.dmm.co.jp/digital/book/-/list/=/article=series/id=10489/
 ・デジパ ネットショップ
  http://dl.digipa.com/shop/digipa/search?kwd=%83E%83z%83b
 ・電子書店パピレス
  (アダルト商品の為、購入にあたり会員登録者の必要があります。
   会員登録後、タイトル名で商品検索を行い、検索結果画面の右下の「アダルトフロア商品も表示」よりアダルトページにログインして下さい。)
    http://www.papy.co.jp/

◆山川純一原画 オークションはこちらから
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/baraqito

※著作権は本人合意の上で(株)第二書房にあります。無断複製、転売、転載等はなさらないことをお約束いただける方のご購入を希望します。

, :・.☆.・:* ∴.. *, :・. *, :・。.・:.+ :。.・:.+ :..・:* ∴...・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :..・:* ∴.. *, :・。.・:.+ :. *, :・. *, :・..・:* ∴...・:* ∴.。.・:.+ :。.・:.+ :。

◆このブログを読んでくれている人も、3冊の本についての感想をお寄せ下さい。

薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い 薔薇よ永遠に―薔薇族編集長35年の闘い

『薔薇族』の人びと その素顔と舞台裏 『薔薇族』の人びと その素顔と舞台裏

『薔薇族』編集長 『薔薇族』編集長

◆永遠のベストセラー「愛の潤滑液 ラブオイル」一度お試しあれ。

Nurnuru2 Nurnuru3

◆お求めはこちらから

◆ご感想・ご相談はこちらへbungaku@barazoku.co.jp

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »