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2007年7月17日 (火)

『薔薇族』復刊第2号(夏の号)話題満載で堂々発売! ——特集・昭和46年・日本ゲイマスコミ誕生——

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復刊2号目、No.393・夏の号が印刷所から届けられた。表紙には藤田竜さんの『薔薇族』創刊号の表紙絵が使われている。

この春に復刊第1号が出たときに、ネットを見て注文してくれた読者のうちの約3割の人はなんと女性だった。夏の号を早速手にとって読んでみたが、これはゲイだけの読物ではなく、誰が読んでも面白く読めるのではと思った。ぼくのブログを読んで、夏の号は女性読者が一挙に半分に達するのでは。

「特集・昭和46年・日本ゲイマスコミ誕生」。構成・執筆は副編集長の文志奇狩都君で、客観的な目で、『薔薇族』創刊の意義を正確にとらえてくれている。

創刊号のトップに載った、ぼくの文章は、講談社刊の『小説現代』の別冊に書いたもので、一般読者にゲイを少しでも理解してもらおうと思ってのものだ。「ホモフレンドからの手紙」というタイトルで、それをそのまま創刊号に載せた。この文章を今読んでみても、少しも古さを感じないし、女性が読んでも共感を得るのでは。「ホモと言われたって、笑われたって、生きていかねばならないのです。花の咲かない、つぼみのままで枯れてしまうのはいやなのです。」読者からの手紙の一文で、こうしめくくっているが、ぐっと胸につきささるものがある。

「仲間が集まる書店」という文章をぼくは書いているが、創刊のころ、親身になって売り続けてくれた、何軒かのお店を紹介している。現在、これらのお店は一軒も残っていないが、これらのお店のご主人の協力があって、『薔薇族』は続けられたのだろう。

「文通欄はじめて物語」も面白い。創刊前の単行本のあとがきに文通欄の原稿を募集していたのだが、集まったのはたったの6人。勇気がなければ、この時代に投稿できなかったのだろう。投稿の文章の長さに制限はないのだから、長々と自分の思いを書いている。6人は読者からのもので、最後の7人目はサクラで藤田竜さんの呼びかけだ。「当方30歳。安心して頼れる明るい青年」としめくくっているが、年齢を4歳もサバを読んでいるなんて。何10通もの手紙が届いただろうから、藤田さん、きっといい男にも出会えたのでは。

ソルボンヌK子さんの1頁マンガも傑作だ。世田谷区・サーチライト君の文通欄への投稿を紹介しているのだが、なんだこれはと思ってしまう呼びかけだ。これは雑誌をお求めになって、読んでからのお楽しみだ。

“「ゲイマスコミの父」伊藤文学を永年支えた「薔薇族の母」藤田竜”。漫才の世界でも、ボケとつっこみの息が合わないと成功しない。まったく性格の違う、ぼくと藤田竜さんの息が微妙に合ったので、面白い雑誌が作れたのでは。この文を読むと、つくづくそんなことを考えさせられてしまう。それにしても竜さんの才能は偉大だった。

2号のグラビアがワイセツだというので桜田門に呼ばれて、お灸をすえられた話。モデルのことでは、いろんな話がありました。

たった56頁の雑誌なのに、面白い話がいっぱいつまっていて、ひきつけられてしまう。

文志奇狩都君、うまくまとめてくれたものだ。情報だけをつめこんだ雑誌と違って、いろんなことを考えさせてくれる雑誌に見事になっている。

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●薔薇族自力復刊号・発売中! 


☆書店々頭での取扱いもスタートしました☆


◎中野プロードウェイ3F「タコシェ」
(http://www.tacoche.com/)


◎神田神保町すずらん通り「書肆アクセス」
(http://www.bekkoame.ne.jp/~much/access/shop/)


◎メンズショップ「BIGGYM(ビッグジム)」池袋店
〒171-0014 東京都豊島区池袋2-47-11和企画ビル2F
TEL/FAX03-3988-7853 営業時間11:00〜23:00


◎メンズショップ「BIGGYM(ビッグジム)」上野店
〒110-0015 東京都台東区東上野3-39-7マルヤビル202号
TEL/FAX03-3834-3008 営業時間11:00〜23:00


☆遠方の方は通信販売をご利用ください。通販には、以下の3つの方法がございます。お好きなものをお選びください。

①切手同封
・・・80円切手を13枚を、送付先の郵便番号・住所・氏名を書いた紙と共に下記までご郵送ください。
★送り先=〒155-0032 

東京都世田谷区代沢2-28-4-206

 第二書房 伊藤文学 宛

②定額小為替
・・・郵便局で、1000円分の定額小為替(ていがくこがわせ・手数料10円です)を購入し、送付先の郵便番号・住所・氏名を書いた紙と共に下記までご郵送ください。
★送り先=〒155-0032 

東京都世田谷区代沢2-28-4-206

 第二書房 伊藤文学 宛
※なお、為替には何も書かないでください。お名前などを書かれてしまいますと換金が不可能となり、発送ができなくなってしまいます。
2-28-4

③郵便局から現金振込み
・・・郵便口座(記号/10100 番号/43045401 加入者名/イトウブンガク)へ1000円を振り込んだうえ、bungaku@barazoku.co.jp まで送付先の郵便番号・住所・氏名をお知らせください。

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◆ご感想・ご相談はこちらへbungaku@barazoku.co.jp

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