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2008年4月21日 (月)

日の丸の旗に著名歌人のサインが!

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  ときおり喫茶店「邪宗門」のマスターからお呼びがかかる。「伊藤さんのファンの人がきていますよ」

  そう言われれば行かないわけにはいかない。今、住んでいる下北沢のマンションは、下北沢の駅には近くなったが、「邪宗門」には遠くなってしまった。ぼくの足では15分はかかるだろうか。

「邪宗門」は、森鴎外の長女、森茉莉さんが仕事場兼応接間として使っていたことで有名なお店だ。

  茉莉さんが亡くなってから、かなりの年月が経っているのに、茉莉さんのファンが全国から訪れてくる。

  マスターは女性でも、男性でも、扉を開けて入ってくるお客さんを見るなり、茉莉さんのファンだなということがすぐに分かるそうだ。

  どんな人が見えているのかと、扉を開けて入ったら、見るからに上品でセンスのいい女性が座っていた。ルネさんのグッズで育った人で、茉莉さんのファンでもある。

『薔薇族』のルネさん特集号も購入してくれたので、サインをしてあげた。店を出て茉莉さんが住んでいた「倉運荘」の跡や、「代沢ハウス」も案内して、駅まで送り、大変よろこんでくれた。

「邪宗門」のマスター、最近珍しいものを掘り出した。日中戦争のときのものか、太平洋戦争のときのものか分からないが、出征する兵士に武運長久を祈って、知人、友人が日の丸の旗にサインをして贈るという風習があった。

  出征して行った人がどんな人か分からないが、昭和の歌聖とも言われた、歌人の斉藤茂吉、その弟子の鹿児島寿蔵、近藤芳美のサインがあることから、歌人だったのではないかと思われる。

  斉藤茂吉は終戦後の昭和22年に、山形の疎開先から、長男の茂太さんが診療所を開いていた、代田八幡宮のすぐそばの家に戻ってこられた。

  戦後に出征兵士にサインをして贈るわけないから、太平洋戦争中なら山形におられたし、サインできるわけがない。そうなるとまだ東京におられた頃の日中戦争のときのものではないだろうか。

  たくさんの方が、日の丸の旗にサインをしておられるが、よく調べればまだまだ著名な方のサインもあるかも知れない。

  戦後、「未来」の主宰者だった近藤芳美さんのサインが、とりわけ遠慮したように小さく書かれているところをみると、まだお若かったときのサインと思われる。

「邪宗門」のマスター、この日の丸の旗をリサイクル屋から見つけ出したというが、これはすごい掘り出し物と言えるだろう。

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