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2008年6月10日 (火)

ゲイの世界の壁を開けられない!

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『プリンツ21』という雑誌社の編集の女性から、電話がかかってきた。「映画を見ての感想を原稿用紙2枚に書いてください」とのことだった。

  ぼくは本をほとんど読まないから、書評をと言われるのも困るし、映画もテレビで見るぐらいだから、これも同じように困ってしまう。

  まず『プリンツ21』という雑誌の存在を知らなかった。どんな雑誌なのか知ることが大事と、どこの本屋で売っていますかと聞いたら、下北沢なら本多劇場の一階にある「ヴィレッジヴァンガード下北沢」に置いてあると教えてくれた。

  このお店、不思議なお店で、本も置いてあるが、雑誌類から自転車まで、ないものはないというぐらい、所狭ましと置いてあって、若者に人気のお店だ。

  書籍類もちょっと癖のある人が読む本が置いてある。ぼくの幻冬舎のアウトロー文庫の『薔薇族編集長』もたくさん置いてくれていた。

  2008年夏の号の「四谷シモン特集」(定価\1500)を早速買い求めた。年4回刊行の季刊で通巻87号とある。

  以前から『薔薇族』を置いてもらおうと思っていたので、次長の加藤鉄也さんにお願いしたら、書類を本社に送って、OKがでたら置きますよということだった。加藤さんも『薔薇族』のことをよく知っておられるようなので、おそらく置いてくれるだろう。

  四谷シモン君製作のお人形の写真もたくさん載っているし、香川県坂出市本町にある、四谷シモン人形館・淡翁荘の紹介も載っている。「なんで香川県は坂出市なんて、田舎の醤油屋に四谷シモンの人形館が?」と思うだろうが、縁があってのことだったようだ。工場の敷地内に建つ西洋館を改修して美術館にしたものだ。

  近くにあるならすぐにでも訪れてみたいが、四国ではちょっと。

  41人もの方々がシモン君のことを書いているが、ゲイの人が多いようだ。「四谷シモンが出会った美術家たち」という集団写真が載っているが、その団結ぶりがうらやましい。

  内藤ルネさんと藤田竜君に「伊藤さんはノンケ(ゲイではない女好きの人のこと)だから」と、ことあるごとに言われたものだ。ぼくもイソップ物語に出てくるこうもりみたいで、動物の世界にも、鳥の世界にも入れないと悩んだものだ。

  たくさんのゲイの人と出会って、ある程度は親しくなるものの、一緒に酒をのんだり、旅行に行ったりすることもなかった。

  やはりぼくがゲイじゃないから、仲間に入れてもらえないと、ひがんでしまう。この四谷シモンの特集を読んでみると、ああ、やはりと思ってしまう。

  ぼくの書いた原稿は、626日発売の『プリンツ21』に載るそうだ。ヴィスコンティの「ベニスに死す」について書いた。児童ポルノを所持しているだけで罰せられてしまうかも知れない。そんなときに少しでも少年愛の人たちのことを、知ってもらおうと思って書いたものだ。

  読みごたえのある楽しい雑誌なので、ぜひ忘れずに買ってください。

★『薔薇族』の注文の方法は、郵便局で千円の定額小為替を作ってもらってお送り頂くか、千円札を紙にくるんでお送りください。155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206 伊藤文学

★新しく『薔薇族』を置いてくれる古本店・「ビビビ」が下北沢にあります。〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-45-15 スズナリ横丁1F・北沢タウンホールの筋向いです。読者好みの古書が沢山置いてあります。電話03-3467-0085です。

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