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2008年7月 9日 (水)

ぼくの宝石のように輝く文章を読んで!

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  季刊誌『プリンツ21』から電話があって、400字詰の原稿用紙2枚で、映画の感想文を書いてほしいという依頼があった。

  早速、渋谷東映に『相棒』を見にいった。主人公の二人を薔薇族的に見てやろうと考えたのだが、構想がまとまらなかった。

  そうだ!今、児童ポルノの話題が多いので、少年愛をテーマにした作品、ヴィスコンティの『ベニスに死す』を見ての感想を書こうと思いたった。

  ビデオ屋からDVDを借りてきて見ることにした。この作品、すでに何度も見ているが、画面に登場する少年の美しいこと。少年が登場するシーンは、画面に花が咲いたようだ。

  一瞬にして少年のとりこになってしまう老教授。何度も少年に会うたびに、その想いは深まっていく。

  ぼくはタイトルに「かげろうのような美しくもはかない恋」と付けた。原稿用紙2枚の文章なのに、こんなに力をこめて書いたことはない。映画の中の老教授になった気持ちで書いた文章だ。

  114頁の上段にひっそりと載っている。短いけれど、宝石のように輝いていると自負している。

  6月26日に書店で売り出されるというので、下北沢のスーパー「ピーコック」に買い物に行ったついでに、4階の三省堂書店に行って、店員に雑誌があるか聞いてみた。驚いたことにたった1冊入荷して、すでに売れていてないという。

  本多劇場が入っているビルの「ヴィレッジヴァンガード下北沢店」に行ってみた。『薔薇族』を置かしてもらうことをお願いしてあったので、その返事を聞いてみた。本社からは置いてもいいということだが、目下検討中という返事だった。

『プリンツ21』の前の号の「四谷シモン特集」が、山のように積み上げられていたのが、しばらくして行ってみたら、残部が数冊になっていたので、売れたのかと聞いてみたら、なんと多くとりすぎたので返品したのだそうだ。ああ、現実はきびしい。とにかく本が売れないのだ。

  映画の感想ということだったので、映画の特集かと思ったら、「高畠華宵特集」だった。宇野亜喜良さんも「現代に連なる抒情」と題して談話を載せているが、華宵をはっきりと同性愛の人と書いている。

「恐らくオリジナルで着物や洋服をデザインするような仕事ができるタイプの人。その辺はホモセクシュアルの世界の人に特有の感覚だと思うんです。」と。

  美少年のイラストもたくさん紹介されている。定価1500円。華宵の妖艶な美少年に酔いしれてください。

「ヴィレッジヴァンガード下北沢店」TEL03・3460・6145 一度足を踏み入れたら、おもちゃ箱をひっくりかえしたような空間から、すぐには出ることができないだろう。

  下北沢に立ち寄ったら、ぜひ訪れてほしいお店だ。そのうち『薔薇族』も置いてくれるだろうから。

★『薔薇族』の注文の方法は、郵便局で千円の定額小為替を作ってもらってお送り頂くか、千円札を紙にくるんでお送りください。155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206 伊藤文学

★新しく『薔薇族』を置いてくれる古本店・「ビビビ」が下北沢にあります。〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-45-15 スズナリ横丁1F・北沢タウンホールの筋向いです。読者好みの古書が沢山置いてあります。電話03-3467-0085です。

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