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2008年11月 3日 (月)

いい趣味なのか、悪い趣味なのか?

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  作家でも、画家でも、経歴を知ろうとすると、ネットで検索して、すぐさま知ることができる。

  息子の嫁さんに頼んで、何人かの人の経歴を調べてもらったことがある。それならばと、伊藤文学を検索すると、どんなことが記されているのか調べてもらった。

  いったい、どんな人がぼくの略歴を調べて書いてくれたのだろう。アール・ヌーボー、アール・デコの時代のアンティークのコレクションが趣味という文字は、もうどこにも見当たらない。なんと趣味は「古着蒐集」とあった。

  確かに本当のことだが、ちょっと情けない、寂しい趣味ではある。いつかブログに、ガレーの花びんを買っていたときよりも、安い古着のシャツなどを買っている今の方が楽しい。と書いたことがあったので、それを見て書いてくれたのだろう。

  この略歴は間違ったことは書いてはいないが、よりくわしく自分で後の世の人のために書いて残しておいた方がいいと思うので、近日中にくわしく書こうと思っている。

「下北沢駅」の改札口を出て、左側の階段をおりると、「下北沢南口商店街」というアーケードが目に入る。その下を通って狭い商店街を4、5分歩くと、左側に庚申塚のほこらがある。そこを左に戻るように曲がると、すぐ右側に、大きなスニーカー屋の「Step in Step」がある。その筋向いの2階に、オール商品700円均一の「STICK OUT」がある。

  下北沢には20軒近い古着屋があるが、南口の大手の「シカゴ」などは品物は多く、いいものはあるが、ブランド物のいい商品にはそれなりの値段がついている。

STICK OUT」にときどき顔を出していて、掘り出し物を見つけるのが一番いいようだ。今日も立ち寄って、濃いグリーンのブルゾンを見つけ出した。腕の部分は牛皮で「WANDERER」と、刺繍の文字が入っている。孫に聞いたら「放浪人とか、歩き回る人」という意味だそうだ。

  新品なら何万円かするだろうが、とにかく700円。洗濯屋に出したら何千円かとられるから、着古したら捨ててしまえばいい。

  今どきの若者は派手なシャツは着ない。派手なシャツは、ぼくが買うようにしている。この店を出てスニーカー屋の「Step in Step」の前を通ると、若い女店員の、目のクリッとした小柄のかわいい子が、必ず大きな声で挨拶してくれる。たった一度、靴を買っただけなのに。

  この女の子は明るい。笑顔がいい。今どきの若い子には珍しい。なんともわびしい買い物だけど、下北沢の散歩は楽しい。

  タバコをぼくは吸わないから、タバコがきれた時のイライラする気持ちは分からないが、以前は、ときどき骨董屋をのぞかないと、息切れするような気分だった。今はお金がなくてそれができないから、古着屋をのぞいては、安い買い物をしている。それがいい趣味なのか、悪い趣味なのか分からないが、ぼくにとって生きていくためには必要な趣味なのかも知れない。

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コメント

似合いますよ❤うん、うん、とっても良くお似合いです
大多数の70台のじい様とは、レベルが違います。
また、良い意味で、色気が有ると言いましょうか
よっ!薔薇おやじって、呼びたいです。

投稿: 桃ちゃん | 2009年1月20日 (火) 19時25分

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