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2008年12月

2008年12月31日 (水)

昭和の幻をひきずっている店

 下北沢駅の改札口を出て、右側の階段を降りると、駅前に、戦後の闇市がそのまま残っているマ−ケットがある。

 今では、そのほとんどが新しい店に入れ替わっているが、その中に、アメリカ屋という、アメリカの衣類を輸入して売っている店と、額縁屋の2軒だけが、僕の知っている限りでは古いお店だ。

 昭和30年代、40年代頃までは、この闇市の中は、いろんなお店がびっしりと並んでいて、人ごみをかき分けなければ通り抜けられないぐらいの賑やかさだった。

 それが今では、抜け道でしかなくなって、当時の面影はないさびしい商店街になっている。今のように、アメリカの古着なんてものを売っている店はあるはずがなく、アメリカ屋は、アメリカ直輸入のしゃれたシャツ、ジャンパー、革ジャンなどがところ狭しと並んでいて、若者たちが群がる大繁盛店だった。

 僕が店の前を通ると、「社長!」とか「先生!」なんて声をかけて呼び止められるので、ついついシャツなどを買っていた。その頃は3人のオヤジさんが働いていたが、今はひとりのオヤジさんだけが店番をしている。

 先日、たまたまアメリカ屋の前を通ったら、オヤジさんと目が合ってしまった。ついついぶら下がっているシャツなどを見ることになって、ミッキーマウスをデザインしたシャツに目をとめた。ハワイ製で1960年代のシャツだと言う。

 値段を聞いたら、なんと2万9000円。以前はそんな値段のシャツを買っていたのだろうか。考えてみたら、ここ数年、そんな高価なシャツなど買ったことがない。

 最近は、南口の700円均一の古着屋をひいきにして買っているのだから、想像もできない値段だ。

 「今は年金暮らしで、それも今月から2万円も減らされているので、とても買えないよ」と言ったら、オヤジさん、「それじゃ、1万円にします」。

 いっぺんに1万9000円も値引きしてしまった。「最近、1万円なんてシャツを買ったことがないよ」と言ったら、「それじゃ、9000円にします」。

 可愛らしいミッキー・マウスをデザインしたシャツ。ちょっと心引かれて買ってしまった。

Bungaku

 店の奥にぶら下がっている革ジャンの値段を聞いたら、9万8000円だという。この革ジャンを値切ったら、いったいいくらになるのだろうか。

 700円均一の古着屋で、うまく見つけると、革ジャンでも、革のコートでも700円で買える。小田急の復々線の工事が進んでいて、この闇市が消える日も時間の問題だろう。

 昭和のなつかしい時代は、とうに終わってしまったのだ。昭和の幻を引きずって取り残された、うらさびしいお店も消えてしまう日もそう遠くはないだろう。

 今やアメリカは貧乏大国になり下がって、日本人があこがれた、栄光に満ちあふれたアメリカではない。しかし、ここで売られている衣類は、まぎれもなくかつてのアメリカで作られた、メイド・イン・USAだ。

 アメリカ屋さんの商品は、今のように中国製でないだけでも救いだろうか。

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戦後の闇市がそのままに・・・

Furugi

昔、仕入れた革ジャンが9万8000円・・・

 

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2008年12月28日 (日)

世田谷学園と国士舘と

 僕の長男の子ども、孫は、世田谷学園に通う高三の男の子と、国士舘中学に通う中ニの女の子である。

 今年、10月25日は、世田谷学園の学園祭と、卒業生の同窓会総会だった。
同窓会総会に出席する卒業生はわずか30人くらいで、毎年のことだが、何万人も卒業生がいるのに寂しい限りだ。

 決算報告と、次年度の事業報告が行われ、誰も質問する人はいない。
30分もすれば拍手をして終わる。これでは出席するのがバカバカしくなってしまうだろう。

 同窓会の会長さんは、僕と同期で、お寺の住職さんである。
若い頃はレコード会社の宣伝部に勤めていたのだから、もう少し工夫をして、出席した人が楽しかった、また、来年も出席したいと思うような趣向を考え出してもらいたいものだ。

 僕が入学したのは、太平洋戦争末期の昭和19年4月。
その頃の世田谷学園は、あまりいい学校ではなくて、ヨタ中なんて言われていた。ところが今は進学校で、中・高一貫の評判のいい学園になっている。

 東大にも何人かが入り、早稲田、慶應なども何十人も入学し、駒沢大学を受験するなんて言うと、仲間にバカにされるようだ。

 校舎も何年か前に新築され、立派な校舎になっているが、僕はこの校舎が気に入らない。今さら、批判したところでどうにもならないが・・・。

 美輪明宏さんは、建築家の安藤忠雄さんが設計する、コンクリート打ちっぱなしの建築を批判している。美輪さんが考えているアール・ヌーボーや、アール・デコの時代の装飾性の高い建築もどうかとは思うが、世田谷学園の校舎は、あまりにも夢がなさ過ぎると思う。

 設計をされた方が、お役所や工場などを手がけている方だと聞いたことがあった。
あまりにも機能的で、よくできているが、色彩が冷めた過ぎる。それに全て直線を使っているので、暖かみがない。

 少年たちが学ぶ校舎だから、もっと明るく、曲線を多く使い、遊び心があってもいいのではないだろうか。

 進学校であるために、運動部の学生を除いた学生たちは、髪の毛も同じように長く、顔色もさえない。学園全体が楽しそうでなく、暗い雰囲気だ。みんな入試勉強に疲れているのだろうか?

 世田谷学園は、ずっと男子校を通しているが、孫の、中二の女の子が通う国士舘は、何年か前から男女共学になっている。

 国士舘の中・高の校舎、クルマでは前を通るものの入ったのは初めて。以前は男子校だったので女子生徒は少ないようだ。

 さて、校舎だが、玄関のロビーからして広々としている。それに床から暖かい色を使っていて色彩が豊富である。曲線を多く取り入れているから、校舎全体が明るい。それに設計者の遊び心を感じさせるいい校舎で、世田谷学園とは対象的といえる。

 国士舘は、大学もあり、ほとんどの学生は大学まで進むのだろうから、受験勉強にあくせくしない。学園全体がのんびりとして、学園祭もみんな楽しそうだ。

 僕の長男は、京都大学の理学部を卒業して、ソニーに勤めているが、進学校で学ぶ学生は、一流大学に入学して、一流企業に就職するという同じようなコースを目指しているのだろう。

 確かに世の中、格差社会になっているけれど、僕は頭が悪くて、勉強嫌いだったから、世田谷学園と国士舘を見比べると、国士舘に軍配をあげたい。

 長男のようなコースを進めば、給料は多くもらえるかもしれないが、かといって幸せとは限らない。人間、生き方が大切だ。

 世田谷学園と国士舘の学園祭を訪ねて、いろんなことを考えさせられてしまった。

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2008年12月24日 (水)

森茉莉さんを語る会の途中で席を立って・・・

 今年11月のことだが、代沢小学校のPTAのお母さん方が主催となって、
きむら・けん先生を講師に、代沢の街に永いこと住んでおられた、作家の森茉莉さんの足跡をたどる会が催された。

 その日の10時に、下北沢の駅前に集まった、30名を超えるお母さん方を案内して、茉莉さんが出入りしていたお店などを、きむら先生が案内して回られた。

 最後に、昭和26年から茉莉さんが住んでいた「倉運荘」、昭和48年に移られた、すぐ近所の代沢ハウスなどを案内して、代沢小のランチ教室に戻ってきた。

 茉莉さんと何度も出会い、誰も部屋に通さなかったという部屋にお邪魔して、茉莉さんの部屋の中をつぶさに見てきた僕を、近くの喫茶店「邪宗門」のマスターが推薦してくれて、茉莉さんの人となりをしゃべることになっていた。

 きむら先生は、目黒区に住んでおられる方で、北沢川の緑道の周辺に住んでいた文士たちのことを克明に調べ上げて、本も書かれている。

 しかし、茉莉さんのことに関しては、昭和7年から代沢に住んでいる僕は、茉莉さんの姿を、いつも見かけていたし、芝信用金庫の前にある、マンションの1階にあった喫茶店「淀」で、身近に茉莉さんを見てきた。

 昭和53年、茉莉さん、75歳のとき、美輪明宏さんが、茉莉さんの作品『枯葉の寝床』を劇化して、渋谷の西武劇場で上演した。

 その頃、内藤ルネさんが編集して、僕が経営する第二書房から、『薔薇の小部屋』という抒情雑誌を発刊した。

 僕はルネさんに依頼されて、茉莉さんの自宅を訪ね、執筆をお願いにあがったのだが、茉莉さん、ご自分の部屋には入れないと言われていたのに、すんなりと僕を部屋に通してくれた。

 キッチンと6畳ぐらいの部屋だけのワンルームだ。キッチンの椅子の上には、いろんなものが乗っていて、それをどかさなければ、僕が座ることができない。

 初めてお邪魔したというのに、お茶を出されることなく、3時間も茉莉さんの話しを聞かされてしまった。『薔薇の小部屋』は、2号で廃刊になってしまったが、2号にも茉莉さんは原稿を書いてくれた。

 ゲラを見せにもあがったので、何度か茉莉さんの部屋を訪ねたことは間違いない。

 美輪さんの『枯葉の寝床』を観に行った茉莉さん。作品の主人公にイメージしていた少年と、美輪さんが主人公に起用した男性と、あまりにもかけ離れていたので、茉莉さんは席を立って帰ってしまった。

 それまで、茉莉さんは、美輪さんのことをベタ褒めする文章を書いていたのだが、今度は美輪さん憎しと、攻撃する文章を書きまくってしまった。

 その直後、僕は茉莉さんの部屋を訪ねたので、さんざん美輪さんの悪口を聞かされてしまった。

 茉莉さんがイメージする少年は、カモシカの脚のようにすんなりとした美少年。美輪さんは、ご自分が可愛がっていた、30歳をとうに過ぎた青年を起用したのだから、茉莉さんが気に入らないのは当然のことだ。


 

 PTAのお母さん方に、僕は次の国会で成立するかもしれない「児童ポルノ禁止法改正」の話しを知ってもらいたかった。

 今年5月の運動会で、代沢小の隣の池の上小学校に、父兄でない、カメラを持った男性が入り込んで写真を撮っていたのを、父兄にとがめられて、警察に突き出された事件があった。

 少年愛の人たちは、どんな人たちなのかということをお母さん方に理解してもらいたいと話し出したら、時間がないと制止されてしまった。

 少年愛の人たちの話しから、茉莉さんの本質的な人間像を語ろうと思っていたのだが。

 児童ポルノの話しをする前に、僕のことを紹介したきむら先生から、「時間がないから、2、3分で」と言われてしまった。2、3分で茉莉さんの話しができるわけがないではないか。

 きむら先生、僕の話しを止めさせてから、長々と茉莉さんの話しを続けられた。

 少年愛の人たちって、趣味で好き好んで少年が好きになったわけではなく、持って生まれたもので、死ぬまで少年が好きだということを変えられない。

 法律で児童ポルノを所持しているだけで罪になるなんてとんでもないことだ。規制すればするほど、地下にもぐって、かえって犯罪は増えるだろう。

 茉莉さんの面白い話しをいっぱいしたかったけれど、今回はきむら先生の独演会なので、やむを得ない。またの機会ということで。

 茉莉さんにならって、僕も席を立って帰ってきてしまった。

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2008年12月21日 (日)

祖父の痛々しい写真が見つかった!

 僕の祖父、伊藤富士雄は、大正時代に、「廓(くるわ)」に女郎として、貧しい農家の娘が
親に売られていたのを千人近くも救い出した。

 救世軍に救い出されてしまうと、廓の経営者は損をしてしまうので、暴漢をやとっていて、
それを阻止しようとしていた。

 古いアルバムから、祖父が暴漢に襲われ、大ケガをし、病院に担ぎ込まれて手当をされている写真が見つかった。それと救い出した女郎たちに囲まれている写真と。

 沖野岩三郎著『娼妓解放哀話』(昭和5年、中央公論社刊)に、その時の様子が書かれている。

 「歌之助としのぶ(女郎の廓での名前)の両人は、病気のため洲崎病院に入院していて、
そこから手紙をよこしたので、伊藤君は洲崎病院に二人を訪問して、その決心を聞いたところ、どうしても廃業するというので、伊藤君は早速、樓主に電話をかけると、二人の樓主は、たちまち二十人ばかりの暴漢をひきいてやってきた。
 伊藤君が二人の娼妓を連れて警察に出頭しようと病院の表まで出たところを、外に待っていた二十人あまりの暴漢と、院内にいた暴漢とは、伊藤君ら三人をはさみうちにして、打つ、蹴る、ひき倒す、踏むという大暴行を働いた。
 半死半生の目にあわされた二人の娼妓は、人殺し、人殺しと叫びながら、近所の交番へ逃げ込んで、巡査に保護されてすぐに警察署へつれて行かれた。
 『早くあの救世軍の人を助けに行って下さい。もう今頃はなぐり殺されているかも知れませんから』
 警察署では驚いて、二人の警官を現場に急行させたのである。
 二人の娼妓からひきはなされた伊藤君は、四十余人の暴徒から滅多打ちにされたため、全身に十三ヶ所の重傷をおって、昏倒してしまった。
 しばらくして『おい、しっかりしろ!』という声が耳に入ったので、目を覚ましてみるとカーキ色の制服を着た憲兵が、自分の上に馬乗りになって、人工呼吸をやっていてくれるのに気付いた。
 そこへ警察署から巡査が駆けつけてきて、廓内の上田病院にかつぎこんで手当をしたので、やっと生命を取りとめることができたのであった。」

 大正3年9月2日のことだと書いてある。

 この貴重な痛々しい写真が、そのときのことかはわからない。
何度も暴漢に襲われていたにもかかわらず、それに屈せず、多くの女性たちを解放したのだ。

 解放された女性たちに囲まれて、祖父の姿は誇らしげにさえ見えるではないか。

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2008年12月18日 (木)

自衛隊はやめても、オタクはやめない。

 「僕のブログに出会ったがため」と題して、こんな文章を書きました。

 『薔薇族』オタクへのお誘い!と題して、発行元・薔薇族応援団ノンケ支部、発行日・2008年8月17日のピンク色の小冊子が作られた。

 僕のことを応援してくれることはありがたいことだ。しかし、問題は、この小冊子を作ったY君が、
サラリーマンのような職業の人ならよかったのだが、彼は、高校を卒業して入隊し、10年間も勤務している自衛隊員だった。

 小冊子の前書きにこんなことが書いてある。

 ちょっと変わったものに強い興味を持ち、楽しみ、好きになる。
好きなあまり、その面白さを周りの人にすすめる。いわゆる「布教」をしてしまう。
そんなちょっと変わった人、オタクって、そんな人たちだと自分は思います。
 自分もオタクです。好きなマンガやアニメなど、自分の好きなものは、周りの人に「布教」したくなり、実際にやったりしています。
 そんな自分が、今、特に興味を持ち、周りに「布教」しているある人物がいます。

 「ある人物」とは、伊藤文学のことだった。
このY君が、9月の3連休の後、隊を出て、行方不明になってしまったのだ。

 自衛隊の人がふたり、僕を訪ねてきて、探してほしいと依頼されもした。
ふたりの人は、秋葉原と新宿2丁目を探しに行くという。

 僕はブログに書けば、Y君はネットカフェで見るに違いないと思って、呼びかけの文章を書いた。

 20日の間に帰隊すれば、おとがめなしということだが、その日も、とうに過ぎてしまったので、
懲戒免職になり、退職金ももらえない。

 実家の両親は、警察に家出人の捜索願いを出したそうだ。

 あっという間に3カ月が過ぎてしまった。
そしたら、Y君から電話があった。
実家に帰ったということで、その時は何も聞かなかった。
自殺でもしたらと心配だったし、『薔薇族』のことで、上官に注意されたのが原因かとも思った。

 Y君から電話があって、12月13日に、僕の家を訪ねてくるということだ。
電話の声は明るかった。

 隊を離隊した原因は、仕事上のトラブルで、上官に注意されたことで、ノイローゼ気味だったようである。

 かなりの額のお金を持って隊を出たので、関西から九州まで、足をのばしたとか。
長崎で警察官に職務質問されたが、そのときは、自衛隊の身分証を見せたら、何も言われなかったそうだ。

 やはり、ネットカフェで寝泊まりしていたようだ。
その後、また、東京に舞い戻ってきて、秋葉原の路上で警察官の職務質問を受け、家出人だということがわかって、すぐに両親に連絡。無事に家に帰ることができた。

 前回、警察官による下北沢の街中での、若者に対する取り調べを批判したが、
警察官がY君に声をかけなかったら、Y君はネットカフェでの生活を続けていたかもしれない。

 よく街中で、若者に声をかけて、盗難自転車かどうか、登録番号を無線で問い合わせている光景を目にするが、家出人も捜索願いが出ているとすぐにわかるようになっているのだろう。

 日本の警察ってスゴい(=恐い)。
今回ばかりは警察官に感謝するしかない。
Y君、すっかり元気になって、地元で職探しをしているようだ。

 しかし、オタクはやめないようで、オタクが集まるイベントに参加して、
『薔薇族』を宣伝してくれるとか。
 今度こそ誰にもはばかることなくだ。

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2008年12月16日 (火)

「やってません!」と、いくら叫んでもダメ。

 「雑学倶楽部」という長い歴史を持つ会がある。
2カ月に1回ぐらい例会が開かれ、変わった講師を招き、1時間ほど話を聞いて、
その後は懇親会ということになる。

 僕も20数年前に講師として呼ばれ、その後で会員になった。
会員は100人ほどいて、いろんな人に出会えるのが楽しみだ。

 12月の例会は、忘年会をかねて、8日の夜、青山にあるNHK青山荘で、
60人ほどが集まり、開かれた。

 講師は、井上薫さんという弁護士さんだ。
かつては、裁判所の判事をやっておられた方で、弁護士になられた方である。

 講演のタイトルは「痴漢冤罪の話」。
これは興味がある話なので、最前列の椅子に座って話を聞く。

 満員電車に乗って、若い女性のお尻を触ったとする。
今時の女性は強い。「痴漢!」と叫ばれて、腕をつかまれて駅の事務室に連れ込まれる。

 駅員は面倒くさいものだから、すぐさま警察官を呼んでしまう。間もなく警察官がやってくる。
二人とも別々にパトカーで署まで運ばれて、別室で二人は調書を取られる。

 男は、必ず「やってません」と言うだろう。
取調官は、何としてもこの男がやったと決めつけて、都合の良いように調書を書いて、
「そろそろ本当のことを言ったらどうだ!」と迫る。

 ここが問題だ。あくまでやっていないと言っても、第3者の目撃者はいないのだから、
取調官は女性の言い分だけを信じてしまう。

 いくら否定しても、水かけ論になってしまい、その上、最長で20日間も留置場に拘留されてしまう。さらに、裁判などに持ち込んだら、弁護士の費用もかかり、親兄弟に知られ、会社にも知られて、
クビになってしまうだろう。

 井上さんが言うには、本当にやっていなくても罪を認めて謝ってしまうことだという。
前科がなければ、罰金20万円くらいで済むし、前科もつかない。交通違反と同じことだ。

 要するに、運が悪かった。災難だったと諦めるしかない。
これが結論のようだ。無実をはらすと頑張っても、検事も、裁判官も、味方にはなってくれない。

 最善の方法と言えば、一目散に人ごみにまぎれて逃げること。逃げ切れば、警察はこんなことで捕まえにくることは絶対にない。もちろん、痴漢をしていないことが前提である。

 これは、男女の話だが、男同士でも同じことだ。
関西の青年で、銭湯で、中学生の男の子のオチンチンを触ってしまった人がいる。
この男、絶対に触っていないと言い張ったために、裁判になり、1年以上も留置場暮らしとなり、
仕事も失ってしまった。

 会が終わってから、弁護士の井上さんに質問してみた。
最近、下北沢の商店街で、警察官が街角に立っていて、うさん臭い(?)若者に声をかけて、
カバンの中から、財布の中まで調べている。これは、断ることができないのかと聞いてみたら、
断るべきであるとのことだ。

 ところが人の話だと、「何でそんなことをするのか?」と断ったりすると、
無線で何人もの警察官を呼んで、囲まれてしまったり、パトカーまで来るという。

 これも本当のところ、災難と思って大人しく警察官の言う通りにするしかないのかも。

 権力者って、いつの時代でも、恐くて逆らえないものなのか。

Nigeru

 

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2008年12月13日 (土)

少年愛の人、聞いてくれ!

 古い『薔薇族』(1976年)の2月号の「人生薔薇模様」(読者の投稿ページ、今ならネットの2ちゃんねるというところか)を読んでいたら、こんな投稿が載っていた。

 京都市のNさん、高校3年生の投稿で、「少年愛の人、聞いてくれ!」というタイトルだ。

 「俺は大学入試をひかえて、勉強に熱中している高校3年生。
俺がこの世界に入ったのは、小学校1年生のとき。塾の先生に教えられたのがきっかけ。
読者のみなさんは信じられないだろうけど、小学校1年のとき、初めて射精したんだ。
その先生が尺八をしてくれた。その先生のこと、気持ち悪かったけど、
なにしろ小さかったから、言われるままになっていた。
でも、そのことを今、考えてみると、いやでいやで、いたたまれない。
俺、少年愛の人に頼みがあるんだ。
絶対に、少年に、いやな思いをさせないでほしい。
俺は、あの先生のこと、多分、一生涯、うらむだろう。
俺は、もっと美しい初体験をしたかったのに、それなのに、あの先生は、
何もわからない子どもを連れてきて、自分の情欲を満たすために、
俺のカラダをオモチャにしやがったんだ。
俺は、俺のように、いやな思いはだれにもさせたくない。
だから、少年愛の人たち、絶対に少年には手をださないでくれ!」

 

 少年愛の人は、少年に接していられる仕事についている人が多い。
それは仕方がないことだろう。

 この京都のN君は、生まれつき、男が好きな男なのだと思う。
女好きに生まれた男は、少年のときに、このようなことがあっても、
性に目覚める頃には、自然に女の方に目が向いてしまうものである。

 少年愛の人の話しを聞くところによると、どんなに少年を可愛がっていても、
高校生の頃になって、女友達を連れてきたりすると、
がっかりはするけど、内心、ほっとさせられるようだ。

 何にもわからない小学生に、無理に尺八なんかしたら、その少年にとって、
心の傷となって残るに違いない。

 この京都市のN君のような話しは、古い話しではないだろう。
現在にまで、ずっと、ずっと続いている話しだ。

 どんなに罰則を作って、少年愛の人を締めつけても、
この世から少年愛の人がいなくなるわけがない。
より巧妙に少年に近づこうとするに違いない。
それに児童ポルノを法の目をくぐって、
高価に売りつけようとする、よからぬ人が増えることは間違いない。

 どうしたら少年愛の人たちが、法に触れずに生きていけるのか、
真剣に考えていかなければと思う。

Bara201_3


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2008年12月11日 (木)

なんとか頂上(通巻400号)が見えてきた!

 あと2号出せば、「薔薇族」は通巻400号になる。
それ以上の500号を出すのには、ぼくの命は持たない。

 2009年の3月19日の誕生日を迎えると、ぼくは77歳、喜寿を迎える。
そして、400号、このへんで終わりにしたいと考えていた。

 ところが398号を出したところで、資金も底をつき、
あと少しで頂上が見えるところまできて、急に弱気になってしまった。

 「枯れ葉とともに『薔薇族』は散る」なんて、文章を書いて、
この号で終わりにすると、宣言してしまった。

 副編集長の竜超(りゅう・すすむ)君(http://akaboshi07.blog44.fc2.com/)(http://d.hatena.ne.jp/chouryuu/)、
この人に出会えたからこそ、
三度目の復刊号を7号まで出すことができた。彼がワープロを打ち、レイアウトして、印刷所に送る。ぼくは「伊藤文学のひとりごと」と、彼の言う通りの文章を書き、「編集室から」を最後に書く。

 今の時代、ワープロも、パソコンも、ネットも使えないような時代遅れの人間には、雑誌を作れないのだ。竜超君に出会い、彼の協力によって雑誌を出し続けることができた。
何といってお礼を言っていいのか、言葉がない。

 彼は、ぼくがやめたと言っても、自力で出し続ける。
そんな気持ちでいることは、なんとなくぼくは感じていた。

 そんなときに、398号を読んで、ぼくの文章を読んだ、ひとりのレズビアンの女性から、電話がかかってきた。
 「あと2号出す制作費は、私が出します」と。
そして、翌日には、資金を振り込んでくれた。
早速、竜超君に電話をかけて、あと2号何としても出そうと決意を決めた。

 我が家の電話は、2本あって、そのうちの1本は、昔から使っている電話である。
時々、その電話が鳴って、古い「薔薇族」の読者からの電話がかかってくる。
「まだ雑誌は出ているんですか?」と。
 話を聞くと、皆年配の人で、ネットを使えない人たちだ。
「文通欄は?」と必ず尋ねる。

 文通欄を使って、仲間を見つけるのは、すでに昔の話で、今はネットを使うか、ハッテン場に行くしかないのですよ、と答えるしかない。
 雑誌を必要としているさびしい年配者に、雑誌の存在を知らせる方法がないのは、つらい話だ。

 とにかく復刊号の7冊目、No.398号は無事に出すことができた。
特集は、「昭和47年・疾走する試行錯誤」で、盛りだくさんの読み物が入っている。
ぜひ、ぜひ、読んでください!
 定価は、送料とも1000円です。

よろしくお願いします。m(_ _)m

Unknown1

 

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 伊藤文学のコレクション

2008年12月10日(水)〜12月31日(水)正午〜午後9時 入場無料

「ONE LOVE BOOKS」 

〒155-0031東京都世田谷区北沢2-1-3  ☎03(3411)8302

01



★『薔薇族』の注文の方法は、郵便局で千円の定額小為替を作ってもらってお送りください。155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206 伊藤文学

★新しく『薔薇族』を置いてくれる古本店・「ビビビ」が下北沢にあります。〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-45-15 スズナリ横丁1F・北沢タウンホールの筋向いです。読者好みの古書が沢山置いてあります。電話03-3467-0085です。

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2008年12月 7日 (日)

集まれ!伊藤文学コレクション展

 37年も「薔薇族」を出し続けてきて、多くのゲイの読者と出会い、
そこから得たものは美意識と、豊かな感性でした。

 なかでもアメリカ人のジョージ・リンチさんからは、多くのものを学びました。

 リンチさんは18歳の時に、戦後の日本に進駐軍として神戸に上陸したそうです。そのとき
出会った日本が好きになり、結婚して子どもさんもいたのに、奥さんと離婚して再び日本に。

 僕と出会ったときは、北千住の大きなマンションに、ハッテン場で知り合った電通の社員
の男性と一緒に住んでいました。電通の人が英語が堪能なので、日本語がほとんどしゃべれません。

 僕は英語はまったくしゃべれないのに、目と目でなんとかわかりあっていたのですから、
不思議と言えば不思議な話しでした。

 リンチさんは、モデルの仕事もしていて、ヤマハのボートの前で撮った、キャプテンのひげをたくわえた姿は、かっこいいものでした。

そのリンチさんから、キューバの葉巻のラベル、カリフォルニアのフルーツのラベル、
ニューヨークの古い楽譜の表紙など、いろんなものを教えてもらいました。

 今回のコレクションの展示は、19世紀初頭のドイツを中心とした、ヨーロッパの絵はがき
で、これはかわいくて印刷も素晴らしい。見ていて飽きないものばかりです。

 もちろん、「薔薇族」読者の見たいものもあります。僕がひいきにしている、700円均一
の古着屋もすぐそばにあり、目の前は古着屋が三軒も並んでいる、レトロな横町です。

ぜひ、お友だちを誘ってお出かけください!↓↓

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 伊藤文学のコレクション

2008年12月10日(水)〜12月31日(水)正午〜午後9時 入場無料

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2008年12月 5日 (金)

少年愛の男ってどういう人なのか?

 児童ポルノを取り締ろうという気運が世界的に高まってきている。

 11月30日(日)の朝日新聞の記事によると、ブラジルのリオデジャネイロで開かれていた「第3回子どもと青少年の性的搾取に反対する世界会議」が、子どもを守るため各国に規制を求める「リオ宣言」を採択し、28日に閉幕したという。「リオ宣言」には、インターネット上の児童ポルノは、販売や所持に加えて、アクセスして閲覧することも処罰の対象とするとの提言も盛り込まれたとある。

 ブラジル政府とユニセフの主催で開かれた会議には、約140カ国の政府やNGO関係者、3千人以上が参加、今後5年以内に子どもの権利を守るための独立した組織を設立することから、幼児売春、家族による性的虐待など、あらゆる性的搾取のデータベースを作成し共有すること、国際刑事警察機構(ICPO)と協力することなどを各国に勧告したとある。

 さらに、性的搾取の描写として、過激な漫画やアニメも、児童ポルノに含まれるとし、それを閲覧する人も処罰対象にすべきで、インターネットのプロバイダーや携帯電話会社に、児童ポルノサイトの削除を求められるよう各国は法整備をするべき、と参加各国に規制を求めたようだ。カラカスから平山亜理記者が報じている。

 この会議に日本からも参加した人がいたようだが、何の報告もない。児童ポルノを所持しているだけでも犯罪とする先進国がほとんどで、処罰されないのは日本とロシアだけだという。

 18歳未満の児童との性交・性器を触る行為の描写、服を全部または一部着てない児童の姿で「性欲を興奮または刺激するもの」が、児童ポルノの定義だそうだ。

 18歳未満の児童と性交したり、公園で遊んでいる子どもをトイレに連れ込んで、性器を触ったりするなどは罰せられても当然なことだ。

 法律で何もかも規制してしまう事ばかりに目がいっているが、規制される少年愛の人たちが、この日本にどのくらい存在するのか、その人たちがどうして生まれてしまったのかを論ずる人はいない。

 少年愛の人が日本に百単位、千単位ぐらいしか存在しないのなら、法律で規制することはできるだろう。

 ぼくは、そんなに少ない数ではなく、何十万人もの少年愛の人が、日本だけでも存在すると確信する。それに、それらの人たちは、趣味で少年を好きになったわけではなく、持って生まれたもので、死ぬまで少年が好きだということだ。

 大多数の少年愛の人たちは、理性で抑えて行動している。しかし、少年と接することのできる職業についていることが問題だ。

 なかには、子どもに手を出して、罪に問われる先生もいて問題になることもあるが、自分を抑えられない人間は、どこの世界にもいる。

 漫画やアニメ、小説にまで規制するのは、いかがなものか。そんなことをしたら、少年の好きな人のはけ口は、まったくなくなってしまうのではないか。規制すればするほど、陰湿になって、地下にもぐっていくだろう。

 毎日のテレビを見ていたって、殺人事件を描いたドラマばかりではないか。その方がよっぽど問題だ。

 法律を作るだけでなく、少年愛の人たちが、どのように生活しているかを、少し考えてもらいたい。 恐ろしい世の中になってきたものである。

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