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2008年12月16日 (火)

「やってません!」と、いくら叫んでもダメ。

 「雑学倶楽部」という長い歴史を持つ会がある。
2カ月に1回ぐらい例会が開かれ、変わった講師を招き、1時間ほど話を聞いて、
その後は懇親会ということになる。

 僕も20数年前に講師として呼ばれ、その後で会員になった。
会員は100人ほどいて、いろんな人に出会えるのが楽しみだ。

 12月の例会は、忘年会をかねて、8日の夜、青山にあるNHK青山荘で、
60人ほどが集まり、開かれた。

 講師は、井上薫さんという弁護士さんだ。
かつては、裁判所の判事をやっておられた方で、弁護士になられた方である。

 講演のタイトルは「痴漢冤罪の話」。
これは興味がある話なので、最前列の椅子に座って話を聞く。

 満員電車に乗って、若い女性のお尻を触ったとする。
今時の女性は強い。「痴漢!」と叫ばれて、腕をつかまれて駅の事務室に連れ込まれる。

 駅員は面倒くさいものだから、すぐさま警察官を呼んでしまう。間もなく警察官がやってくる。
二人とも別々にパトカーで署まで運ばれて、別室で二人は調書を取られる。

 男は、必ず「やってません」と言うだろう。
取調官は、何としてもこの男がやったと決めつけて、都合の良いように調書を書いて、
「そろそろ本当のことを言ったらどうだ!」と迫る。

 ここが問題だ。あくまでやっていないと言っても、第3者の目撃者はいないのだから、
取調官は女性の言い分だけを信じてしまう。

 いくら否定しても、水かけ論になってしまい、その上、最長で20日間も留置場に拘留されてしまう。さらに、裁判などに持ち込んだら、弁護士の費用もかかり、親兄弟に知られ、会社にも知られて、
クビになってしまうだろう。

 井上さんが言うには、本当にやっていなくても罪を認めて謝ってしまうことだという。
前科がなければ、罰金20万円くらいで済むし、前科もつかない。交通違反と同じことだ。

 要するに、運が悪かった。災難だったと諦めるしかない。
これが結論のようだ。無実をはらすと頑張っても、検事も、裁判官も、味方にはなってくれない。

 最善の方法と言えば、一目散に人ごみにまぎれて逃げること。逃げ切れば、警察はこんなことで捕まえにくることは絶対にない。もちろん、痴漢をしていないことが前提である。

 これは、男女の話だが、男同士でも同じことだ。
関西の青年で、銭湯で、中学生の男の子のオチンチンを触ってしまった人がいる。
この男、絶対に触っていないと言い張ったために、裁判になり、1年以上も留置場暮らしとなり、
仕事も失ってしまった。

 会が終わってから、弁護士の井上さんに質問してみた。
最近、下北沢の商店街で、警察官が街角に立っていて、うさん臭い(?)若者に声をかけて、
カバンの中から、財布の中まで調べている。これは、断ることができないのかと聞いてみたら、
断るべきであるとのことだ。

 ところが人の話だと、「何でそんなことをするのか?」と断ったりすると、
無線で何人もの警察官を呼んで、囲まれてしまったり、パトカーまで来るという。

 これも本当のところ、災難と思って大人しく警察官の言う通りにするしかないのかも。

 権力者って、いつの時代でも、恐くて逆らえないものなのか。

Nigeru

 

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コメント

国自体が犯罪者を、増やしたいのですかね?
国民奴隷化計画推進中、ですかね?・・・
ブービートラップだらけだね、今の時代!
痴漢の疑いを懸けられたら、三十六計逃げるにしからず
◎くれぐれも鬼女にご注意を◎

投稿: 桃ちゃん | 2008年12月18日 (木) 10時16分

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