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2009年4月 7日 (火)

やりたい放題で、神への冒涜かとも!

 藤田竜君は、モテモテの男だし、あきっぽい性格だから、すぐにM君のことなど、どうでもよくなって、ルネさんにまかせたということだ。

文学 彼はお尻に入れられるのが良かったんだ。

ルネ ノンケ(女好きの男のこと)なのに良かったの。とても、とても!

文学 その味を覚えちゃったから続いたわけよね?

ルネ そう。うらやましかったですよ。私、お尻なんか利かないもん。うん、なんてこの人は幸せな人だと思いましたね。彼は私の奴隷であり、兵卒だったの。「直立不動」って言えばね、長時間、ずうっと立っている。
 「今日は人間棚」って言って、それで「直立不動」って板を持たせるでしょ。そこにコーヒー・カップを置いたり、ウィスキーをのせたりして、私は椅子に座っているでしょ。あすこを勃たせて、そこにいろんなものをひっかけたり、結んだりして(笑)。
 様々なことをやった。犬の太い首輪を首に付けて、背中にまたがったりね。歩かせはしなかったけれど。
 そして、様々な工夫をした。リボンを首に結んだり、ランプを持たせて人間燈台にしたり、つけひげをさせたり、次々にーー。

文学 だけど、僕らが考えると、ルネさんは女性的な人だしね。それを彼みたいなゴツイ男を奴隷扱いするなんてね、想像つかないね。どんな世界だったの?

ルネ やっぱり彼には、自分に見とれるナルシズムがあり、マゾっ気がたっぷりあったから。とにかく一番良かったのは、なんでもね、「ハイ」って言うことを聞くのね。それがいけなかったのね。あんまり従順だったから、こっちも図に乗っちゃって。軍隊で言ったら、私は「伍長」にしたかったけど、Mは「軍曹」と呼んでいたの。

文学 どんどんエスカレートしたんだ。

ルネ エスカレートしちゃってね。やりたい放題。神様への冒涜じゃないかしらって思ったもんね。あまりのエクスタシーに酔っちゃって。今の、私のアイドル「妻夫木聡」より、セクシィだった。

文学 ムチで打ったりはしなかったの?

ルネ それはしなかった。私もサドの気はあるんですよ。だけどね、それはできなかった。そこまでエスカレートしなかったから良かったのかも。痛めつけなくてね。しかし、Mは私にひっぱたかれたかったかもしれない。Mはナルシズムでマゾっ気があったから。

文学 そんな人と巡り会えたって、幸せだよね。

ルネ 本当にありがたかった。今でも愛してますね。今はもう残念ですけど、まさに、まさに奇跡でしたね。
 そこまで言っちゃうと夢がなくなるけれど、Mはその後、結婚してね。奥さんも子どももいますけどね、その前にちょっとあるから。とにかくもう本当にハッピーでしたね。Mと出会ったことがね。つくづく私の人生にとって、ありがたかったです。

 彼と過ごした6年間、ルネさんにとって、何にも勝る「人生の黄金の6年間」だったのでは。

 サディストにとって、マゾヒストとのプレーを次々と妄想はするけれど、現実にルネさんとM君との出会いのようなことは、奇跡としか言えない。まさに幸せなカップルだったのだ。

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コメント

さすがルネさん芸術家なんだね やるね~
羨ましくて生唾ごっくん
想像して心拍数増加ですよ。
人生も半分は切ってきたし、だれかおらんかいな~
などど、春めいて来た今日この頃です。

投稿: 桃ちゃん | 2009年4月 9日 (木) 17時39分

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