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2009年5月30日 (土)

「裸の女房」の出版を祝う会は、盛大な会になりそうだ!

 2006年、3年前のことだ。僕の左膝の軟骨がすり切れてしまって、骨と骨がぶつかり、痛くて歩けなくなっていた。

 それでもありがたいことに、河出書房新社からお声がかかり、「薔薇族の人びと その素顔と舞台裏」(本体2000円)を出すことができた。その後、すぐに九天社からも依頼があって、「薔薇族よ永遠に 薔薇族編集長35年の闘い」(本体1900円)と、2冊も、膝の痛みと闘いながら出すことができて、喜んでいたら、幻冬舎から、以前出した文春ネスコの本を文庫本にしてくれるという。

 「薔薇族編集長」(本体571円)、ズバリのタイトルだ。

 3冊も続けて本を出すことができたので、イベント好きの僕はうずうずして、膝が痛くて歩けないというのに、2006年の8月23日、京王プラザホテルで出版記念会を開いてしまった。

 シャンソン歌手の今里哲さん、在日韓国人でゲイという人で、歌は抜群に上手な人だった。岐阜に住んでいる方なので、関西方面で活躍されている。今里さんの歌は、心に響く歌だった。

 僕は、車いすに乗っての出席だったが、100名を越す友人、知人が集まってくれて盛会だった。歌手のクミコさんも駆けつけてくれた。

 それから1週間後には、東京医大の整形外科に入院、人工膝を入れる手術を受けた。

 丁度、本が出た後に入院してしまったために宣伝活動ができなかったので、残念ながらあまりいい売れ行きではなかったのでは。

 九天社発行の「薔薇よ永遠に」は、朝日新聞が書評欄で取り上げてくれたにもかかわらず、九天社が倒産してしまった。

 それから早いもので3年もの月日が流れている。

 その後、僕は怠けていた訳ではなく、ブログの原稿はせっせと書きまくっていたし、亡くなった先妻の舞踏家、ミカのことをずっと書き続けていた。

 100年に一度と言われる未曾有の大不況、世の中、いっぺんに変わってしまって、すべての産業が落ち込み、出版業界も、ネットの普及と、不況が重なって大変な事態に追い込まれている。「裸の女房」も2社で出版することが決まっていたのに、資金繰りがつかないということでお流れに。

 やっと彩流社が引き受けてくれて、原稿用紙に書いた僕の原稿が、ワープロで打たれてゲラ刷りが出てきたときには、涙があふれてくる思いだった。

 本が形になって来ると、また、僕の病気がむくむくと。こんな時代に出版記念会を開く人なんて滅多にいるものではないだろう。それも銀座のキャバレー「白いばら」で。

 好きなことをやるのだから、ひとつも苦にはならないが、何から何まで、僕ひとりでやらなければならない。

 チラシは次男の嫁が作ってくれたが、封筒書きは200人からにへたくそな字で書いて出した。「白いばら」からは50人を集めることが最低のノルマと言い渡されている。

 この不況な時代に、果たして1万年の会費を払ってきてくれる人がいるだろうか。心配になってしまった。

 僕の駒大時代の恩師の渡辺三男先生、僕のイベントに必ず出席してくれて、スピーチをしてくれた。奥様が遺影を持って千葉から駆けつけてくれるという。

 新潟の弥彦村から3人も日帰りで来てくれる。欠席なのに1万円送ってくれた方が、すでに5人も。不景気な世の中だからこそ、キャバレーで、ぱあっと派手に騒ぎたいものだ。

 おそらく100人近い人が来てくれるだろう。人の心のあたたかさをしみじみと感じている。
Photoクラブ「スペース・カプセル」で踊るミカ


★彩流社刊の『裸の女房』は、5月末日の刊行、定価は税込みで2100円。
「裸の女房」の出版を祝う会は、6月6日(土)・午後4時開場、午後4時半開会、終了は午後7時。場所は、銀座・キャバレー「白いばら」(中央区銀座3-5-18)、電話03(3564)0967。会費は1万円(本代・おみやげも含む)です。僕のブログを見れくれている人にお願いがあります。よし、お祝いの会に参加してやろうという方、会費1万円を僕の銀行口座に振り込んでもらいたいのです。どうしても先にお金が必要になってしまったので。
 口座は、「みずほ銀行北沢支店・店番号213、普通預金口座0415466・伊藤文学」です。メールで氏名・住所を教えて頂ければ、領収書と「白いばら」の地図などを送ります。
 もちろん出席して頂けるなら、メールで参加をお知らせいただければ、会費は、当日でもかまいません。ぜひ、友人を誘って、にぎにぎしくお出かけくださいませ。

☆お知らせ☆ 

このたび発売となりました「ヤマジュンTシャツ」をお買い上げいただいた皆さんに、製品の取扱いに関するお願いをさせていただきます。

(1)シルクスクリーンのプリントは熱に弱い為、乾燥機やアイロンの使用はお避けください。

(2)洗濯時は裏返して洗っていただくと日持ちがよくなります。

という注意書きが製作業者のほうより来ております。どうぞ皆様、この2点にご注意のうえ、末永くご愛用ください!


★『薔薇族』の注文の方法は、郵便局で千円の定額小為替を作ってもらってお送りください。155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206 伊藤文学

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★新しく『薔薇族』を置いてくれる古本店・「ビビビ」が下北沢にあります。〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-45-15 スズナリ横丁1F・北沢タウンホールの筋向いです。読者好みの古書が沢山置いてあります。電話03-3467-0085です。

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