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2009年7月12日 (日)

パソコン、携帯電話なしには生きられないのか?

 いつも愛用しているふたつの腕時計をどこかに置き忘れてしまった。仕方がないので、止まったままで動かない時計があったので、いつも電池を入れかえてもらっている下北沢の南口駅前にある時計屋に行ったら、定休日でないのに貼り紙もしないでシャッターが下りている。

 一緒に行った浪人生の孫に、下北沢に時計屋がまだあるか、携帯電話で調べられるかと聞いたら、「探してみる」という。なにやらいじくっていたら、一番害の成徳学園に近い方に一軒あるという。

 早速行ってみたら、時計とメガネと宝石も置いている小さな店だ。お客が一人座っていいて電池を交換してもらっている。しばらく待っていて、無愛想な親父が電池を交換してくれて時計は動き出した。2200円払って店を出ようとしたらカクヤスの店員が入ってきて、やはり電池の交換を頼んでいる。

 おそらく小さな店で時計を買う人は少ないだろうから、電池の交換と時計の修理で成り立っているのだろう。

 それにしてもネットとか、携帯電話って、あっという間に進歩したものだ。こんな便利な文明の利器を使えるものと、使えないものとの差は開くばかりだ。情けないことになってしまった。

 6月26日の朝日新聞によると、「経営難、もがく米新聞」とある。アメリカの新聞は、日本のように全国紙はなく、州や都市ごとの地方紙である。それに一軒一軒届ける宅配はなく、街角などで売る方法で、ほとんど広告収入が頼りだ。新聞が売れなくなれば、広告を出そうという企業は減るばかり、これでは経営が苦しくなり、倒産する新聞社が増えているとか。

 日本は宅配しているから、広告料だけが収入ではないから、なんとか続けている状態だ。

 4週間に渡った「週刊新潮」の新聞社の押し紙のタブーを斬る記事。これはその通りなのだろうが、雑誌だってほとんどが刷り部数を何倍も増やして公表している。本当の実売数を公表したら、スポンサーは手を引いてしまうだろうから。

 「週刊新潮」の公表刷り部数は、44万6688部、「週刊文春」がトップで51万9074部、「週刊新潮」だって、ネットが現れる前の半分ぐらいになってしまっている。

 若者がとくにネットに頼って、新聞、雑誌、書籍を読まなくなってしまっている。新聞社だって悪いことだと思っているに違いないが、なんと言われようと、そうしなければ生き残れないという現実があるのだ。

 「週刊新潮」だって、同じように売れなくなっている。他人様のことを暴くのは止めてもらいたいものだ。みんなあがき苦しんでいるのだから。

 僕の著書「裸の女房」(彩流社刊、定価2100円)の初刷りは2000部だそうだ。共同通信が取材してくれて、7月早々から、全国の有力地方紙、30紙に写真入りでインタビュー記事が載る。これはネットが出て来る前ならすごい威力を持つだろうが、今の時代、どのくらいの効果があるのだろうか。

 60代以上の人は、新聞を朝夕読むことが日課になっているから、この年代の人に期待するしかない。

 本をヒットさせること、難しい時代になってしまった。

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