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2009年7月20日 (月)

「沖縄タイムス」の見出し「肉体をたたきつけた舞踏」に感動!

 共同通信社の文化部から、全国の有力地方紙の30紙に配信された、僕の著書「裸の女房」のインタビュー記事が載り始め、5日の日曜日の読書欄に載ったものが彩流社から送られてきた。

 地方の新聞に載る記事の中に入る僕の写真なので、あまりラフな格好では印象が悪いのではと考えて、ネクタイをきちんと結んだスーツ姿にした。

 掲載された紙面を見て、ちょっと堅かったかなと思う。記事の内容は文化部の記者の人が書いたものなので、各紙とも同じだが、見出しは各紙の文化部の記者の人が、それぞれ考えて付けている。まだ8紙しか送られてこないが、その見出しがそれぞれ違うのが面白い。

 「中国新聞」は「舞踏一筋 芸術性評価を」、「四国新聞」は「舞踏に打ちこんだ亡妻」、「沖縄タイムス」は「肉体をたたきつけた舞踏」とあり、小さく「亡き妻を思う」と付け加えている。

 「宮崎日日新聞」は「命かけ舞踏芸術追求」、「徳島新聞」は「舞踏に打ち込んだ亡妻」、「信濃毎日新聞」は、僕の写真をカラーにしてくれて「舞踏一筋の人生伝える」とある。「高知新聞」は「舞踏に命かけた亡き妻」、「南日本新聞」は「舞踏に命かけた叫び」としている。

 新聞社の文化部の人が、記事を読んで、どうすれば強く訴えるかを考えて、見出しをつけている。

 30紙もの新聞の読書欄に掲載されるのだから、宣伝費に換算したら、大変な金額になるだろうから、取材をして記事を配信してくれた共同通信には感謝の言葉もない。

 いくら本を読まなくなったとはいえ、読書好きの人は読書欄を読んでいるだろうから、それなりの反響があってもいいはずだ。ところが本が書店の店頭に並んでから、すでに1カ月が過ぎている。書店は次から次へと取次店から新刊がおくられてくるから、、売れないとみると、すぐさま返品してしまう。

 書評を読んで買おうと思って、書店に足を運んでも読みたいと思う本がないとあきらめてしまう。取り寄せるように頼むお客は少ないだろう。

 彩流社にどのくらい反響があったのか、電話をしてみたら、驚くほどの注文はないという。これがネットの今の時代の現実なのだろうか。

 思い起こせば昭和20年代の後半に、第二書房から刊行した「匪賊と共に チチハル脱出記」、終戦後、満州で日本の女性が、ソ連軍の兵隊などにひどい仕打ちを受けた体験記だ。

 「週刊新潮」が「性のいけにえになった女性群」という4、5頁の記事にしてくれた。その反響はものすごく注文が取次店から殺到し、仕入れの人が増刷したら何部欲しいと頭を下げて、世田谷の我が家まで訪ねて来たものだ。これは最高の気分だった。

 今の時代、、ベストセラーを出すということは、宝くじを当てるよりも難しい。出版社も次から次へと新刊を出し続ける自転車操業だから、1冊、1冊に面倒は見ていられないのが実状だ。

 8紙の新聞の見出しを見て、僕が一番気に入ったのは、「沖縄タイムス」の「肉体をたたきつけた舞踏」。僕の心を打った。読者は自分が読んでいる新聞しか見ていないのだから比較はできないが、沖縄の読者には胸に響いたのではなかろうか。

 これらの記事がきっかけになって、本が増刷になればいいのだがーー。

★伊藤文学著『裸の女房』(彩流社刊・定価2100円)

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