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2009年10月16日 (金)

大きく羽ばたくか「古書ビビビ」

 下北沢の南口商店街は、つぶれる店はあっても、しばらくすると、また新しい店が誕生する。しかし、裏通りや横町に入ると、シャッターが降りたままになっている店が目立つようになってきた。

 金、土、日はなんとかお客が入るが。平日はガラガラの店が多い。人はたくさん歩いているが、お金を持たない若者ばかりだ。

 コーヒー200円の「イタリアン・トマト」からガラス越しに歩いている人の姿を眺めていても、高価な服装を身に着けて歩いている人の姿は少ない。

 みんな収入が少なくなって、お金を使えなくなってきていることは間違いないようだ。

 茶沢通りに面しているので、クルマの往来は激しいが、下北沢の繁華街から見れば場末と言える「鈴なり横丁」、2階は小さな劇場になっていて、1階は小さなバアがひしめいている。その角に「古書ビビビ」がある。

 『薔薇族』の復刊号を置いてもらおうと訪ねたが、「うちは古書店なので、新しい本は置けません」と、若いご主人に断られてしまった。あきらめずに何回か顔を出しているうちにようやく置いてもらえるようになった。

 そのうちに若いご主人が、僕の後輩だということを知った。駒沢大学文学部国文科の出身と聞いて、急に親近感を持ってしまった。国文科の学生は少ない、まして東京在住の卒業生は少ないのだ。それからは僕のブログで紹介したり、古書を持ち込んだりして応援している。

 「古書ビビビ」が、小さな店から「タウンホール」の筋向かいの広いお店に移ったのだ。家賃も倍以上になるし、この不景気な世の中に大丈夫かと心配になるが、結婚もしたし、若い2人で頑張ろうということだ。

 この6月に彩流社から刊行した僕の本、「裸の女房」を5冊置いてもらっているが、残念ながらまだ1冊も売れないのだ。「朝日新聞」に記事にしてもらって、それをきっかけに売り込もうと考えていたのに取材してもらえなかった。

 共同通信の文化部の記者が、カメラマンを連れてきて取材してくれて、全国の地方の有力紙に写真入りで読書欄に載ったのに、それほどの効果はなかった。

 『薔薇族』のことを初めて「朝日新聞」に紹介してくれたK記者、『薔薇族』が6年前に廃刊になったときも記事にしてくれ大反響を巻き起こした。

 「裸の女房」のこと必ず書きますよと電話してくれて3ヶ月が経った。もう記事にならないとあきらめていたのに、10月6日、取材に来てくれるという電話がかかってきた。

 本が出版されたことだけで僕は満足しているので、「朝日新聞」が、伊藤ミカという33歳の若さで死んでしまった舞踏家が、1960年代という時代に生きて素晴らしい足跡を残したということを書いてくれる。

 それとその記事を読んで大きく羽ばたいて飛躍しようとしている「古書ビビビ」に置いてある5冊の「裸の女房」が売れてくれれば、それだけで満足だ。

★「古書ビビビ」 〒155-0031 北沢1丁目-40-8 ☎03(3467)0085 火曜日定休 営業時間12時〜午後9時迄 下北沢の南口に出てタウンホールを聞いて下さい。小田急バスだと三軒茶屋のスーパー西友の前から終点タウンホール下車。タウンホールの筋向かい。

★『薔薇族』の注文の方法は、郵便局で千円の定額小為替を作ってもらってお送りください。155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206 伊藤文学

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★新しく『薔薇族』を置いてくれる古本店・「ビビビ」が下北沢にあります。〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-45-15 スズナリ横丁1F・北沢タウンホールの筋向いです。読者好みの古書が沢山置いてあります。電話03-3467-0085です。

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