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2009年10月10日 (土)

世の中、「NOHOHON」といきましょう!〜竜超君たちが作った話し合いの場

 30数年前、昭和7年に建てられた木造2階建ての家を取り壊して、鉄筋コンクリート造りの3階建ての『薔薇族城』を建てることができた。

 その建物の設計も、工事も世田谷学園の同級生が請け負ってくれた。工事を引き受けて売れた加藤君、ガンで亡くなったしまったが、余命半年と医師に宣告されてから、お客さんや社員に迷惑がかからないよに、すべてを整理してあの世に旅立ってしまった。

 9月24日の夜9時からのJNN50周年記念ドラマ「天国で君に逢えたら」は、05年、ガンのため38歳の若さで亡くなったプロウィンドサーファー、飯島夏樹さんが残した小説を基にドラマ化したものだ。

 千葉の南房総のガン治療センターに勤務する精神科医・野々上純一(二宮和也)が、末期ガンで余命幾ばくもない患者と話し合う場を作り、様々な患者の話し相手になるという感動的なドラマだった。

 『薔薇族』の読者とガン患者を一緒に考えるわけではないが、僕も読者と直接話し合える場として、新宿に「伊藤文学の談話室・祭」を作ったことがあった。

 ハッテン場やゲイバアなどに入れないような読者が、僕が経営している店ということで恐る恐るだが扉を開けて来てくれた。しかし、僕が毎日、店にいるわけに行かないという悩みがあった。従業員任せではどうにもならないことで止めることになってしまったが・・・。

 『薔薇族』の読者は気の弱い人が多く、どうしてもはけ口がなくて内向的になってしまう。うつ状態になってしまっている人にも出会うことが多かった。

 今の世の中、便利になってきて、パソコンを扱い、ネットで仲間を見つけることができるようになってきた。それでも若い人でネットを使えても、ネットを使って仲間を見つける勇気がない人もいるに違いない。

 僕の家には第二書房の時代から使っている電話がある。 古い雑誌を見て電話をかけてくる人がたまにいる。その人たちはかなり年配の人でネットなんて扱えない。話し相手が欲しいと訴えてくるが、今の僕にはどうすることもできない。一日、誰とも話をすることなく過ごしている老人もいるに違いないのだ。

 『薔薇族』の何度目かの復刊に尽力してくれた竜超君が、友人3人とお金を出し合って、東高円寺の蚕糸の森公園の前に、3階建ての2階、3階を借りて仲間との話し合いの場を作った。家賃は8万5000円で、4人で払っていくそうだ。

 「高円寺・NOHOHON」と名付けた話し合いの場だ。

 9月26日の3時から、僕がおしゃべりをする会が開かれた。竜君のブログだけで知らせただけなので、参加者は男3人、女1人の4人だけ。

 それでも僕は3時間も、山川純一君の話などをしゃべりまくってしまった。ここには山川純一君の「やらないか!」のTシャツ、復刊号の『薔薇族』や竜君の蔵書なども置いてあって売れるものと図書室のように見るだけのものとがある。

 毎週、土曜日には話し合いの場を作っているそうだ。月の最後の土曜日の3時頃から、僕も参加して話をしたいと思っている。

 竜君の蔵書で、昭和60年8月1日発行の「Pジャンク」という創刊号の雑誌が置いてあった。限定3000部とある。発行者は林宗宏さん、この人、確か「エロチカ」という雑誌を出していた方だと思う。驚いたのは、僕が経営していた女性だけのお店「リボンヌ」の広告が載っているではないか。僕がデザインした広告だと思うが、まったく忘れていたので「NOHOHON」というしかない。

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★『薔薇族』の注文の方法は、郵便局で千円の定額小為替を作ってもらってお送りください。155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206 伊藤文学

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★新しく『薔薇族』を置いてくれる古本店・「ビビビ」が下北沢にあります。〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-45-15 スズナリ横丁1F・北沢タウンホールの筋向いです。読者好みの古書が沢山置いてあります。電話03-3467-0085です。

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コメント

初めてコメント致します。
たまに『?』と思う記事もありますが、とても興味深く拝見しております。
是非ご意見を伺えたならと思い、思い切ってコメントいたします。
いわゆる“腐女子”っていわれる女性についてどうお考えですか?私はストレートではありますが、同性愛者(特に男性)の映画、小説が好きで、最近では男性同士のAVまで観るようになりました。
アメリカでQueer as Folkというドラマ(ご存知だと思いますが)がどうしてDVD化されないのか分かりませんが、こんなにも同性愛者に無理解なのか、と同時に私のような女性も大変多く、これっておかしいのか?と反って疑う様になりました。

Queer as Folkというドラマって彼らの置かれている現状をとても端的に伝えていると思うのですが。このDVD化にもご尽力いただけませんでしょうか?

投稿: oniku大好き | 2009年10月11日 (日) 19時51分

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