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2010年2月13日 (土)

憧れの記者さんに出会えて

 「朝日新聞」は昭和30年代の後半に、僕の末の妹が心臓手術で東京女子医大の心臓病棟に長いこと入院していたときの出来事を書いた本、『ぼくどうして涙がでるの』を日活で映画化、ベストセラーにしてくれた、きっかけになった記事を掲載してくれたことを恩義に感じているので、どん底生活に落ち込んでも取り続けている。

 「毎日新聞」は、夕刊の「酒に唄えば」というエッセイ欄に、いつもしんみりと胸にせまる記事を書いている編集委員の鈴木琢磨さんのエッセイを読みたいために購読している。

 タイトルの「酒」という文字だけが、カラーで赤く刷ってある。これは酒を飲まない僕が入ったことがない赤ちょうちんを意味しているのだろうか。

 いつも赤ちょうちんの店で飲んでいる鈴木琢磨さんに会って話をしたいと思うようになってきた。

 僕の知人の「朝日新聞」の小泉信一さんと親しいようなので紹介してもらおうかなと思っていた矢先に、鈴木さんからメールが飛び込んできた。

 僕がブログで鈴木さんのエッセイをほめた文章を読んだらしい。

 「はじめまして、ブログで小生のことをおほめいただき恐縮です。本が売れないそうですね。ミカさんの。まだ読んでいませんが、面白そうです。好きなことをやって、びんぼ〜、ちょっといいです。
 じつは、ずいぶん昔、下北沢の文学さんのご自宅に行ったことがあります。確か大阪で記者をしていたころ、エイズの取材でした。
 帰りぎわに、例のラブなんとかいうオイル買わんかと言われたのを覚えています。」

 エイズの取材では、たくさんの取材を受けたので、もちろん覚えているわけがありませんが、携帯電話の番号が書いてあったので、早速、電話をかけてみた。

 2、3日して新宿のプリンスホテルのロビーの喫茶室でお会いした。大阪の出身だそうで、気さくでざっくばらんの方だった。

 一度お会いしているようで、ずっと前から知っていたような感じで、すぐに親しくなってしまった。

 ここ何年も足を踏み入れていない新宿二丁目。僕が命名した「ブックス・ローズ」は、ご主人が亡くなって、店は閉じたままになっている。その手前の「イレーヌ」というゲイバアに連れて行かれた。

 マスターも僕が『薔薇族』の編集長だということを知って、驚いている様子だった。若い頃は『薔薇族』も読んでいたようだし、僕が経営していた「伊藤文学の談話室・祭」にも通っていたそうだ。

 お店のお客さんが、今ではノンケさんばかりで、ゲイの人相手じゃ、やっていけないという。世の中、変わってしまってゲイの人しか入れないというお店は少なくなってしまったのだろう。

 1月29日(金)「毎日新聞」の夕刊に、「酒に唄えば」のコーナーに、僕を取材したコラムが載った。タイトルに「愛こそ燃える火」とある。越路吹雪の「愛の讃歌」が、僕の話を聞いて重なったという。

 「イレーヌ」のタケさんとノッポさんも、元恋人同士だったようだ。そういえば以前、何度も通っていた「タミー」も恋人同士のお店だ。新宿二丁目のゲイバアには、こうしたお店が何軒もあるのかもしれない。

 短いコラムの中に、僕の人生がすっぽりと入って語り尽くされている。さすがに僕が惚れ込んだ記者さんだ。

 僕も赤ちょうちんのお店で、じっくりと酒を飲みながら話を交わさないと深みのある文章は書けないのかも。

Photo


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コメント


これやるとき、一緒に買い物来てもらうほうがいいぞ!!!!
http://ork1tgt.gb.tokorogadokk%6Fi.net/

だってオレ、報酬とは別で、普通に欲しい物買ってもらってるしw
物買っても金が減らないシステム考えたオレ天才すぐる(`・ω・´)!
てか、逆に増えてるしなwwwwwうんめぇわぁwwwww

投稿: 金が減らないw | 2010年2月14日 (日) 22時16分

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