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2010年2月16日 (火)

ゲイの人に、孤独死なんてさせたくない!

 1月31日(日)・夜9時からの「NHKスペシャル・無縁社会・3万2千人が孤独に死んでいた」を見たが、ショックを受けたし考えさせられてしまった。

 3万2千人、2009年の自殺者の数もそのくらいだったが、その数がどういう数字なのか見損なってしまったが。

 毎日新聞の朝刊のテレビの「視聴室」というコーナーに「現代社会の陰浮き彫りに」の見出しで紹介している。

 こんな番組を製作するのはNHKだからできたことだし、今の時代、目を向けなければならない、もっとも大事なことに取り組んでいる、素晴らしい番組だった。

 「向き合うのはつらいだ、向き合わなければならない現実がある。それを伝える労作だ。
 近年、身元不明者の自殺や行き倒れなど、国の統計では把握しきれない死が増えているという。その数、3万2000人。そのうち数人の身元を調べ、人生をたどってゆく。
 誰にもみとられず、自宅で死んでいた人たち。遺骨の引き取り手がなく、共同墓に埋葬される人たち。
 まさに現代の『無縁仏』だ。人間同士のきずなが細く弱くなってしまった社会のありようが浮かび上がる。どうすればきずなは取り戻せるのか。そのヒントも伝えている。(栗)」

 この番組を見て、まず頭に浮かんだのは『薔薇族』の読者、ゲイの人たちのことだ。60歳以上のゲイの人たちは、女性と結婚しないわけにいかなかったから、結婚している人の方が多いだろう。離婚している人もいるだろうが。しかし、若い人ほど、独身を通している人の数は、ますます多くなるのでは。

 健康なときは女房の悪口ばかり言っていた人も、年を取ってから脳梗塞で倒れてしまい、女房の力を借りなければ、どうにもならない状態になってしまっている人も何人か知っている。

 この番組を見て、しばらくごぶさたしている80歳になるゲイの人のことが心配になって電話をかけてみた。元気な声が返ってきたので安心したが。この人、まったく身寄りがない人だ。

 芸者さんが生んだ子で、父親はまったくどこの人か分からない。今、母親のことなど、戦前の話を小説に書いているそうだ。

 生活保護を受けているようだが、労働組合の機関誌の編集の仕事を続け、映画の評論なども書いている。

 この人などは恵まれていて、社会との接点がまだあるからいいけれど、定年になって仕事を離れて、一人暮らしをしていると、まったく孤立状態になってしまう。

 ゲイの人って親兄弟とも付き合わない、近所の人とも付き合わない人って多いのではなかろうか。3万2千人の中にゲイの人が多くいるのではと考えてしまう。

 僕の相棒の竜超君に電話をしたら、彼もこの番組を見たそうだ。彼が始めた「高円寺NOHOHON」は、話し相手のいない人、ゲイバアやハッテン場などには行けない人、そんな人たちに集まってもらい話し合いをしようという仕事だ。

 僕も大賛成で、毎月、最後の土曜日の午後3時に丸ノ内線・東高円寺の「高円寺NOHOHON」に参加しておしゃべりしている。

 集まってくる人たちは、今のところ、僕と竜君のブログを見てきてくれる人たちだから若い人に限られてしまう。どうしたらネットなど見ない、孤立しているゲイの年配者に知らすことができるかだ。

 これはコツコツと時間をかけて年配の人たちに知らせて集まってもらうかだ。『薔薇族』の読者にだけは孤独死なんて絶対にさせたくないものだ。

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