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2010年4月19日 (月)

「ノバラ・セイサクショ」という名のサロン

 僕の若き「相棒」竜超君、この時代のペンネームは、影坂狩人と名乗っていた。

 2006年6月20日発行で「Gay Year Book・2005・HGの呪い」という本を自費出版で出している。

 週刊誌大で184ページもある立派な本だ。この本には、「影坂狩人のフ・テ・キ対談」というページがあって、僕と狩人君との対談が、なんと11ページも載っている。

 内藤ルネさんとの話、「愛の処刑」と「アドニス」の話、映画の「メゾン・ド・ヒミコ」の話、「ゲイ古書はどうして稀少なのか」の話、この他にも「奇人・変人なき時代は淋しい」「同性婚は理想の姿」「ゲイとドラッグの蜜月関係」と、まあ、よくも長々としゃべったものだ。

 狩人君、対談上手で、ついつい、いろんなことをしゃべらされてしまった。そのほんの一部分を紹介しよう。

 伊藤 僕は世田谷学園の卒業生なんだけど、柔道部員たちをとても可愛がって面倒を見ている親父さんがいたんだよ。世田谷学園のすぐそばの理髪店のご主人だったんだけど、ご飯を食べさせたり、髪の毛を刈ってやったり、とにかく部員の世話をしてやることが喜びだった人なんだ。
 ガンで亡くなってしまったけど、僕は出会ったときから、この人はそうだなと思っていた。

 影坂 タニマチみたいな人というのは、みんなそういう部分がありそうですよね。スポーツの世界には。

 伊藤 多いんじゃないかな。だけど手を出すという事はできない。そんなことをしたら学校のそばに住んでいられなくなってしまうから。

 影坂 それは少年愛者なんかもそうなんですが、手を触れないで気持ちだけで愛しているぶんには、なんにも問題ないんですよね。

 伊藤 そういう人も結構いると思うよ。

 影坂 キチンとした自制心さえあれば、何も問題ないんですよね。

 伊藤 我慢できない人も中にはいるから。

 影坂 以前に編集長が『薔薇族』のなかで、「犬猫じゃないんだから、そういうドコででも、誰とでも、みたいな軽はずみなマネはやめたほうがいい」というようなことを書いていましたね。

 伊藤 そんなこと書いたかな。

 影坂 当時は野外のハッテン場が増えてきて、それに合わせて「プロ」と呼ばれる人たちが大量発生しだしたんですよ。
 そういう連中につけこまれるのは、性欲に支配されてしまうゲイの側にも責任の一端があるのではないかということを言っていたわけですね。

 伊藤 まあ、昔のゲイの人たちは、終始押さえつけられていたからね。ついハメを外してしまうのも仕方がなかったのかも。

 とにかく、この対談だけでなく、才人、竜君がまとめた本だけに、今読んでも面白い。なんとこの本がタダでプレゼントされるのだ。

 竜君、そして、僕の願いは同じだが、誰も話し相手がいない。悩みごとを訴える人がいない。そういう人たちのために、竜君は自費で「サロン」というべきアパートの一室を借りたのだ。

 「高円寺NOHOHON」を移して、「ノバラ・セイサクショ」を新たにオープンさせた。わかりやすい場所で、感じのいい明るい部屋なので、ネットで検索して、ぜひ、一人でも多く集まってほしい。

 僕も今月の最後の土曜日、4月24日、午後3時頃から参加して、いろんな写真集を出した話をしようと思う。

 この会に参加すれば「HGの呪い」がプレゼントされる。ぜひ、ご参加を!!

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★『薔薇族』の注文の方法は、郵便局で千円の定額小為替を作ってもらってお送りください。155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206 伊藤文学

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★新しく『薔薇族』を置いてくれる古本店・「ビビビ」が下北沢にあります。〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-45-15 スズナリ横丁1F・北沢タウンホールの筋向いです。読者好みの古書が沢山置いてあります。電話03-3467-0085です。

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