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2010年6月11日 (金)

初めて救急車に乗せられて

 僕が住んでいるマンションは、茶沢通り(三軒茶屋と下北沢を結ぶ通り)に面している。僕の部屋は茶沢通り沿いではなく裏側なので、車の騒音は入ってこない。

 しかし、消防車、救急車のサイレンの音は微かに聞こえて来る。救急車が1日に何度か通り過ぎることがあり、どんな人が運ばれているのかと考える。

 僕は幸いなことに、78歳になるまで救急車を読んだことはない。女房は十二指腸潰瘍で夜中に痛みだし、3度ほど救急車を要請して、一緒に病院に行ったことはあった。

 まさか僕がタンカで運ばれて救急車に乗せられ、病院に担ぎ込まれるとは。

 5月23日朝、遅い食事をして最近すっかりはまり込んでいる「時代劇専門チャンネル」で、「鬼平犯科帖」と「剣客商売」を見終えて、新聞を見ようと広げたら、なんと新聞がグラグラ揺れだすではないか。

 今までに経験のないことだ。脳卒中かなんかで、このままおさらばかと思ったほどだ。女房がそばにいたので、家庭用の血圧計で計ってもらったら、かなり血圧が上がっているという。

 すぐにベッドで横になったが、グラグラはおさまらない。女房は救急車を要請した。4、5分で救急車は来てくれた。大きなマスクを付けているので顔はよくわからないが、ベテランらしい人と若い男性と若い女性の3人。

 すぐに血圧を計ってくれたが、やはり高いらしい。あちこちの病院に電話をかけて受け入れてくれるかを頼んでいるようだが、日曜日なので、どこも断られ、大橋にある東邦医大病院がやっと受け入れてくれることになった。

 2階から2人に支えられて階下に降り、タンカに乗せられ、スルスルと救急車に乗せられた。ベテランの救急隊員は、僕のことをテレビで見て知っているらしい。

 少し落ち着いたので、『薔薇族』の話をしているうちに、あっという間に病院へ。救急車ってガタガタ揺れて乗り心地が悪い。

 救急治療室に運ばれて、心電図をとったり、指を動かして目の動きを見たりしてくれたのは若いお医者さんだった。

 点滴をされた、レントゲンとCTスキャンとかをとるというので、車いすに乗り、女房が押してレントゲン室へ。

 普段は口うるさい女房であら探しばかりしているが、こんなときは女房ってありがたいものだ。

 どこも悪い所が見つからず点滴も終わったので、タクシーで帰ってきた。日曜日に具合が悪くなると、なにからなにまで高くつく。それでも医療費は1割負担なので、4000円足らずしか取られなかった。

 30年ぐらいまでに『薔薇族』のグラビアページに格調高い写真を撮ってくれていた木村健二君がアメリカから帰ってきて、しばらくぶりに訪ねてきてくれた。

 元大学の教授だったアメリカ人のパートナーが、パーキンソン氏病になり、その看護でまさに地獄を見たそうだ。

 アメリカでは保険に入っていても3割は取られ、医療費に莫大なお金がかかったそうだ。

 僕は、その日の夜には一眠りして、元の元気さを取り戻すことができた。なんだかんんだと言っても、日本に住んでいることは幸せなことだ。

 救急車の乗り心地が悪い方がいいのかも。リムジンのようなのに乗せられたら、それが最後かもしれないからだ。

Photo

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コメント

奥さんの申すように、野菜を沢山食べてね。
まだ編集長にはお迎えは、程遠いと思われる。
お大事にして下さい。

投稿: 桃 | 2010年6月11日 (金) 11時15分

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