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2010年7月19日 (月)

転んでもタダでは起きないぞ!

 僕の人生、平凡のようだったけれど、いろんなことが次々と起きたが、なんとか乗り越えて生きてきた。しかし、年には勝てない。

 耳は遠くなるし、動作もにぶくなってくる。年を取って転ぶことは致命傷なのだ。左膝も金属の人口膝を入れているし、転んだら歩けなくなると思うから、いつもゆっくりと用心して歩いている。

 7月3日土曜日の夜、NHKホールで48回目の「巴里祭」が催された。ありがたいことに、ご近所に住む演出家の高平哲郎さんの奥さんが電話をかけてくれて招待券を2枚くださった。

 高平さんが演出を担当するようになってから何年ぐらいになるだろうか。シャンソン歌手が次から次へと登場するから、みんなが目立つようにする、演出の手腕が問われるというものだが、テンポよくうまくこなしている。

 1000円のプログラムをいつもは買っていたが、どん底生活なのでケチって買わなかったものだから、永六輔さんとコンビの女性アナのお名前が思い出せない。出演者のお名前も正確に書くことができない。

 今回のテーマは、「転ぶ」という話だからご勘弁願いたい。永六輔さんの司会は、2年前の頃は名調子だったが、3回も転ばれて肋骨を折るし、顔を地面にぶつけるはで、ひどいことになったそうだ。

 司会もエコということで、ほんの一場面の数分間だけ。それも転んだ話がほとんど。ラジオの番組でも、転んだ話を聞いたことがあったので、僕も用心していたのだが。

 サッカーの選手を見ていると、ケガをしないようにうまく転んでいる。転ぶ練習をしているのだろう。

 戦時中、世田谷学園に入学したら、柔道と剣道は正課の授業で、おっかない先生に柔道の受身を教わったが、それから何十年も経っているのだから覚えているわけがない。

 永六輔さん、、うまく転べというけれど、転ぶときって一瞬の出来事だから、うまく転べと言ったって難しい。

 『薔薇族』が廃刊になって、その後、上野の英和出版が復刊してくれることになった。復刊第1号ができる前に英和出版の幹部の人たちと取次店(本の問屋さん)へ、車で挨拶回りに行った。

 どこの取次店も仕入れも好意的で、美輪明宏さんと僕との対談も載るということで、仕入部数も多く取ってくれそうだった。

 協和出版の駐車場は地下にあって階段は薄暗かった。最後の一段を踏み外して、もろにコンクリートの駐車場の地面に投げ出されてしまった。

 運が良かったのか、すぐに立ち上がったが、どこも痛くない。その頃は人口膝を入れてない時だったのも幸いした。膝をぶつけたらどうなっていただろうか。

 あのとき大けがでもしていたら、復刊の仕事はどうなっていたのかと思うとぞっとする。

 憎き芝信用金庫のお陰で3年間、住み慣れた下北沢のマンションの206号室も、借金の担保になっていたので追い出されてしまった。

 次男の嫁さんが、みんなで一緒に住もうと言ってくれたので、ちょっと下北沢駅には遠くなるけれど、いい物件があったので、7月1日に移り住むことになった。

 履き古したサンダルで外に出たのが失敗だった。タイルがぬれていたのもまずかった。玄関を出たとたんに前のめりに転んでしまったが、僕はよくよく運が良いのか永六輔さんのようにはならなかった。

 どんなことがあっても、タダでは起きないぞ!

Photo

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コメント

がんばれ!文学さん!
いつも元気をありがとうございます!

投稿: アヤ | 2010年7月20日 (火) 22時22分

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