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2010年8月 9日 (月)

その日から、この世界への旅立ちが!

 ますます児童ポルノの規制が厳しくなってきそうだ。先日の毎日新聞の夕刊によると、「児童ポルノ対策を決定」とある。

 「政府の犯罪対策閣僚会議は27日、インターネット上の児童ポルノに対するブロッキングの導入などを柱とする〝児童ポルノ排除総合対策〟を決定した。
 児童ポルノを〝児童の性的搾取・虐待〟と位置づけ、現行法のもとで政府が取り組むべき施策を掲げている。
 総合対策決定で、ブロッキングは接続事業者らの年度内の自主的導入に向け準備が本格化する。(後略)」

 僕はネットを触らないから自分で見ることはできないが、想像するに、少年愛、少女愛の人たちが目を皿のようにして、少年や少女の写真を見ているに違いない。

 1985年(昭和60年)、今から25年前の『薔薇族』誌上には、「少年の部屋」というコーナーがあって、文字も、老眼鏡をかけても読みにくい小さな文字でびっしりと多くの中高生の投書が載っている。

 この時代の中高生は、文章力があってどの投書も長い。短いのを紹介すると、「はりさけそう!」というタイトルがついている。

 「中学2年生、張り切っています。僕はどうしてなのかわからないまま、この世界に入っていたのです。おかしいと思うのが普通でしょうが、ハテナ?
 中学1年生の時、町に遊びに行きました。このときは友達と一緒で本屋に入ったのです。ふと気がつくと、僕の目の下には、イヤらしい女の裸の写真集があったので、見つめていると変に思われると思って、横に置いてあった本を手に取ってみたのです。〝あれ!?〟と気絶しそうな気持ちでした。心臓がドキドキしておさまらないのです。
 僕は、これは面白い本だと思って、となりにいた友達に見せたのです。そうすると友達も驚いたように見ていたのです。
 そこから僕のこの世界(ゲイへの)への旅立ちが始まったと言えるでしょう。
 それからというもの、月に1回は行って、その本を見るのです。良かったときには1000円も出して買ってくるのです。少し高いとは思いませんか?900円ぐらいなら、100円おつりがくるんだけど。だから2ヶ月に1回ぐらいしか買えないのです。(おつりをもらう数秒間がイヤだという読者の気持ちを察して丁度の値段を付けていた。中学生のお小遣いでは高かったのかも)
 あの本を買うときは勇気がいりました。はっきりいって奥の方に置いてあるならいいのだけど、店の前に出してあるんですから困ってしまいます。
 話は変わりますが、僕はまだ経験がないんですよ。嘘か本当か、当ててみよう!
 答えは経験あり。それもたったの1回きり。はっきりいって未経験に近いのです。ただ会って話をして触られてフェラをされただけ。まだまだ未経験で通ります。
 でも、1回きりで、その後は何の連絡もなし。ふられたのでしょうか。僕は顔は普通だし、性格もいいのになぜだろう。もう1回、いい気持ちになりたいよ。」(兵庫県・純男)

 この少年、今ではいい親父さんになっているのでは。その後、どんな人生を歩んだのか。この時代の少年の投書を見ると、みんな明るい。

 日本が景気のいい時代だったから、少年たちの気持ちにも反映していたのだろう。今の暗い時代、しめつければ、ますます世の中暗くなっていくばかりでは。

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