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2010年10月 9日 (土)

早稲田大学教授、丹尾安典先生の序文に感動!〜彩流社から伊藤文学著『やらないか!』が10月下旬に本に!〜

 誰もがネットを見ている。本を読まなくなってしまったのは当然のことだ。こんな時代に自費出版でなくて、本を出すということは大変なことだ。

 「お父さん、ブログをやってみたら…。原稿用紙に書いてくれれば、私がネットで見れるようにするから」と、次男の嫁がすすめてくれた。

 『薔薇族』が廃刊になるまでは、僕のエッセイのページがあったから、ずっと書き続けてきたが、それがなくなってしまって息切れするような気持ちになっていた。

 それからブログの原稿を書きはじめて、もう4、5年になるだろうか。息子の嫁も勤めに出るようになって、投げ出されてしまったが、今は、僕のファンのような人が、原稿を郵送するとネットで見れるようにしてくれている。本当にありがたいことだ。

 書き続けたブログの原稿もかなりの量になっていて、何を書いたのか、忘れてしまっている。

 復刊した『薔薇族』を購入してくれて、知り合った女性が、今までもブログに書いたものを紙焼きにしてくれた。かなりの量の原稿を読み返してみたら、自分で言うのもおこがましいが面白く読めた。

 これは1冊の本にして残しておきたいという気持ちがむらむらと湧いてきた。これはという作品を選び出して6つの章にわけてみた。そして、タイトルを山川純一人気にあやかって、『やらないか! 若者よ行動を起こせ』と名付けてみた。

 それから出版社に持ち込んだが、3社から断られ、最後に持っていったのは、昨年6月、先妻の舞踏家、ミカとの出会いから事故死するまでを書いた『裸の女房』を出してくれた彩流社だった。

 9月2日に昨年お世話になった彩流社の編集部の河野和憲君を飯田橋の事務所に訪ねた。幸いなことに社長の竹内淳夫さんも同席してくれて、ビールをごちそうになりながら、最近の出版界の状況など話題が弾んだ。

 9月15日のことだった。河野君から電話があって、「ゲラが出たからお持ちします」ということだった。

 16日の2時に渋谷の東急プラザの5階にある喫茶店で河野君と会った。僕が現役で出版の仕事をしていた頃は、印刷所の職人さんが1本、1本、活字をひろって組んでいた。1冊の本を組むには、大変な時間がかかったものだ。それが写真植字でページを組むようになっていった。

 それからの印刷の進歩はめざましいものなのだろうが、その後のことはよくわからない。ページを組む費用は高かったし、時間もかかった。それがどういう作業をするのかはわからないが、またたく間にゲラが出てしまうらしい。

 彩流社が本にしてくれるまでの時間は、2、3年かかったのでは。なんとしても本にしたい、あきらめなかった執念が実を結んだということか。

 河野君がサブタイトルを「『薔薇族』編集長による極秘的ゲイの文化史論」と考えてくれた。ぐっと本の重みが増したのではないだろうか。

 序文を早稲田大学文化構想学部教授の丹尾安典先生が「下北沢のオッチャンの新刊を推す」という見出しで、心あたたまる文章を書いてくれた。

 「本書を読み、、伊藤の祖父、伊藤冨士雄が娼妓解放に力を尽くした人であることを知り、この下北沢のオッチャンの体内に受け継がれてきた血の質にはじめて触れた気がした」と結んでいる。

 本は今月下旬に書店で発売となる。

 Photo

★『薔薇族』の注文の方法は、郵便局で千円の定額小為替を作ってもらってお送りください。155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206 伊藤文学

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★新しく『薔薇族』を置いてくれる古本店・「ビビビ」が下北沢にあります。〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-45-15 スズナリ横丁1F・北沢タウンホールの筋向いです。読者好みの古書が沢山置いてあります。電話03-3467-0085です。

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