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2010年11月27日 (土)

山川純一君、本当にありがとう!

 茶沢通りに面したタウンホールの前の「古書ビビビ」に、『やらないか! 薔薇族編集長による極秘的ゲイ文化史論』(彩流社刊、本体1890円)を置いてきた。

 「祖父の血を受け継いで」と書き、サインをして。「古書ビビビ」の店主がネットで見てくれたら、「アマゾン」には既に在庫があり、注文すれば即時に送れるそうだ。

 便利な世の中になったものだ。ネットさまさまというべきか。以前なら書店に取り寄せるように頼んでも、かなりの時間がかかったものだ。それも送料は無料だという。

 いつかテレビで紹介されていたのを見たが、「アマゾン」の広大な倉庫。注文を受けるとすぐさま見つけ出し、注文主に送られるようだ。

 山川純一君の「ウホッ!いい男たち」(復刊ドットコム刊)は、高価な本なのに、まだ「アマゾン」で売れ続けているとは。その山川純一君の劇画から、書名と装画を使ったのだから、山川純一君人気のご利益があって、僕の本も少しは売れてほしいものだ。

 「古書ビビビ」の店主の話でも、不況は深刻で、去年に比べて悪くなり、高価な本の売れ行きが落ちているそうだ。

 古書だけでなく、飲食店も悪いようだ。

 11月27日(土)午後4時からの銀座のキャバレー「白いばら」での「やらないか!の出版を祝う会」の出席者が、去年6月に『裸の女房』の祝う会を同じ場所で開いた時の半分にもならない。

 去年は150名も1万円の会費で集まってくれたのだが。「白いばら」の店長、山崎征一郎さんに、最初に会の相談に行ったおり、「今年は5、60人集まればいいとこですよ」と言われてしまったが、その通りになってしまいそうだ。

 僕は、とにかくパーティ好きで、本を出すたびにホテルでパーティを開いてきた。景気のいい時代には、京王プラザホテルの一番広い部屋で300人を超す友人、知人を集めて開いたものだ。

 会場の入り口には、花かごがずらりと並んだりして。下北沢の喫茶店「イカール館」でもクミコさん、秋元順子さんなどを招いて、何度もパーティを開いた。

 新潟の「ロマンの泉美術館」でのパーティも数えきれないほどだ。パーティの数を記録しておいたなら、ギネスブックに載ったかもしれない。

 なんでそんなにパーティを開くのかというと、人間、死んでしまえば、それで終わりで土に返ってしまうだけだ。葬儀に来てもらっても本人はいないのだから、どうにもならない。

 生きていて元気な時に、しばらく会えなかった友人、知人と出会えるためには、パーティしかないからだ。

 今度の「やらないか!」のパーティでは、僕が開く会は終わりかもしれない。本を出すということが大変な時代になってしまったからだ。今度の本も原稿が出来上がって、本になるまで1年もかかってしまった。

 3社で断られ、やっと彩流社が本にしてくれたわけで感謝の言葉もない。

 本が売れないのだから、文筆で生活している人、全ての本に携わっている人たちが、仕事が少なくなって苦しんでいるに違いない。なんとか景気が良くなってほしいものだ。

bungaku@barazoku.co.jp

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 ★下北沢で「やらないか!」を売ってくれている店は「古書ビビビ」郵便番号155-0031 世田谷区北沢1-40-8 電話03-3467-0085 「ワンラブブックス」郵便番号155-0031 同北沢2-1-3 電話03-8411-8302

★『薔薇族』の注文の方法は、郵便局で千円の定額小為替を作ってもらってお送りください。155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206 伊藤文学

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★新しく『薔薇族』を置いてくれる古本店・「ビビビ」が下北沢にあります。〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-45-15 スズナリ横丁1F・北沢タウンホールの筋向いです。読者好みの古書が沢山置いてあります。電話03-3467-0085です。

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コメント

新聞で見た記事に、最近は、本の万引きがあるらしく、転売や、換金の為にする人もいるとされ、その為に、本屋が消えて行く場合もあるとか。万引きは、嘆かわしいですね。

投稿: 九条院伊織 | 2010年11月27日 (土) 15時04分

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