少将と副官とのある夜の出来事
「副官とは、元陸海軍の司令部や部隊で、その長を助けた職。また、その軍人」と辞書には書いてある。
少将といえば司令官だと思うから副官は士官学校出の将校だったに違いない。
「翌朝、ほのかな快感のうちに目を覚ますと、私の横には褌ひとつの少将の巨体があり、私の陰茎は少将によってまさぐられていた。
私も少将の褌の中に手を入れ、陰毛の中で半ば勃起している弾力のある陰茎をつかむと、ぬめった一物は私の掌中でムクムクと大きくなった。
少将は褌を外し、片膝を立てて股ぐらを開き、一物をもてあそばせたので、少将の赤黒く光る巨大な亀頭がもみしだかれて、私の指の間からはみ出し、口を開いたその先端から粘液が溢れ出て、太い陰茎や私の指を濡らすさまがよく見えた。
少将もそのさまを見ながら、太い指で私の陰茎をしごきつつ、深い息とともに巨腹を波打たせていたが、やがて快感に耐えかねたのか、激しく腰を動かし、私の掌中で力強くけいれんする巨砲からは乳白色の精液が噴出して、少将の鳩首のあたりまで飛び散った。
私もしごきあげる少将の手の中に射精しそうになったが、必死にこらえて腰を引くと、少将は『かまわんぞ』と言いながら私の上にまたがり、亀頭と亀頭とをこすり始めた。
少将のやわらかい亀頭は、私の亀頭にしびれるような快感を与えながら、吸い付くように動き回っていたが、やがて少将の一物は再び逞しく勃起し、濃い陰毛の中から反り返った。
少将は私の上に覆いかぶさり、私のものを口の中に含んだので、押しひしがれた私は、脂ぎった少将の股間にこもる休息にむせかえりそうになったが、それにかまわず少将は、私の口に熱を帯びて脈動している太く硬い陰茎を押し込んできた。
私が、少将の大きな睾丸を包む、汗ばんだ陰嚢を軽くこすりながら、口中の大きな亀頭に唇と舌で奉仕すると、少将もそれに合わせて、口中に含んだ私のものに愛撫を返してきた。
私は少将の恰幅のよい身体を全身で受け止め、その体温と体臭にひたりつつ、少将の熱い口中にある亀頭から、全身にしみ渡る快感に身を委ねたが、やがてたえきれず少将の口中に射精して果て、その後、ほどなく少将もうめき声とともに汗ばんだ巨体をゆるがせて、私の口中深く、二度目の精液を放ってことが終わった。
その日、出立のときに宿舎のホテルの前で撮影した記念写真があるが、軍帽に威厳を正し、いかめしい軍服に包んだ巨体をぐっとそらし、軍刀を帯びて立つ威厳あふれる少将の軍袴の股間の豊かなふくらみや、黒光りする逞しい陰茎そのもののような堂々たる長靴を見るたびに、そのときの強烈な体験の一部始終が昨日のことのように鮮やかに思い出される。
私は、当時の少将よりも年を重ねたが、少将に似た屈強な青年を見かけると胸が熱くなるのを覚えるのである。(東京都・E)」
セクハラなんて言葉すらなかった時代、「少将と副官」との男と男の激しい肉体のぶつかり合い。うらやましいとも思えるし、貴重な資料と言えるだろう。
今の自衛隊にも、このようなことってあるのだろうか。あったとしても不思議な話ではないが、こんな話を載せることができた『薔薇族』という雑誌はありがたい雑誌だったと思う。
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友達の話をしよう(2)『体毛』
『ああーーもっと。もっとむいてーー』言われるままに、興奮の波におぼれた俊之は照男のものの包皮を限りなくむき続ける。そのたびにあふれ出る透明な粘液。それでもってクリクリと先端の塊を撫で回す。(チーフはどうなんだろう)俊之の気持ちを読むように『チーフはもっとむき続けてーー、ああーーいいーー』鍛えたからだの、股間から這い上がった体毛は腹かふとももから、さらに胸へ上り、下は、太ももから、尻のふくらみまでも覆っている。俊之はそんな体毛が好きであった。
チーフが心臓病で突然死した夏の日。葬儀の帰り道で、俊之は照男から声を掛けられた。チーフの思い出話をしたいと、照男は俊之を自分のマンションへ誘った。暑いからから、シャワーでもということになり、俊之がシャワーに入っていると、ヌっと照男が入ってきた。その体全体を覆う体毛に、俊之は『ドッキ』とした。「好きかい? チーフにはなかったものな。いいんだよ。知っているんだ。君モチーフに可愛がられたと思う。僕もだ。一緒に風呂へ入ろう」照男はにこやかに湯船に横たわり、俊之をいざなった。『触ってごらん。ほら、頬をここへつけて、手はここへ』俊之は照男の胸の音が響くあたりに頬を当て、そのてを、照男は己の股間へいざなった。照男は俊之の手を握ると、己のものを揉ませる。『いい気持ちだ ?」照男の手が俊之の股間に伸びて、彼をにんまりとさせた。『嬉しいんだな。してもいいよ』俊之の心臓は高鳴り、我から照男の体にむしゃぶりついた。
今、ベッドの上で俊之に身を任せている照男は俊之の体を己の上に乗せると、俊之の尻を己の目の前に広げさせ、そのよがりの波に乗せて、俊之のものをしごき、同じようにするように俊之を誘う。
『チーフはもっと凄かった。何度も失神させられて。あの人ももち肌だったから、お前が俺を好きになるのが分っていた」
「ああーーかんべんしてーー、しにそうーーああ、ああ」
俊之もいつかそんな声を上げさせられて照男のものにむしゃぶりついていった。
投稿: 黒木 | 2011年3月 8日 (火) 15時04分