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2011年1月 6日 (木)

「死んでたまるか」 団鬼六さんも、僕も同じ歳だ!

 一昨年6月の『裸の女房』の出版記念会、昨年11月の『やらないか!』の出版記念会と、団鬼六さんは、ご夫婦で出席してくれて、スピーチもしてくれた。

 その団さんから「出版記念兼忘年会のお知らせ」が送られてきた。

 「年の過ぎ去るのは恐ろしいもので、ふと気がつけば私も79歳、一瞬、戦慄めいたものを感じます。
脳梗塞、腎不全、食道がんなど、絶えず難病に取り付かれながら、この歳まで生命を維持できたのは、私は病気との付き合いが上手だったのか、無病息災ではなく、多病息災をモットーにしていたかもしれません。(中略)
 このたび、講談社から『悦楽王』に続いて、『死んでたまるか』(本体価格1500円)のエッセイ集を出版してくれることになりました。年の暮れでもありますし、久しぶりに忘年会を兼ねてドンチャン騒ぎをやってみたくなりました」

 会場は、僕が選んだ銀座のキャバレー「白いばら」、団さんも気に入ってくれたのだろう。それも12月28日の4時とある。

 女房と一緒に出席と通知を出したのだが、女房は風邪を引いてしまってひどい咳が出る。どうしたものかと思って、ソニーに勤めている長男に電話をかけたら、すでに会社も休みで行ってくれることになった。

 僕が若い頃はキャバレーの全盛時代、『薔薇族』を創刊する以前は、単行本ばかりを出していたが、江戸川橋にある「大江紙業」から紙を買っていた。

 夕方立ち寄ると、社長が夕食をごちそうしてくれて、それから新宿のキャバレーへ連れて行ってくれる。それも息子も一緒にだ。

 今に僕も息子とキャバレーに行って、一緒に呑もうと思ったものだ。それが79歳になって夢が実現するとは。

 団さんは病気の問屋みたいな人だが、僕はそれほど身体に気を使っているわけでないのに、入院したのは胆石の手術と左膝の人口膝の手術だけだ。

 同時代を生きてきた団さんのエッセイは、時代背景がよくわかるので興味深く読めた。団さんと違うところは頭の構造だ。僕は将棋とか碁とか麻雀などはいっさいやらない。先を読むということができないからだ。

 それに人生経験が団さんとは全く違う。父が大学に入る頃に出版を始めたので、どこにも勤めたことがないし、親元を離れて一人で下宿したこともない。一人で旅行した記憶もない。これでは面白い自伝エッセイなど、団さんのようには書けない。

 講談社のような大手の出版社から本を出すと刷り部数が桁違いに多い。だから定価が上製本で1500円だが、小出版社だと刷り部数が少ないから、並み製でも2000円だ。これでは本が売れるわけがない。

 昭和30年、40年の頃は、小出版社でもベストセラーを出すことができたが、今はよほどのことがない限り可能性はない。

 団さん、昨年の僕のパーティに来てくれた時より、ちょっと元気がない。奥さんが元気な分、影が薄いようなのが心配だ。

 僕でさえ銀座と新潟の弥彦と祝う会を開いたので、ちょっと疲れが出て、2、3日寝込んでしまった。

 世田谷区の後期高齢者の無料の検査を受けたら、腹の回りの脂肪を取らねばと医者に言われてしまった。食物を減らしたのが良くなかった。美味しいものを食べないと元気がなくなってしまう。

 団さんは身体障害者の1級、僕は4級、何をやっても団さんにはかなわない。「死んでたまるか」と「やらないか!」、僕のタイトルの方が希望があるかも。

一期の夢よ ただ狂え
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色気たっぷりの団さんの奥様
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阿川佐和子さんと
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コメント

本を出版されていて、凄いですね。私は、本を読むことはあっても、好きな本が、限られているので、書く事は苦手かも。

投稿: 九条院伊織 | 2011年1月 8日 (土) 16時12分

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