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2011年3月24日 (木)

医師と患者のほのぼのとするようなお話

 『薔薇族』の読者には、ただ女性を愛せないというだけのことではなく、目が見えない人、耳が聞こえない人、下半身麻痺の人、二重苦、三重苦の悩みを持っている人がたくさんいました。

 東京都のF・F君は、こんな悩みを投書している。

 「僕は去る昭和42年(当時小学6年生)に父の酒を買いに出かけて、交通事故に会い、背骨を強度に損傷、以来、下半身麻痺でもう12年間も車椅子使用の生活を送っています。
 僕がホモの傾向に気付いたのは、高校生の頃でした。周囲の友人は、みな健康で、勃起したPサイズについて、オナニーについて、射精について、早い者ではセックスについて話しましたけれど、僕の身体は下半身麻痺なので、性的快感はまったくありません。
 オナニーも射精もまったくダメです。自分の身体がそんなせいでしょうか、女性の肉体には全く興味を感じません。それに反するように健全な男のPには?と疑問を抱きました。友人に聞きたくも、自分が不能であることをまざまざ恥をさらすようでどうしても聞けませんでした。
 下校をして病院に戻っても、それらの『知らない』という悩みは強く残る毎日で、僕がそんな悩みを持っているためか、僕をうかがう医師の目には気付かれてしまい、『悩みでもあるのか?』と問いただされ、その医師にことのすべてを打ち明けてしまいました。
 その医師は36歳、体格が良く、優しい人でしたので、常日頃から僕は憧れていました。僕の悩みを気遣ってか、S先生は休日の誰もいない自分の医務室で話を聞いてくれました。
 その部屋は12畳ほどで、当直用のベッド1台と、その他、わけのわからない医学書がところ狭しと本棚に並んでいました。(中略)
 僕の心の中に好奇心からとんでもないことが浮かんできました。S先生に対して、『先生のも大きいのですか?』と聞くと、苦笑しながら、『そんなに大きくないよ』と言って顔を赤らめていました。
 僕はS先生と二人きりをいいことに、勇気を出して、先生のズボンの膨らみに手を伸ばし、『写真じゃなくて宝物を見せて下さい』って言いながら、ズボンの上からつまみました。すると先生は『誰かが来たらどうするんだ。僕はまずくなるよ』と言いながら、ドアの方に行ったので、『帰りなさい』と言われるのかと思ったら、S先生はドアをロックしたのです。そして、僕の真横に立っていました。
 僕の手はいつしか先生のズボンのチャックを下げ、ブリーフに手を差し入れ、Pをつまみ出して握っていました。
 先生のPは天井を向いていました。そして、僕に言うのです。『おい、お前は男に興味があるんじゃないのか?』
 僕は恥ずかしくて、でも、正直に『先生に憧れていました』と告白すると、『そうか、そうか』とやさしく頭をなぜてくれて、『これはふたりだけの男同士の秘密だけど、実は俺もそうだった。しかし、医師になり、結婚もして子供もいるので、自重しているんだ』と言って、ズボンを脱ぎ、ブリーフを脱ぎ、下半身裸になり、ベッドに横たわった。
 僕もベッドに乗って、先生の硬くなったPを握りこすっていました。『おい、君は尺八できるか?』と言われたので、僕は先生のPを口にくわえました。
 そのS先生は、その後、アメリカの病院に移り、もう二度と会えません」

 この若者、まったく性欲はないのに、尺八をする喜びだけを覚えてしまい、相手を探しているのだが、身障者だけに相手もなかなか見つからないようだ。

 この時代、おおらかで、ほのぼのとするようないい時代だったのでは。

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コメント

とても素敵なブログですね!

医師の転職が最近増えてますよ♪

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投稿: ドクター | 2011年3月26日 (土) 21時53分

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