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2011年3月10日 (木)

読書が趣味なんて、自慢できない!

 本当に長い間、購読していた「毎日新聞」を3月から止めることにしてしまった。経済的に一番大変なのが毎日新聞だろうと思うから、なんとか購読を続けたかったが。

 「朝日新聞」と「東京新聞」は、取り続けることにした。

 東京新聞の2月28日夕刊に、こんな記事が載っていた。

 「読書大貧民の時代 読者・編集・流通・劣化は円環する」という見出しで、評論家(出版編集部)の鷲尾賢也(わしお・けんや)さんが書いている。

 「大学の授業冒頭で、毎年アンケートを実施している。『一ヶ月の本代は?』『最近読んだもので印象に残るもの(コミックも可)』といった、ごく当たり前な設問なのだが、回答は驚くことばかり。
 本代は1000円が大多数。その中身も、サッカーや格闘技、ファッション雑誌である。だからコンビニで済んでしまう。(「この1年何も読んでいません」が7、8割に達する。コミックスすら読んでいない)。ケータイ使用料の1万円前後に比べるとあまりにもひどい。書店に行く習慣はなくなったと断言していいだろう(中略)。
 もちろん読書家がいないわけではない。しかし、圧倒的に少数である。さらに仲間うちではあまり「自慢できる趣味」ではないようで、彼らは孤独である。このように読書力格差は広がり、読書大貧民がどんどん増えている(中略)。
 編集現場もおかしい。編集会議にパソコンが同居する。販売時点情報管理(POS)システムのデータが判断材料になる。初版の部数、初速の売れ行き、重版の有無、現在の状況。即時にわかるので、それによって企画が決まる。
 売れ行きの良かった著者の本や似たようなタイトルの本があきれるほど刊行されてしまうのはそのせいでもある。しゃべったものをまとめる類いの書籍も多くなっている。編集から流通まで、読者から著者まで、このような劣化は円環し、出版・読書環境は悪化の一途をたどっているのだ(後略)」

 子供の時から本を読む習慣をつけないと、このままだとお先真っ暗ということだろう。


 僕も一昨年、昨年と彩流社から本を出してもらったが、どのくらい売れたのかを教えてくれない。本にしてしまったものは、それをどうしたら売れるかなんて考えている暇がないのだろう。

 毎月、毎月、決まった数の本を出し続けなければならないから、というよりも、それが止まってしまったら、即倒産してしまうからだ。

 今、大手の出版社に新書版になるような内容の本の企画を持ち込んでいる。これはもう6ヶ月にもなるが、結論が出ない。新書版の責任者の編集長にお会いしてから、もう、3ヶ月にもなる。待たされるというのはイヤなものだ。

 僕が現役で出版をやっていた頃は、出す出さないは即決で決めた。社員がいないのだから会議など開く必要がまったくなかったからだ。

 渋谷のT百貨店の7階だかに、ワンフロア全部を使った書店がオープンした。本が売れない時代になぜと不思議に思ってしまうが、おそらく最初に棚をうずめる本は、各出版社が請求しない、タダの本なのだろう。そうでなければ、あれだけの書棚をうずめつくす本代を払ったら大変な金額になってしまうからだ。

 噂によると、建物そのものを建て替える計画があるそうで、書店ならすぐに撤退できるからということのようだ。

 僕も読書を始めようとしたら、歳のせいか目がしょぼしょぼして、長くは読んでいられない。何事も思うようにならないものだ。

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