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2011年3月 7日 (月)

クミコさんの素晴らしい歌!

 世の中にあまり名前が知られていなかったひとりの女性の歌手が、ついに昨年の大晦日のNHK紅白歌合戦に初出場した。

 その人は「クミコ」さんだ。「INORI〜祈り〜」は、広島に落とされた原爆に被爆して命を亡くした少女を歌った歌で、多くの人々を感動させた。

 クミコさんと僕との最初の出会いは、22年も前にさかのぼる。『薔薇族』が200号を発刊したのを記念して、新宿の「ヒルトンホテル」でお祝いの会を催したことがあった。

 そのとき、歌ってくれたのが最初だったと思う。ところがどうしてクミコさんと知り合ったのか、どうしても思い出せず気になっている。クミコさんが30代のときだったが...

 それから下北沢の喫茶店「イカール館」で何度も歌ってくれた。新潟の弥彦村の「ロマンの泉美術館」へも、ピアノの伴奏者の上條さんとふたりを招いて、何度か演奏会を開き、新潟の人たちを感動させた。

 ピアノの上條さんは女性だが、その演奏はダイナミックでクミコさんの歌を引き立てた。

 演奏会が終わってから、のんべの僕の女房を交えて、夜遅くまで談笑した楽しい思い出もある。

 朝日新聞に「届かなかったラブレターコンサート」の広告が大きく載っていて、会場が渋谷の「オーチャードホール」とあったので、近いから女房と行くことにしてチケットを購入した。

 一昨年の6月、銀座のキャバレー「白いばら」で、「裸の女房」の出版を祝う会を催したおりに案内状を出したところ、出席してくれて気軽に伴奏なしで歌ってくれた。

 昨年の11月の「やらないか!」の出版を祝う会には、紅白の出場も決まり、忙しくなって参会してもらえなかった。

 しばらくぶりにクミコさんに会いたいと思い、演奏会が終わってから楽屋を訪ねてもいいですか?と書いたハガキを送った。

 早速、返事が返ってきて「おハガキありがとうございます。『届かないラブレター』のコンサートにお越し下さるのですね。うれしいです。もちろん楽屋にお越し下さい!!この寒さと同じように世の中も厳しいのですが、文学さん、ずっとお元気でいらして下さい。クミコ」とある。

 2011年2月11日16時半開演、広いオーチャードホールは満席だった。

 クミコさん、紅白で歌った時のあの折り鶴をイメージした衣装で、アンコールに応えて「祈り」を歌ってくれて、拍手が鳴り止まなかった。

 楽屋を訪ねたら、多くのファンも来てたので、少し待っていると、楽屋を出て、あの衣装のままで廊下に出てきてくれて女房と抱き合った。

 テレビの画面ではわからなかったが、首の回りは折り鶴がたくさんついている。友人のカメラマンの中嶌君が撮影に来ていたので、一緒に写真を撮ってもらった。

 クミコさんの笑顔がいい。かわいい。そして美しい。苦労に苦労を重ねて売れない時代を生き抜いて生きてきたクミコさん。

 どんなに有名になってもえらぶらない。クミコさんはいつまでもクミコさんだ。

 Photo

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