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2011年3月28日 (月)

アウトローとして生き続けるぞ!

 宝島社文庫に『日本「アウトロー」列伝』(2007年5月刊、本体600円)という本がある。

 「アウトロー」って、なんのことかと思って、小学館刊行の「新選国語辞典」を開いてみたら、「法律を無視する人、無法者」とあるではないか。

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 喜ぶべきか、悲しむべきか、何とも言えないが、その本の中のひとりに僕が入っていて、別冊宝島の編集部が選んでくれたことをむしろ誇りに思っている。

 今度の東北関東の大地震、津波があって、テレビの画面に出てくる東京電力の社長、菅さんをはじめ政治家たちは、みんな小粒な人間ばかりで気骨のあるどっしりとした人間が見当たらない。こんな人間ばかりで日本は果たして復活できるのだろうか。

 僕が編集長として刊行した『薔薇族』は、警視庁の風紀係によって発禁処分を承けること4回、始末書を書かされたことが20数回にも及んだのだから、辞書にある通り「法律を無視する人、無法者」と言われても仕方がない。

 同じ雑誌で発禁4回もあって生き延びた雑誌はない。これは『薔薇族』を心の支えとして応援してくれた多数の読者がいてくれたからと感謝している。

 380号も僕は『薔薇族』を出し続けたが、「国立国会図書館」、ここは刊行された書籍、雑誌は納める義務が決められているので揃っているのは当然だが、オーストラリアの国立図書館、アメリカの名門大学のエール大学、コーネル大学にも全巻置いてくれている。早稲田大学、大宅壮一文庫にもあり、僕が死んでも、昭和という時代の日本のゲイ文化を研究している学者たちの資料として役立つことは間違いない。

 僕は、親父にバカにされた岩手県出身の小学校にもろくに通えなかったおふくろに似てしまったのか、生まれつき頭が悪い。しかし、辛抱強さは母親譲りかもしれない。

 こんな僕を入学させてくれた世田谷学園、駒沢大学には感謝しているので、誰にも負けないくらいの愛校心を持っている。

 僕が入学した頃の世田谷学園は、ヨタ中とさえ言われ、日本学園に入れなかった僕の他にも、世田谷学園い入ったものも何人もいた。

 最近、世田谷学園といえば、オリンピックで活躍した古賀とか、吉田とか名選手を輩出して、柔道といえば世田谷学園だったのが、最近、高校柔道界から名前が出て来なくなってしまった。

 いろんな事情があって柔道部はなくなってしまったようだ。勉強ができなければ入学できない東大などの一流大学に学生を送り込む進学校としての名声をかかげる学園に変わってしまい、今では東大にも何人も入り、慶応、早大などの一流大学に何十人も入るような学校に変身してしまった。

 僕の孫は代沢小学校の3年生だが、同級生の母親たちは子供を世田谷学園に入れたいという願いをもっていて評判がいいようだ。

 「ヨタ中」なんて、冗談にも言えなくなってしまった。世田谷学園が進学校として着々と実績を上げていることを批判することはない。自分の母校が有名な進学校になっていることを喜ぶべきだと思う。

 ただ言いたいことは、世の中、頭のいい人間ばかりはいない。いろんな人間がいるから世の中うまくいっている。

 僕は頭が悪いけれど、美意識とか、豊かな感性は持ち合わせていると思う。誰でも個性を伸ばして辛抱強く長く続ければ、いい仕事を残せる。僕は劣等生だったけれど、誰にも負けない仕事を残して死にたいものだ。その模範になりたい。アウトローとして...。

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