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2011年3月 5日 (土)

未知の世界に挑戦する限り老いない!

 僕が編集長をやっていた『薔薇族』が廃刊になってから、すでに7、8年になる。雑誌には「伊藤文学のひとりごと」というコーナーがあって、毎号、僕は様々なことを書き続けてきた。それらの原稿をまとめて本にしたのも何冊かある。

 『薔薇族』が廃刊になって、発表する場がなくなったとき、「お父さん、ブログをやってみたら?」と次男の嫁が声をかけてくれた。それから原稿用紙に4、5枚の原稿を書くと、嫁がネットで見れるようにしてくれていた。

 僕だけしか知らない話、『薔薇族』を長い間、出し続けてきて知った話、いろんな読者と出会った話、児童ポルノの問題など、僕しか発言できないようなことなども。

 次男の嫁が勤めに出るようになって、ブログの更新をできないと投げ出され、困っていた時に、僕の理解者というか、ファンというかのS氏が、僕に任せてくれと言ってくれて、S氏がここ数年、更新を続けてくれているので感謝していた。

 ブログの中から選び出してまとめた本「やらないか!『薔薇族』編集長による極私的ゲイ文化史論」(本体1800円、彩流社刊)も昨年、出版することができた。

 僕は今年の3月19日で79歳になる。よくぞ生きたものだと思う。親友はみんなこの世にいなくなり、寂しくなるばかりだ。

 ここ最近、ブログの更新が途絶えていたようだが、それはS氏の身辺に大変な事態が起きてしまったので、ブログの更新どころではなくなってしまったようだ。

 実は、ブログの原稿を書くのを止めようと決意していた。

 丁度、3月は卒業の月でもあるし、書くべきことはすべて書いてしまっているからだ。

 しかし、ブログの原稿を書くことが、僕の「生きている証し」のようになっていることは間違いないし、毎日、僕のブログを読んでくれている人が何百人もいるようなので、何があっても書き続けたい気持ちは十分にある。

 朝日新聞の3月3日付けの朝刊に、聖路加国際病院理事長の日野原重明さん、99歳の「挑戦する限り老いない」という記事が載っているのを読んだ。

 僕よりも20歳も年上の方だ。数年前、僕が会員になっている「雑学倶楽部」が、日野原さんに「雑学大賞」を贈るパーティを開いたことがあり、僕も出席してご挨拶したことがある。

 驚いたことに2時間ぐらいのパーティの席で、日野原さんは立ち通しで、一度も椅子に座らず、余興の似顔絵書きにもモデルとして参加された。

 僕はすでにパソコンなどをいじることを諦めてしまい、S氏の厄介になっているが、日野原先生は「今はパソコンが発達したおかげで、図書館に通わなくても文献検索が瞬時にでき、原稿用紙に時間をかけて手書きする必要もない。短時間で多くの情報を得て研究ができ、論文など生産物も多くなる。これまでの人生で、引退して悠々自適に過ごそうと思ったことはございません」と言われている。

 パソコンなど、僕にはできっこないと思い込んでいる僕は恥ずかしいし、情けない。

 「それと年を取ったから引退するのではなく、それまでやったことのない未知のものに挑戦してほしい」とも。

 ネットがない時代には、未知の世界に次々と挑戦してきた僕も、ちょっと今、とまどっている。

 S氏に電話したら、明日から僕のブログを更新してくれるという。

 よし!僕も未知の世界に再び挑戦する気力が湧いてきた!

 Photo

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