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2011年4月14日 (木)

寺山修司君が『薔薇族』に贈ってくれた生原稿を!

 「寺山修司と天井桟敷◎全ポスター展」が、2011年4月16日(土)から5月8日(日)(18日・25日は休廊)、渋谷の「ポスターハリスギャラリー」で開催される。

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 「1966年代から80年代半ばにかけて世界を駆け抜けて活躍した寺山修司が主催した『演劇実験室◎天井桟敷』。横尾忠則、栗津潔、宇野亜喜良、林静一、合田佐和子などの一流のアーティストが手がけたポスターは、時代を鋭く切り取りポスター自体が発するメッセージは今でも輝き続けています。現在美術的評価も高く、公演用に限られた数しか製作されなかったたま現存する枚数は僅かです。この貴重な機会をお見逃し無く!」とチラシに書いてあるが、この通りで、ぜひ、多くの人に見て頂きたい。

 1960年代という日本が最も活気に満ち満ちていた時代の息吹きを若い人にかぎとってもらいたい。

 僕は、赤坂のクラブ「スペース・カプセル」のチラシなどのデザインを受け持っておられた、栗津潔さんとも出会い、先妻の亡き舞踏家、伊藤ミカのポスターを3点もデザインしてくれた宇野亜喜良さん、多くの芸術家たちが拠点にして活躍していた原宿の「セントラルアパート」、その一室でアシスタントを何人も抱え、「マックス・ファクター」の専属デザイナーをしておられ、輝いていた宇野さんともここで出会った。

 林静一さんとは、我が家のすぐそばにあったギャラリーで知り合うことができた。

 今の沈滞している日本、ここから抜け出すには若者しかいない。若い力でもう一度活力を見つけ出してもらいたいものだ。

 「ポスターハリスカンパニー」の代表取締役である笹目浩之さんが、「PARCO出版」から昨年の10月に「ポスターを貼って生きてきた」(本体1600円)を出版された。

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 ギャラリーでも販売されているが、もちろんネットでも購入できる。あまり他人様の本を読まない僕が一気に読んでしまったほど面白かった。

 難しいことが書いてあれば読まないが、僕でも理解できる文章で老眼の僕でも読めるように文字も大きく、それにゴシック体、どうしても強調して読んでもらいたいところは文字を大きくしている。

 「僕の仕事はポスター貼りだ。演劇や映画、イベントのポスターを繁華街の居酒屋やバーの壁に貼るのだ。この仕事を始めて、もう30年になる」とはじめに書いている。

 僕も女房の舞踏家、伊藤ミカの旗揚げ公演の「オー嬢の物語」を再演もした。

 今はなくなってしまったが、新宿厚生年金会館の地下に小ホールがあり、椅子席が700席、3日間開催したのだから2100人もの観客を集めなければならない。

 その頃の舞踏家の公演は1回限りで、それも親族、友人、知人に義理でチケットを買ってもらうしかない。「ぴあ」なんて雑誌もなく、新聞も舞踏の公演なんて取り上げてくれない。

 その頃の「週刊新潮」の力は偉大だった。全くコネもないのに新潮社の受付を訪ね、会ってくれた記者がすぐさま記事にしてくれたが、その効果はものすごかった。当日売りの客が並んだのだから。

 その時代、ポスターを貼らせてくれるお店はほとんどなかった。笹目さんが長い時間をかけて仕事にしてしまったのは、ポスター貼りを体験をしている僕には頭が下がる思いがする。

 会場にはやっと見つけ出した寺山修司君が『薔薇族』50号の時に贈ってくれた詩の生原稿を展示するのでじっくり見てもらいたい。それと43年間、大事に保存してきた宇野さんのポスターB全判の迫力あるポスターも。

★『薔薇族』の注文の方法は、郵便局で1000円の定額小為替を購入し、下記までお送りください。155-0032 東京都世田谷区代沢3-9-5-202 伊藤文学宛

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★新しく『薔薇族』を置いてくれる古本店・「ビビビ」が下北沢にあります。〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-45-15 スズナリ横丁1F・北沢タウンホールの筋向いです。読者好みの古書が沢山置いてあります。電話03-3467-0085です。

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