« ヨタ中時代がなつかしい! | トップページ | ブログ再開いたします! »

2011年8月 8日 (月)

ぼくのブログは、これが最後です!

 1971年(昭和46年)に、日本初の同性愛の専門誌『薔薇族』を創刊し、雑誌のコード番号も取得し、日販、トーハンなど8社の取次店を通して、全国の書店の棚に並べることができました。
 あらゆるマスコミが取り上げてくれたお陰で、『薔薇族』の誌名は、知らない人はいないくらい知られるようになり、刷部数も号を増すごとに増え続け、同性愛は「異常でも変態でもない」ということが、浸透して読者の心に支えになったことは、うれしいことでした。
 ぼくも編集長として、「伊藤文学のひとりごと」という頁を作り、毎号、読者の悩みごとなどに応えてきました。編集後記も事細かく、その時代の直面した問題に、親身になって一緒に考え、またアドバイスもしてきました。
 ぼくの著書も10冊を超えましたが、ネットが登場してきて、世の中がすっかり変わり、『薔薇族』 は381号をもって廃刊に追い込まれてしまいました。
 書くということがなくなり、途方に暮れていた時に、次男の嫁が「おじいさん、ブログをやってみたら」と言われ、400字詰原稿用紙で4枚ほど書くと、ネットで見れるようにしてくれた。
 ブログって日記みたいなものだそうですが、『薔薇族』を35年も出し続けてきた体験から思ったことを書き始め、なんとそれから5、6年もなるでしょうか?
 次男の嫁も勤めに出るようになり、更新できないと言われ、困っていたら、30年来の友人のS君が引き受けてくれた。ところがS君も仕事が変わり、海外で働くことになって更新が出来なくなり、また偶然知り合ったY君が引き受けてくれた。
 ところがY君も仕事が忙しくなり、パソコンを打っていると、めまいがするようになり続けられなくなってしまった。
 47年間乗り続けてきた車の運転も、6月6日、アクセルとブレーキを踏み間違えるという事故を起こしてしまい、年も年なので、この機会に運転を止めることを決意しました。
 車にいっぱい『薔薇族』を積んで、何軒ものポルノ・ショップに運んだ思い出も浮ぶ。これも雑誌が厚くなってきて、とってもぼくの力では無理になり、息子に任せてしまいましたが。

 母校の世田谷学園の同窓会の役員も、役員会や、総会に欠席したことはありませんでしたが、これも辞めることにしました。
 ブログを自分でワープロに打ち、ネットに載せられるのならいいのですが、全くネットをいじったことがない人間が、こんなに長い間、多くの人に見てもらえるようにしてくれた、息子の嫁、そしてS君、Y君には感謝の言葉もありません。
 おそらく原稿用紙に数千枚は書いたでしょうが、そのうちの何分の一かをまとめて、『やらないか!』(彩流社刊)という本にして出版できたことも幸いでした。
 どんな方がぼくのブログを読んでいてくれているのか、全く知る由もありませんが、クロネコ・ヤマトの配達の若者に「見てますよ」なんて言われてびっくりしたり、街で見知らぬ女性に声を掛けられたり、ぼくが書いたつたない文章を読んでいるらしく、嬉しい限りでした。
 おそらく書き込みもあったのでしょうが、それに応えられなくてごめんなさい。本当にブログの文章を書くことが、生きている証しみたいに思っていたので、止めるのは何とも言えない寂しい気持ちだ。
 しかし、これで終わりではありません。まだまだいい仕事を続けますから、ご安心を!

Willy


『薔薇族』ご注文の方法は、80円切手7枚を封筒に入れてお送り下さい。
 〒155-0032 東京都世田谷区代沢3‐9‐5‐202 伊藤文学へ。
 クロネコヤマトのメール便ですぐにお送りいたします。


★永遠のベストセラー「愛の潤滑液 ラブオイル」 ぜひ、一度お試しあれ。

Nurnuru2 Nurnuru3

◆お求めはこちらから

|

« ヨタ中時代がなつかしい! | トップページ | ブログ再開いたします! »

コメント

間違えていました。前日ではありませんでしたね。
おっちょこちょいでありました。

投稿: chin | 2011年8月 9日 (火) 11時31分

本日は2011年9月9日。初めてこちらのブログを拝見しました。
『氏神様のお祭りはいつだったっけ?』と思い、ネットで調べていたところこちらへと導かれ来たのであります。
あの『薔薇族』の編集長・・・(こんな言い方、大変申し訳ありませんが、若い頃は、ほぼ未知の世界で興味本位の考えのみが悶々とした世界を勝手に作り上げてしまったのでした。)このような方だったのかぁ〜・・・と。
で、それはさておきまして、私が始めにたどり着いたのは、2009年9月15日の『さびれゆく北澤八幡宮の祭りを嘆く!』でありました。
この地に移り住んで33年になりますので、私も活気ある頃のお祭りを覚えています。ワクワクしていたのを覚えています。
それより以前は、更に楽しかったのだろうなと想像したのでした。
お行儀いいばかりだとつまらない。今でもたまに神輿同士のケンカがあったり乱暴な言葉が飛び交ったりすると、ドキドキもするけれど、年に一度の特別なことだから何があったとしても大丈夫。なんて思ったりするのでした。キチンと治める人もいるのですよね。それで秩序が保たれる・・・。
最近のお祭りはつまらなくなった・・・それでも毎年欠かさずお祭りには釣られて足を運んでいる私です。
さてさて、この先どのようになっていくのでしょうか?
それにしても前日でこのブログが最後の日だったとは・・・。もっと早くに知っていれば良かったです。
これからはバックナンバーを読んで楽しませていただきます。
有り難うございました。

投稿: chin | 2011年8月 9日 (火) 11時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/101967/52420332

この記事へのトラックバック一覧です: ぼくのブログは、これが最後です!:

« ヨタ中時代がなつかしい! | トップページ | ブログ再開いたします! »