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2011年10月17日 (月)

天災はいつ襲ってくるか分からない!

 ぼくの父親は明治38年生まれ、そして平成3年の9月8日に、86歳で亡くなっている。

 最近の日本でも、台風が襲来して大雨が降ると、あちこちで大きな被害が出ている。それは天災と呼ばれ、人間の力では防ぎようがない。
 以前、ぼくが住んでいた世田谷区の代沢5-2-11に、昭和7年に建てられた木造2階の家は、祖父の妹が建てた貸家としての家で、同じような家が2軒建っていた。確か家賃は25円だったと記憶している。
 その家と土地を買いとって、鉄筋コンクリート3階建ての家を建てたのは、『薔薇族』を創刊してから、4、5年後のことだった。
 子供の頃、台風がくると、雨戸がない硝子窓がむき出しの家だったので、強い風が吹くと家がゆれ、窓硝子がこわれるのではないかとこわかった。

 最近父親の荷物の中から、はがきを入れるアルバムを見つけ出した。デザインがアール・デコの時代の影響を受けたデザインで、後ろ側にローマ字で、東京牛込、伊藤祷一と書かれている。

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 その中に、明治43年8月12日の台風襲来のときと、翌年の明治44年7月26日、大暴雨惨事と印刷された絵葉書がある。
 その頃はテレビもないし、影像として残しておくには絵葉書として残すしかなかったのだろう。  
 明治43年8月12日の台風の折りには、「浅草公園大浸水」「浅草公園6区洪水の実況」「向島土手決潰工兵隊の作業」などと説明が書かれていて、腰のあたりまで水につかっている人々の写真だ。

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 翌年の44年7月16日にも大暴風の被害で家屋が倒潰したりしている。2年も続けて台風の被害があったということは、その後も低い土地では同じような被害がくり返されていたということだ。
 東京湾に津波が襲ってきたとしたら、東京はどういうことになるのだろうか。それがいつくるのか、それは誰にも分からない。

 最近は東京を直撃する台風がないけれど、この間の台風ぐらいでも、電車はとまり、大混乱になっている。この貴重な絵葉書から、何をわれわれは学ぶべきなのだろうか?

 関東大震災は、この絵葉書が作られてから15年後ということになる。政治家たちよ、一日も早く復興しないと、天災は次から次へやってくるのだから!

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