« 人に打ちあけられずに耐えしのんでいる少年愛者! | トップページ | 渋谷の洋服の「青山」に、駒大国文科出身の後輩がいたなんて! »

2011年12月 3日 (土)

抑圧された中で、永遠の解放を憧れ続ける! ―少年愛者の叫び!―

 37年も前に、ひとりの中学校の教師が、少年愛の人たちの世界が、いい方向にと思っていた夢や、希望がだんだんに悪い方に向いてしまっている。
 児童ポルノを持っているだけでも逮捕されてしまうなんて、無茶苦茶な条例が京都府の議会で通ってしまったのだから……。

「私たちは教育に情熱をかけることで、激しい欲望を懸命に解消している真面目な教師なのである。そして毎日、教えているクラスの好きな少年を思い浮かべながら、よい授業をすべく、明日の授業の教材研究に心血をそそいでいる。

 先日、朝日新聞の海外ニュースの欄で、アメリカのある教育学者が、「同性愛者は教育者にふさわしい」という研究論文を発表したことを報じていたが、私もその論旨に賛成である。
 なんといっても子供への愛情は、一般の教師より、ことのほか深いし、「差別と選別のための教育」と問題にされている現在、差別され疎外される者の気持を最もよく理解できるのが、ホモや少年愛のわれわれではないだろうか。非行に走りやすい子供をどこまでもあたたかく寛容に抱いてやれるのも。(中略)」

 少年愛者よ、頑張っていこう。私たちの苦しい姿の一部を紹介した。

 時おり耐えきれなくなって、犯罪者のらく印や、社会的失墜を恐れて、一生を悶々と老いていくのが馬鹿らしくなり、思いきった行動に出てしまおうなんて考えるときもあるが、やはり相手は未成年者がほとんどなんだから行動に及ぶことだけはまずい。
 これだけはお互い厳しく自戒しておくしかない。以前、伊藤編集長も書かれていたが、時おり少年愛の人の犯罪が新聞や、週刊誌にのるのは、気持がよく分かるだけに、とても悲しい。結果は当人と少年双方に、生涯、傷がつくだけである。

 しかし、考えようによれば、厳しく制限され、抑圧される中で永遠の解放を憧れ続ける姿こそ、真の恍惚境かもしれないのだ。よろこびというものは相対的なもので、欲望の解放が完全に保障された中では、真の幸福からは遠ざかる。
 われわれの感じる少年のエロチシズムは、女色者の見る女のエロチシズムより、はるかに神秘的ではあるまいか。

 ところで最後に同性愛に悩む少年諸君へ。一度君の学校のお気に入りの先生に相談してごらん。ひょっとすると、その先生も同じ悩みの持ち主かも知れないよ。とすれば生涯の友となって語り合えるかも。
 たとえそうでなくても、先生というのは普通、いろんなことに寛容で、個人的な秘密はもらさないものだ。
 もし怒ったり、他人にもらしたりする先生であれば、徹底して軽蔑してやればよい。」


 おく・かずひろさんという中学教師からの長文の投稿だ。もうとうに停年でやめられているだろうが、その後どんな生活を送っていることか。
「同性愛者は教育者にふさわしい」というアメリカの教育学者が論文を発表したとあるがぼくもその意見に共感する。

 少年を心底好きで教師になったのだから、教育に熱心なのは当然のことだ。しかし、ある教師と対談したことがあるが、その方は自分の教えた子に手をつけたらダメです。それぐらいの自制をしなきゃ、教職は務まりませんよ。心を抱くというのはやむをえないが、手を出すということは絶対に抑えないといけない。人生を生きていくうちに、タブーというものは必ずある、と。

 少しは、少年愛というものをご理解頂けただろうか。
23


//////////////////////////////////////////

第3回「伊藤文学と語る会」 
《『薔薇族』401号刊行記念~少年愛について考える~》
12月10日(土)午後2時~4時(予定) ※途中参加・中途退出も自由です。
会費なし(コーヒー代の実費のみ)
会場:下北沢 カフエ「邪宗門」
住所:東京都世田谷区代田1丁目31-1 TEL03-3410-7858
※ますます居場所を失いつつある〈少年愛者〉の問題について、みんなで考えます。当日は、二代目編集長である竜超による401号(700円)の販売も行ないます。

//////////////////////////////////////////

|

« 人に打ちあけられずに耐えしのんでいる少年愛者! | トップページ | 渋谷の洋服の「青山」に、駒大国文科出身の後輩がいたなんて! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 抑圧された中で、永遠の解放を憧れ続ける! ―少年愛者の叫び!―:

« 人に打ちあけられずに耐えしのんでいる少年愛者! | トップページ | 渋谷の洋服の「青山」に、駒大国文科出身の後輩がいたなんて! »