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2011年12月 5日 (月)

渋谷の洋服の「青山」に、駒大国文科出身の後輩がいたなんて!

 去年、買い求めた替えズボンが、太ってしまったために、はけなくなってしまった。すぐにやせることもできず、渋谷の洋服の「青山」にズボンを買いに行った。
 
 5Fの太目のズボンが置いてあるコーナーで、品定めをしていたら、目がぱっちりして笑顔がかわいい女性が応対してくれた。
 胴回りがなんと1米。学生時代の写真を見ると、別人のようにやせている。それがいつの間にか太って、体重が76kgを越すこともある。
 2本のズボンを選んで、寸法をとってくれた。なにかの話のはずみで、世田谷から出たことがないという話から、大学は駒沢大学だと言ったら、女性が「えっ」という顔をして「今年3月に私も駒大を卒業して、青山に入社しました。」
「それじゃ科は?」と聞いたら、国文科だという。「ぼくも国文科だよ」ということで、急に親近感を持ってしまった。
 国文科の卒業生って、そんなに多くはない。それに大半が地方から上京してきた学生がほとんどだから、出会うことはまれだ。
 下北沢の古書「ビビビ」のご主人が駒大国文科の出身だというので、驚いたことがあったが、本当に珍しい出会いかもしれない。
「卒論は何を書いたの?」と聞いたら、土井光裕教授の指導で、「全然の変遷について」だと言う。まったく「全然」理解できません。
 国文学というより、言語学の部類なのだろう。国文科で習ったことは、あまり役に立たない接客業だ。
 
 北海道は函館出身の廣瀬都子さん。名刺には「ファッションアドバイザー」と、肩書きにある。
「青山」に今年の4月に入社して、かなりきびしい訓練をしてから、店に配属されたのだろう。
 ご本人は接客業がやりたくて、30社も就職活動して「青山」に入れたのだそうだ。応対の仕方も板についている。
 話をするのに、「椅子に座ったら」と言っても床の上にひざをついて、しゃべっている。30社も面接したというので驚いたが、少ない方で、100社ぐらい面接する学生が多いのだそうだ。
 一度も他人さまに使われたことのないぼくには想像もできない。今の世の中、狂っている。大学を出ても卒業できる学生は、6割をわるという。
 若い人がこんな状態では、40代、50代の人が就職先をみつけるのは大変なことだろう。それも3年が終わる頃から就職活動を始めるというのだから、落ち着いて勉強などしていられないのでは。
 ぼくの長男が就職する頃は、バブルの時代、それも京都大学の理学部を出ているのだから各社からお呼びがかかって逆に選ぶのが大変だったのだから、今から考えると夢のような話だ。息子は「ソニー」に入社して、もう20年近くになる。
 その頃の印刷屋の社長は、沖縄にまで足を運んで、高校の先生につけ届けをして頼みこんで、働き手を探して歩いたものだ。
 
 誰がこんなひどい世の中にしてしまったのか。渋谷の駅前、センター街に入って、すぐ右側にある洋服の「青山」。三浦友和君をCMに使っている。
 今、「青山」は、半額セール中だ。駒大国文科出身の廣瀬都子さんが、笑顔で迎えてくれるから、ぜひ5Fの売場を訪ねてほしい。
 近く駒大国文科の同窓会があるので、最長老になってしまったぼくが、若い孫のような廣瀬都子さんを応援してあげようと思う。
 
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第3回「伊藤文学と語る会」 
《『薔薇族』401号刊行記念~少年愛について考える~》
12月10日(土)午後2時~4時(予定) ※途中参加・中途退出も自由です。
会費なし(コーヒー代の実費のみ)
会場:下北沢 カフエ「邪宗門」
住所:東京都世田谷区代田1丁目31-1 TEL03-3410-7858
※ますます居場所を失いつつある〈少年愛者〉の問題について、みんなで考えます。当日は、二代目編集長である竜超による401号(700円)の販売も行ないます。

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コメント

30行目「大学を出ても卒業できる学生は、6割をわるという。」卒業ではなく「大学を出ても就職できる学生は、6割をわるという。」で良いですか?

投稿: 光夫 | 2012年2月24日 (金) 07時13分

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