白毛の陰毛を贈ったんでは!
一週間に2本のブログを書くだけのことだが、たった400字詰め、原稿用紙に4枚書く、それが、書きなれているはずなのに、意外と大変なことなのだ。それも休みなく続けるということは。
他人さまのブログは、ネットを触ったことがない、ぼくには見ることはできないが、みんな何年も書き続けているのだろうか。
若いS君との出会いがあってからは、きちんと土曜日、月曜日に更新してくれているので、今年に入って見てくれている人が増えて、一日800人にもなっていることはうれしいことだ。
それが2月に入って、4日間ほど、ぼくのブログが見れなくなってしまったことがあった。それは「ニフティ」にお金を振り込んでいなかったためで、みなさんにご心配をかけたが、かえって復活後、増えているというS君の話なので、ほっとしているところだ。
ぼくのブログを見て、コメントを寄せてくれている人も多いが、S君が紙焼きにしたりして見せてくれているので、ぼくも目を通している。どしどし感想を寄せて下さい。
ただし、英文のコメントは、残念ながら読むことはできません。
年齢を重ねると、時間の経つのが早いこと、あっという間に一週間が過ぎてしまう。今度はブログに何を書こうかと考えているうちに、一、二日は過ぎてしまう。書く内容がきまれば、一、二時間もあれば書いてしまうのだが……。
最近はS君が土曜日のひる頃、わが家を訪ねてくれて、先週渡した二本のゲラを見せてくれ、また新しい原稿を二本渡すという作業をくり返している。
ぼくの著書に対しても、いろんな方が読後感を寄せてくれているのを読んでびっくり。著者にとって読んだ方から、ほめられるということは、こんなにうれしいことはない。
ますます励みになって、本を出すのをやめると宣言したものの、機会があれば本を出したいという意欲も湧いてきた。
カフエ「邪宗門」での「伊藤文学と語る会」も回を重ね、新しく参加してくれる方も増えているので、とりとめもない話しかできないが、3月10日(土)・午後2時から4時くらいまで、おしゃべりする。
女性の方、高齢者の方も大歓迎。どなたでもコーヒー代、500円しか頂きませんから気軽におでかけ下さい。
『薔薇族』の良き相棒だった、藤田竜君はアイデアマンで、奇想天外なことを考え出した。古い原稿の中から見つけ出した2枚の絵、じつに面白い。
ぼくの祖父、53歳で早死にしてしまった富士雄も、ユーモアのある人だったようだ。父の祷一は川柳家でもあったので、多くの作品を残し、ユーモアを解せる人だったが、内面(づら)が悪く、外面(づら)はいい人。
長生きをすればどこかでまた逢える
親父の川柳だが、ぼくも初恋の人と、かなりの年月が過ぎてから、偶然に出会い、亡くなるまで、お付き合いしていた。
心臓手術で亡くなった妹を看護してくれていた、19歳の看護婦さんにぼくは夢中になってしまったことがあった。群馬の館林の人で、しんの強い女性だった。生きていれば出会うことができるだろうか。
遠くから愛していればそれでよし
親父、あの女のことだな。恋多き親父は幸せ者だった。年齢のことは忘れて、ぼくも新しい恋人を見つけたいが、白毛の陰毛を贈ったんじゃ、相手にされないか。
藤田竜君、面白い人だった。
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第5回「伊藤文学と語る会」
3月10日(土)午後2時~4時(予定) ※途中参加・中途退出も自由です。
会費なし(コーヒー代の実費のみ)
会場:下北沢 カフエ「邪宗門」
住所:東京都世田谷区代田1丁目31-1 TEL03-3410-7858
※テーマなしで自由に語り合います。ぜひ、お出かけを!
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