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2012年5月 7日 (月)

福岡の人たちは心あたたまる人ばかりだ!

 鴎外の長女、作家の森茉莉さんが仕事場にして、毎日のように通いつめていた、茉莉さんファンにとっては聖地のような、カフエ「邪宗門」。そこを会場にして「伊藤文学と語る会」を開いているが、2012年4月21日(土)で、六回目を数える。
 石川県の金沢市から女子大生が来てくれたり、中国、上海出身の若者が現れたりで、ネットの威力を実感させられた。

 『薔薇族』はネットや携帯電話が普及するにつれて、部数が落ちこみ、廃刊に追いこまれてしまった。
 文章を書くことがなくなって落ちこんでいたぼくに、次男の嫁が「お父さん、原稿用紙に書いてくれれば、私がネットで見れるようにするから」と声をかけてくれた。
 今、ぼくのブログを更新してくれている若者は4代目だ。ラッキーなことに近所に住んでいるので、毎土曜日にわが家を訪ねてくれて、前に渡してあった原稿のゲラを見せてくれ、また新しい原稿を渡す。
 書きこみがあると見せてくれる。きちん、きちんと更新してくれているので、見てくれている人も全国的に増え、今や一日に千人近い人が見てくれているようだ。

 2年ぐらい前だったろうか、ブログを見てくれ、ぼくの本も買って読んでいる福岡市に住む女性と文通していた。
 デザインの仕事をしながら、劇団「スリッパーズ」の座員でもある。Mさんという女性だが、ぼくの名刺も作ってくれた。
「スリッパーズ」の主催者であるTさんは「大手門カフエ」の経営者でもあり、おひとりでお客さんの接客もしている女性だ。
 Tさんもぼくのブログを見てくれていて、なんと、「伊藤文学と語る会in福岡」を「大手門カフエ」で開催したいという申し入れがあった。
 埼玉県か、千葉県なら近くだが、九州の福岡なんていうと、あまり旅行をしないぼくにとっては遠いところと思ってしまう。
 まして国内線の飛行機は、十朱幸代さんと映画の宣伝のために大阪に行ったときのことしか記憶がない。ひとりでの旅行をあまりしたことがないのだから、心配ではあった。
 航空券などが送られてきてしまったので、行かないわけにはいかない。ホテルも2泊でセットになっているようだ。

 2012年4月14日(土)14時開会、会費¥2000とドリンク代は別会計になっている。
 成田は遠いが、羽田はわが家から近い。しばらくぶりに羽田に行ったが、広いのでびっくり。2時間足らずで福岡空港についたら、Mさんが笑顔で迎えにきてくれていた。

 福岡に地下鉄があるなんて知らなかった。25分ほどで「大濠公園」駅に着いた。お城のあとが公園になっているようだ。桜は散ってしまっていたが、八重桜が咲きはじめていた。
 家庭裁判所や、銀行の大きな建物が並んでいて、東京からはるばるやってきた感じがしない。街は煙草のすいがらも落ちていない清潔な感じだ。

「大手門カフエ」は初代の経営者が西洋骨董好きの人だったそうで、そこを気に入ってTさんが借り受けたそうだ。ぼく好みの落ち着いた店で、壁面にはぼくが贈った、カリフォルニアのフルーツ・ラベルを飾ってくれていた。

 14日の本番は感動的なひとときだった。チラシを外に貼ってあったのを見て参加した人もいたり、ぼくの本を何冊も図書館で借りて読んでいるという青年もいた。こんなに長くしゃべったことは記憶にない。みんな心のあたたかい人たちばかりだった。

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福岡市文学館の前に立つ文学

66b
大手門カフエの前で

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第7回「伊藤文学と語る会」 

5月19日(土)午後2時~4時(予定) ※途中参加・中途退出も自由です。
会費なし(コーヒー代の実費のみ)
会場:下北沢 カフエ「邪宗門」
住所:東京都世田谷区代田1丁目31-1 TEL03-3410-7858
※テーマなしで自由に語り合います。ぜひ、お出かけを!

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コメント

突然のコメント失礼致します
どちらに連絡したらよろしいかわからなかったのでこちらに書かせていただきます

現在 http://yaranaika.xsrv.jp/yjm/top.html
というホームページにて、薔薇族で掲載されていた山川純一先生の作品が無断で掲載されています

しかるべき対応をよろしくお願いします

投稿: | 2012年5月 8日 (火) 01時51分

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